こんにちは。kazunariです。
今回は我が家のキッチンに付いている、水栓金具を分解、洗浄した話をまとめてみました。
使い始めて4年ほど経ちますが、一切洗浄をしてこなかったため、かなり内部に汚れが溜まっていました。
意外と簡単にできて、効果が高かったので、その方法をご紹介したいと思います。
我が家のキッチン水栓
我が家のキッチンに付いている水栓と洗浄する前に見られた症状についてまとめました。
水栓タイプ
我が家の水栓はLIXILのJF-AD461SYX型です。
蛇口と浄水カートリッジが一体となっているオールインワンタイプの水栓金具です。
蛇口横のレバーで浄水やシャワー、ストレートな水道水の切り替えができます。
洗浄前の詰まり症状
そもそも蛇口を洗浄をしようと思ったのは、水の出方が変になってきたからです。
浄水や水道水をストレートで出すと、水の勢いが強く、水流の形も乱れていました。
おそらく蛇口内部のどこかが一部詰まってしまい、水圧が偏って勢いが強く、乱れた水流を発生させていると思われました。
この様な症状が水を出す時に半分くらいの確率で起きていました。
我が家はキッチン水栓にフットスイッチを付けていて、フットスイッチのオンオフで水を出したり止めたりします(フットスイッチに関しての記事はこちら)。
フットスイッチ使用の場合、水栓蛇口は常に開きっぱなしで、フットスイッチの方で出す、止めるを操作します。
そのため、正常な水栓であればフットスイッチの操作で常に一定の水量が出るはずなのですが、先ほど説明した症状のため、急に勢いが強い水が出ることがあり、飛び散り濡れてしまうといったプチハプニングもたびたび起きていました。
これがたびたび起きると結構ストレスになるんですよね。
洗浄の手順
では、実際にどのように洗浄を行ったか、写真を交えながらご説明したいと思います。
我が家の機種だけの方法になるかもしれませんが、同じLIXIL製品であれば共通する点は多いのではないでしょうか。
ちなみにLIXILのHPにもお手入れ情報がありましたが、我が家の水栓に関しては載っていませんでした。
分解
まずは、浄水カートリッジを取り換える時と同様に蛇口の先端を取り外します。
写真は先端を裏側から見た状態です。
そして、散水板(吐出口周囲の板)にあるツマミを反時計回りに回すと、散水板が外れ内部のパーツが出てきます。
ちなみにこのツマミはかなり硬かったです。
使い始めて4年間、一切洗浄をしてこなかったためか、かなりカチカチでした。
散水板を硬いもので叩いたりして、衝撃を与えてカチカチを緩めて何とか取ることが出来ました。
散水板を外すと以下の様なパーツ構成で分解できます。
分解時の写真を撮り忘れてしまい、洗浄後の写真になってしまったのですが、分解時はやはり結構汚かったです。
細かいパーツがいくつかあるので、無くさないように注意が必要だと感じました。
洗浄
パーツをそれぞれ分解したらそれぞれ洗浄していきます。
パーツには浄水カートリッジのカス?の様なものがかなりついていました。
これを歯ブラシでゴシゴシしつつ、水ですすいでを繰り返しました。
重曹とクエン酸で浸け置きするのもいいと思います。
また、蛇口先端のボディ内部も水ですすいでみると、カビの様な黒片が大量に出てきました。
4年も洗浄していないと、こんなに汚くなるのかと驚きました。
いつもこんな汚いところから出た水を飲んでいたとは。。。
細かいパーツもしっかりと磨きます。
写真のストレーナーは茶色くなっていましたが、歯ブラシ磨きでしっかりと元の銀色に戻りました。
組み立て
全てのパーツの洗浄が終わったら、分解と逆の手順で組み立てていきます。
散水板をはめてツマミを元の位置に戻す際にも結構力が必要でした。
ツマミを折ってしまわないように注意が必要です。
組み立てまでで、30分程度あればできるかと思います。
洗浄後の水流
さて、洗浄もしっかりと行い、組み立てて水を流してみました。
すると・・・
なんということでしょう!!
水の出方が恐ろしく穏やかになりました!!
以前の様な無駄な勢いは一切なくなりました。
そして水流がめちゃくちゃ透明に見えます。
以前はおそらく汚れなどで水流が乱れ、気泡を抱えていたために少し濁って見えていたのでしょう。
また、水の出る音も静かになりました。
これも詰まりなどが無くなった恩恵だと思います。
溜まった汚れがどれほど影響を与えていたのかがよく分かります。
まとめ
今回はキッチン水栓の洗浄と非常に地味なところに焦点を当ててみました。
地味なのですが、実際に洗浄してみるとすごく汚れている事が分かりましたし、洗浄後の水の流れを見ると感動を覚えるレベルで変わります。
まだ一度も洗浄したことないという方は、そこまで大変な作業でもないので、ぜひ一度洗浄してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。