こんにちは。kazunariです。
全自動ディーガを2年ほど愛用しています。
パナソニックの「ディーガ」はスマホアプリとの連携が非常に便利で、様々なメーカーの中でも最もおすすめのレコーダーです。
そのディーガの中でも、チャンネル録画の機能を搭載しているモデルは全自動ディーガと呼ばれます。
指定したチャンネルを数日分、全て録画し、保存されているため、見たい番組や、過去の見たかった番組を逃すことがほぼありません。
ディーガを買うなら、絶対全自動ディーガがおすすめです!
チャンネル録画に関して詳しくは、
この「【全自動ディーガ】チャンネル録画と通常録画の違いと使い分け方は?」も是非ご覧ください。
ただ、全自動ディーガのラインナップを比較しようとすると、その比較項目が多いため、どれを購入すべきか判断するのが難しいです。
私も実際に、以前全自動ディーガの購入検討していたときは、かなり惑わされました。
ですが実は、全自動ディーガを選ぶ際に本当に比較すべきスペックは、そんなに多くありません。
そこで、全自動ディーガを実際に使っている経験を基に、全自動ディーガを選ぶうえで重視すべきスペックや、おすすめの機種をお伝えします。
この記事で、買うべき全自動ディーガがきっと見つかりますよ。
ぜひ最後までご覧ください。
別記事で、ディーガの品番の見分け方についてもまとめています。
ディーガの品番に関して詳しくは、
この「【もう迷わない!!】複雑なディーガの品番の見分け方、お伝えします。」
も是非ご覧ください。
比較すべきスペック項目
全自動ディーガは2022年現在、公式の比較表では5機種がラインナップされています。
スペックの項目がとにかく多くて、大変比較しづらいです。
ただ、どうでもいいものから重要なものまで、かなり幅広いので、特に比較すべきスペックだけをしっかりお伝えします。
特に重要なスペックは以下の項目です。
それぞれについて、詳しくお伝えします。
ちなみに、ディーガのウリであるスマホアプリとの連携は、全機種で標準対応しています。
ディーガのスマホアプリに関して詳しくは、
この「【1年使ってみた】どこでもディーガとは?良かった点と微妙だった点を徹底解説」
も是非ご覧ください。
HDD容量
HDDの容量は全自動ディーガにとっては非常に重要です。
なぜなら、HDDの容量に応じて、通常の録画番組の録画時間に影響するのはもちろん、チャンネル録画で自動録画された番組の残しておける期間も変わるからです。
チャンネル録画は常に最新の番組を録画しながら、最も古い録画番組を消去していきます。
ですので、様々な過去の番組を見られる機能なのに、十分なHDD容量がないと、すぐに消えて見れなくなってしまう可能性があります。
見よう、見よう、と思っているうちに消えてしまうことがあります。
消えないように保存もできますが、まだいいやと思っているうちに消えてたりします。
これでは、チャンネル録画のメリットを活かしきれません。
ですので、HDDの容量は全自動ディーガにとっては大切なスペックの一つになります。
チューナー数とチューナーの構成
チューナー数とその構成も、全自動ディーガを選ぶうえで大変重要です。
なぜなら、チューナーは用途によって種類があり、それぞれのチューナー数によって利便さが変わるからです。
全自動ディーガのチューナーは、その用途から3種類に分けられます。
- チャンネル録画専用チューナー
- チャンネル録画・通常録画兼用チューナー
- 通常録画専用チューナー
それぞれの名前の通り、チャンネル録画用か通常録画用かで分けられています。
それぞれ専用チューナーがあり、それとは別にチャンネル録画と通常録画の兼用チューナーが搭載されています。
この兼用チューナーの役割りを好みで設定するわけですね。
チャンネル録画できる放送局を増やしたいのか、同時刻に複数の通常録画したいのか、それによって変わってきます。
ただし、この兼用チューナーの搭載数は全機種2で設定されているため、実際のところ選択肢はあまり多くありません。
チューナー数は上位グレードと下位グレードで2種類に分かれます。
上位グレードは総チューナー数が11。
下位グレードの総チューナー数は7です。
そして、問題なのは下位グレードの4X602、2X302、2X202です。
これらは
- チャンネル録画専用チューナーが4
- 兼用チューナーが2
- 通常録画専用チューナーが1
の計7チューナーを搭載しています。
ということは、チャンネル録画は最大で6チャンネル可能となります。
しかし、この場合通常録画は1チャンネルしかできないため、同時刻に2番組の録画ができなくなります。
それは少し心許ないですよね。
しかし、そのためにチャンネル録画のチャンネル数を減らすと、見たかった番組を逃す恐れがあります。
そうです、下位グレードのチューナー数では、お住いの地域によってはチューナー数が不足しがちになるのです。
じゃあ上位機種にしようと思われるかもしれませんが、上位機種にすると、
4X602から4X1002にグレードアップすると、134,640の増額。
と、かなりのコストアップとなってしまいます。
ですので、チューナー数が多い利便性を重視するか、コスパを重視するか、迷いどころになります。
4K放送対応情報
全自動ディーガは大きく、4K放送対応機種と非対応機種の2つに分けられます。
品番のDMR-の後の数字が4なら4K対応、2なら非対応です。
4K放送ではフルハイビジョンの4倍の画素数で視聴が可能となるため、非常に美しい映像が楽しめます。
もちろん録画も可能です。
ただし、注意しなければならないのが4K対応の全自動ディーガだけでは、4K放送は視聴できません。
その他にも、以下の準備が必要です。
- 4K対応テレビ
- 4K対応アンテナ
- 4K対応HDMIケーブル
これらが無いと、4K放送の視聴は結構ハードルが高いです。
4K対応のディーガはすでに環境が整っている方に、おすすめです。
Ultra HDブルーレイ対応情報
Ultra HDブルーレイは簡単に言えば、4K版のブルーレイです。
通常のブルーレイとは異なるものなので、対応機種でないと再生できません。
4K放送と同様に解像度の高い映像が楽しめます。
こちらも4K放送と同様に4K対応のテレビが必要です。
しかし、4K対応テレビでなくてもテレビの性能に合わせて、自動で画質がダウングレードされるため、コンテンツ自体は楽しめます。
ダウングレードされるとUltra HDのメリットを消してしまうんですけどね。
価格
もしかしたら、これが一番大事な項目かもしれませんね。
全自動ディーガは正直かなり高い買い物だと思います。
そして、スペックの違いによって、価格差がすごくあります。
一番安いDMR-2X202で67,320円、一番高いDMR-4X1002だと306,900円にもなります。
一番安くても7万近いですし、最上グレードは30万越え。。。
スペック選びは大事ですね。
ですので、より慎重に自分に合うスペックのものを選ぶ必要があります。
スペックまとめ
これまで説明したスペックを、表にして書き出してみました。
スペックの違いが、分かりやすくなりました。
やはり4Kモデルはかなり高額になります。
ぜひ参考にしていただければと思います。
おすすめの機種は?
では、実際に購入する際には、どれを選ぶべきでしょうか?
全自動ディーガを実際に使っている私の個人的なおすすめは、以下の2機種です。
スペック重視なら、DMR-2X602
その中でも、特に強いこだわりがない方はDMR-2X202一択だと思います。
以下に理由をご説明します。
4K放送はまだハードルが高い
まず、どちらも4K放送、Ultra HDブルーレイには対応していないモデルです。
高画質なコンテンツが楽しめるメリットはありますが、レコーダーだけでなく、テレビなど他の機材も4Kに対応させる必要があり、いまだ4K放送のハードルは高いと思います。
4K対応モデルはただでさえ高いのに、さらに他の機材も4K対応にしようとすると、コストはかなり大きくなります。
すでに4K放送の環境が整っている方以外は、よほどこだわりが無ければハイビジョン画質で十分だと思います。
チューナーの数で選ぶ
4K対応モデルは見送るべきとお伝えしました。
そうすると、残りは以下の3モデルです。
- DMR-2X602
- DMR-2X302
- DMR-2X202
これらの機種のスペックの違いは、HDD容量とチューナー数です。
ですが、着目すべきはチューナー数だけで十分です。
なぜなら、HDD容量は後から外付けで増やせるからです。
HDD容量だけ異なるDMR-2X302とDMR-2X202は、およそ22,000円の差がありますが、容量差は1TBです。
外付けのHDDであれば、1TBでも6,000円ほどでも購入可能です。
2TBでも1万円以内で済みます。
ですので、HDD容量でディーガを選ぶべきではなく、DMR-2X302は候補から外れます。
楽天市場で外付けハードディスクを探す。そうしますと、残る選択肢はDMR-2X602とDMR-2X202になります。
この2機種では、チューナーの搭載数が大きく異なります。
ついでに言うと、価格もかなり違いがあります。
比較表で見比べると、こんな感じです。
価格差が10万円近くありますね。
この価格差の時点で、DMR-2X202しか選択肢がないような気もしますね。
ただ一方で、チューナー数は全自動ディーガにとって非常に重要です。
実際、私はDMR-2X202の先代機種のDMR-2X200を使っています。
チューナー数は同じで、総数は7です。
その中で、チャンネル録画と通常録画の振り分けは以下の通りにしています。
- チャンネル録画:4
- 通常録画:3
やはり、チャンネル録画数が4だと、録画の漏れが出てきます。
ただ、通常録画の方でも、同時刻に3番組録りたいこともあるので、チャンネル録画の方に割り当てるチューナーの余裕がありません。
通常録画は、スマホアプリに持ち出す際に必要な、データ処理をあらかじめ行ってくれます。
この処理のおかげで、アプリへの持ち出しが素早く行えるため、アプリユーザーは通常録画も必須です。
そこまで不満はないですが、もう少しチューナー数は欲しいなと感じることはあります。
特に全番組を録画しておきたいと思う方は、かなり物足りなく感じるかもしれません。
ですので、そういった方はDMR-2X602も選択肢に加えてもいいと思います。
以上の点から、
全番組をチャンネル録画したい方は、DMR-2X602がオススメ。
という結論に至ります。
一番お手頃なDMR-2X202ですが、この機種で十分ディーガの魅力を味わうことができます。
スマホアプリの連携とチャンネル録画が使えるので、これだけでテレビとの付き合い方が相当変わります。
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型落ちの選択は?
型落ちモデルを狙うのは全然アリだと思います。
なぜなら、
旧モデルでも基本的な機能は十分搭載されていて、リニューアルしても大きな変更点はない。
という理由の為です。
例えば、一番おススメしているDMR-2X202と、旧モデルのDMR-2X200の主な違いは以下の点です。
- おすすめ録画一覧機能が追加
- AIおすすめ機能が追加
- チャンネル録画番組の表示番組数が増加
ディーガがおすすめ番組を提示してくれたり、UIの改善くらいで、大きな変更点は本当にないですね。
ですので、基本的にコスパ重視される場合、型落ちモデルも検討されるべきかと思います。
ただし、大きな変更点が無いためか、新旧の価格をAmazonで比較すると、
旧モデルのDMR-2X200は、63,000円。
というように、旧モデルでも意外と値崩れしていません。
それでも安いことには変わりないので、旧モデルも積極的に検討してみてください。
楽天市場で旧モデルのDMR-2X200を探す。ちなみに、もう一つのおすすめのDMR-2X602は旧モデルがありません。
まとめ
今回、全自動ディーガの選び方とおススメをお伝えしました。
・強いこだわりがなければ、DMR-2X202がおすすめ
・型落ちもありだが、意外と安くならない。
結局、一番お手頃なDMR-2X202がおすすめになりましたが、このモデルで十分ディーガを満喫できます。
それ以上はオーバースペックになりがちなので、慎重に検討していただければと思います。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
別記事でディーガができることや特徴についてもまとめています。
こちらもご参照ください。
ディーガのまとめに関して詳しくは、
この「パナソニックのブルーレイレコーダー ディーガの特徴まとめてみた。」も是非ご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。