こんにちは。kazunariです。
造作家具ってオシャレ感すごいありますよね?
家づくりをしていく中で造作家具はこだわりを入れられ、楽しみや醍醐味の一つではないでしょうか。
ただ、その裏には注意すべき点やデメリットも結構あり、注意しないと後で大きな後悔を生んでしまうものでもあると感じています。
実際、私は結構後悔している点があります。
今回、私の後悔ポイントをできる限りお伝えしたいと思いますので、同じような後悔をしない様、参考になれば幸いです。
・造作家具の採用前に、他の家具で代用できないか考えるべき。
・造作家具をは将来にわたって必要になるか考えるべき。
造作家具はオーダーメイドの一点もの
造作家具は一般的に大工工事で作ってもらう作り付けの家具を指します。
収納や棚、カウンターといったものがよく実例として見られます。
RoomClip(大工さん造作家具のインテリア・部屋の写真)に様々な実例が掲載されているので、色々と参考になります。
既製品の家具と異なり、オーダーメイドなので好みのサイズや色に合わせた一品ものができます。
また、作り付けなので、部屋に自然に溶け込み、スタイリッシュに見えやすいというメリットもあります。
ただ一方で、作り付けなので、一度付けてしまうと簡単に取り換え、取り外しができません。
そのため造作家具のプランを失敗するとリカバリーが難しく、後悔が大きくなりがちです。
後悔した造作家具
そして我が家の注文住宅でもいくつか造作家具を作ってもらいましたが、いくつか後悔してしまう点が出てきてしまいましたので、ご紹介したいと思います。
PC用カウンター
こちらは造作してもらったPC用のカウンターです。
サイズは幅1250mm、奥行500mmで作ってもらいました。
ぱっと見では伝わりにくいですが、使ってみると奥行500mmは結構スペースが足りないです。
また、座った際に脚のゆとりが少なく、パソコンを使いながらゆったりと座ることができません。
奥行を決める際は散々現場で雰囲気を確認しながら、なるべく邪魔にならないようにと決めたのですが、いざ使ってみるとあと100mmは欲しかったです。
後から調べてみると、奥行に関しての情報も色々とありました。
上記サイトを含む色々なところで、奥行は600mm以上を推奨していました。
現場で悩んでるときに、ネットでちょっと調べておけば防げた後悔でした。。。
できるだけデスク上のスペースを確保するため、モニタースタンドを使ったりとやりくりをしています。
造作家具の場合、こういったサイズの失敗をしてしまうと、リカバリーが実質不可能です。
仕様はめちゃくちゃ慎重に考えてください。
収納付き小上がり
色々なモデルハウスを見学するとオシャレな小上がりがいい感じでありました。
何となくいいなと思い、せっかく注文住宅にするのだからと、2畳ほどの小上がりを付けてもらいました。
収納もあるのでスペースの有効活用ができる!と期待していたのですが、段差がある分小上がりのスペースとしては使いづらくなってしまいました。
また、子供が幼いうちは小上がりから落ちることもあり、目が離せなかったのも想定外でした。
あと、2畳ではかなり狭く、畳で寝転がるのもちょっと窮屈です。
小上がりは付けるならばもっと広く、若しくは中途半端な大きさになるなら付けない、のどちらかにすべきでした。
モデルハウスの良い感じを中途半端に再現した結果、後悔を生むことになりました。
収納棚
間取りを決める際には収納場所はかなり意識しました。
後々、収納場所に困らないようにとかなりの床面積を収納場所に取ったと思います。
LDKにも写真の様な大きな収納を作り、可動棚を付けてもらいました。
大容量で沢山のものが入るのですが、ここでも後悔ポイントはあります。
その後悔ポイントはここでも奥行です。
PCデスクは奥行きが狭く使いづらかったのですが、今回は逆に奥行きがありすぎて使いづらくなっています。
棚の奥行は550mmあるのですが、こんなに必要ありませんでした。
手前の350mm程度でだいたいの物が収納できてしまい、奥の200mmを持て余します。
手前と奥で別の物を収納できますが、奥の方がとても取りづらくなります。
結局大きな収納内でかなり無駄なスペースが出来てしまい、その分部屋を広くしたかったなと感じています。
収納もでかけりゃいいってもんじゃないってことを痛感しました。
造作家具を注文する時の注意点
いくつか私の造作家具に関する後悔ポイントをお伝えしましたが、造作家具は注意しないと結構後悔しやすいカテゴリーだと感じました。
実際に後悔してみて、注文前にこういう点を注意すべきだったと思うことをまとめてみました。
本当に造作家具である必要があるか
私のPC用カウンターは造作家具である必要はなかったと感じています。
部屋にすっきりなじんではいますが、それ以上にサイズが合わずに変更できない、取り外せないといったデメリットが目立っています。
造作家具は一度付けたら変更が利かないため、かなりリスキーなものです。
造作家具を考える前に一般的な家具で十分でないか検討すべきです。
モデルハウスと実際のサイズ感の違いを認識する
我が家の小上がりは完全にモデルハウスのイメージに引っ張られています。
豪華なモデルハウスのイメージを我が家のリアルサイズに落とし込もうとして、中途半端なサイズになってしまったと思います。
モデルハウスでの造作家具のアイデアを自分の家に落とし込む場合は、リサイズされることによる影響をしっかりと検討すべきです。
将来にわたって必要であるか
私たちはライフステージの変化にともない、住み方も変化してきます。
しかし、造作家具は一度付ける簡単に取り外すことができません。
採用予定の造作家具が将来に渡って活躍する見込みがあるかもしっかり検討すべきです。
造作家具によって、住み方の柔軟性はやはり低下してしまうと思います。
オシャレだからと安易に造作家具に飛びつくのはやめた方が無難です。
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まとめ
今回は造作家具について私の後悔を中心にまとめてみました。
私の家づくりの中でも造作家具に関しては特に後悔が多い部分だと感じています。
すごくおしゃれなイメージがありますが、その裏にはデメリットも潜んでいるので十分に検討して採用していただければと思います。
そのほかの家づくりの後悔に関して詳しくは、
この「【注文住宅】住んでから多数判明!!我が家の後悔ポイントたち」も是非ご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。