こんにちは。kazunariです。
趣味にカメラなんてどうですか??
子供が生まれてからきれいな写真が撮りたくて、超初心者ですがEOS KISS Mでカメラデビューしてみました。
色々とカメラの詳細な説明をしているサイトはありますが、初心者のレビューはあまり見かけないような気がしたので、初心者視点で私の感想を書いてみました。
2022年現在、最新型として「EOS KISS M2」が発売されていますが、先代のこの「EOS KISS M」とそこまで大きな違いがないので、本レビューでも十分参考になるかと思います。
これからカメラを始めてみようとしている方に参考になれば幸いです。
・スマホやPCとの連携も簡単で画像の転送がラク。
・日常的な使用頻度はあまり高くないが、大事なイベントですごく活躍してくれる。
・レンズの追加でさらに楽しさが広がる。
EOS KISS M2との違い
引用元:Canon HP
私が所持しているEOS KISS Mは2018年の3月に発売されました。
そして、その後2020年11月にその後継機であるEOS KISS M2が発売されています。
M2になった大きな違いは以下の点です。
・画面タップでピントを合わせる被写体の選択が可能に。
そんなに大きな違いはなく、画質的には同じです。
そのため、M2の購入を考えている方も、先代のMのレビューも十分参考になるかと思います。
価格的にEOS KISS Mの方が安くなるので、先代機を選択するのもアリですね。
EOS KISS Mを選んだ理由
初心者の私がEOS KISS Mを選んだ理由は非常に単純です。
当時、雑誌やネットでミラーレス一眼のエントリーモデルとして非常にオススメされていたためです。
雑誌などではエントリーモデルの価格でありながら、性能が非常に良いとのことだったので、その情報を鵜呑みにして購入しました。
Canonというブランドに信頼もしていたのも理由の一つにあります。
細かい性能等は比べてもよく分からなかったので、一番王道そうなものを選んだって感じです。
初心者の私が使ってみた印象
初心者が使ってみた感想を色々な面からまとめてみました。
結論としては、簡単にそれっぽい写真が撮れて、スマホやPCとの連携も簡単に出来るので非常に満足しています。
素晴らしい性能や機能が沢山あると思いますが、初心者が使いこなせる範囲での感想となるので、その点ご理解の上、読んでいただければ幸いです。
画質に関して
画質はやっぱりいいですね。
初心者の私でも苦労なくいい感じの写真が撮れます。
スマートフォンと撮り比べると雰囲気が違うなと思います。
逆光の中ペットボトルを撮り比べてみました。
被写体が鮮やかで結構違いが判りますね。
生まれたばかりの娘を撮っていると、撮影が止まらなくなります。
望遠レンズを使ってアイドルのライブでも撮ってみましたが、暗めのステージでも初心者ながら結構いい感じに撮れているのではないでしょうか。
オートフォーカスと手ぶれ補正機能がしっかりと効いています。
初心者には非常にありがたいです。
ライブ後に写真を見返して、ライブの余韻にずっと浸っていられます。
余談ですが、ライブ時の撮影ルールは事前に確認が必要ですので注意してください。
撮影モードが色々あり、ダイヤル操作で選べますが、基本的にAv(絞り優先)モードしか使っていません。
簡単にそれっぽく撮れればいいやとなると、そこまでモードのこだわりを持つまでにはなりませんでした。
他にもいろいろなモードありますが、初心者の私には使いこなせていません。
もう少し色々と使いこなせるようになりたいんですけどね。
ハード面に関して
本体はミラーレスだけあって割とコンパクトに感じます。
本体だけで約390gと軽い部類に入るかと思います。
カラーは黒と白がありますが、断然白の方がオシャレな気がして、迷うことなく白を選びました。
可愛い外観で今でも白で良かったと思っています。
背面の液晶画面が動かせるのも気に入っています。
ハイアングルやローアングルでの撮影もラクラクです。
バッテリーに関して
バッテリーは本体から取り出して充電する必要があります。
いちいち本体からバッテリーを取り出して、専用の充電器を使うのは面倒に感じます。
どうせなら本体ごと充電できるようにしてほしかったです。
バッテリーの持ちに関しては、ライトユーザーの私からしたらそんなに不満はありません。
持ち出すときは毎回フル充電していますが、途中で電池切れを起こしたことはありません。
1回の充電で1,400枚くらい撮影したこともあります。
一日外に持ち出して、帰宅後にパソコンやスマホに通信機能を使って撮った写真を転送すると8割くらい使う印象です。
キットに関して
キットの選択はちょっと難しいと思いました。
EOS KISS Mにはいくつかレンズの構成が異なる以下のキットがあります。
おおまかな種類としては、カメラ本体だけ、レンズ1種類が付くタイプ、レンズ2種類が付くタイプに分かれますね。
そこからさらにレンズの種類が変わってくることになります。
初心者にとってはレンズが2種類付いてくる「ダブル」のキットがお得で良いですよね。
そして、私は単焦点レンズが付いているEOS Kiss M・ダブルレンズキットにしました。
理由としては、単焦点レンズで撮れる、ボケ感のある写真に憧れがあったためです。
娘のシルバニアファミリーを撮ってみました。
こんな感じで手前の被写体がしっかりとして奥がボケてる写真ですね。
こういう写真が撮れると買ってよかったなと思いますよ。
そして、少しズームしたり、ヒキの画が撮りたいときには、ズームレンズを使うという感じで使い分けています。
ただ、後述しますが初心者の私には単焦点レンズはなかなか使いこなすのが難しく、ズームレンズばかり使いがちになってしまいました。
また、望遠レンズがあった方が良かったなと感じることが多々出てきて、「ダブルズームキット」の方を買えばよかったと後悔しました。
後から同じ望遠レンズを買い足すこともできますが、レンズ単品で買い足すと結構割高になります。
そして、同じ望遠レンズを後から購入するのであれば、予算を少し増やしてもっと性能の良い望遠レンズが買えます。
実際、私は後から「EF70-300mm F4-5.6 IS II USM」という望遠レンズを買い足しました。
この望遠レンズが非常に優れモノでカメラの楽しさを何倍にも高めてくれました。
なので、結果的にダブルレンズキットの選択で良かったと思います。
購入前にどのような写真を撮りたいかだけでなく、今後どのようなレンズを買い足すかによってもキットの選択が変わるので、キットの選択はかなり迷うところかと感じました。
とりあえず最初のキットだけでいろいろ撮りたい方は、ダブルズームキットの方が撮影の幅が広くお勧めです。
付属レンズに関して
色々なレンズを付け替えられるのもカメラの楽しみの一つかと思います。
私が購入したダブルレンズキットには、標準的なズームレンズ「EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM 」と単焦点レンズ「EF-M22mm F2 STM 」が付属していました。
初心者の私ですが、それぞれのレンズの印象をお伝えしてみます。
EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM
こちらは標準的なズームレンズです。
基本的にはこのレンズをいつも使っています。
理由は単純で、被写体に対して寄ったり、引いたりが簡単に出来るからです。
これくらい寄ったり引いたりできます。
何枚も取りながら微妙に画面中の被写体の大きさを変えられるので、撮っていても楽しいです。
ただ、そこまでズームはできないので、遠い被写体を撮ることには適しません。
EF-M22mm F2 STM
こちらは焦点が固定されている単焦点レンズです。
いわゆるパンケーキレンズです。
単焦点レンズはボケ感のある写真が撮れるので、これが楽しくて購入した当初はこのレンズばかり使っていました。
しかし、乳幼児で寝転がっている娘を撮るだけならば大活躍するのですが、娘が大きくなって外に出て動きまわるようになるとちょっとこのレンズで撮るのが大変になってきます。
初心者には少し難易度の高いレンズな印象でした。
機能に関して
EOS KISS Mの便利な機能としては、スマートフォンのアプリとの連携があります。
スマートフォンアプリ「Camera Conect」でEOS KISS Mと接続することで、以下のことができるようになります。
・カメラの画像をスマホに転送できる。
・スマホから遠隔でシャッターが切れる。
一番メインで使うのがスマホへの画像の転送です。
カメラとスマホをアプリで接続したら、あとは画像を選ぶだけの簡単操作です。
アイドルのライブ帰りに電車の中で撮った写真を見返して、厳選写真をスマホに転送するのもかなり楽しいです。
遠隔でのカメラ操作もちょこちょこ使っています。
画像はスマホアプリの画面です。
スマホからカメラのリアルタイム画像が映されています。
もちろんシャッター操作も可能です。
集合写真の様ないつもはタイマーを使う場面で、慌てずに撮影できます。
こういうスマホとの連携機能ってかなり便利で進んでるなーと感心させられます。
また、パソコンとは「Image Transfer Utility 2」を使うことで、カメラと無線接続でき、画像を転送することができます。
これも非常にラクに画像が転送できるので、重宝している機能です。
写真は日付ごとにフォルダ分けされて、保存してくれます。
3年使い続けて感じたこと
EOS KISS Mを買ってから3年ほど経ちました。
結論としては、EOS KISS Mを買って本当に良かったと思っています。
初心者の私でも使いやすく、それでいてきれいな写真が撮れますし、気に入った写真はスマホにも気軽に転送できるのがいいです。
とにかく簡単です。
ただ、日常的な使用頻度はかなり少なくなってきています。
購入当初は写真が撮るのが楽しくて、しょっちゅうカメラを出していましたが、徐々に頻度は減ってきました。
やはりスマホの手軽さが徐々に優勢になってきます。
娘のふとした瞬間を撮りたいときなどにわざわざカメラを出して撮ろうとしていては、全然間に合いません。
日常使いではスマホ一択になってきます。
しかし、娘の幼稚園の参観日や七五三などの大事なイベントではバリバリ活躍してくれます。
良い感じでスマホとカメラの住み分けができるようになってきたと思います。
また、レンズの追加もカメラの楽しみの一つに感じました。
私は後から「EF70-300mm F4-5.6 IS II USM」という望遠レンズを買い足しました。
この望遠レンズによって撮れる写真の幅がとても広がり、撮影が本当に楽しくなりました。
望遠レンズの中では割と手が届きやすい価格でありながら、しっかりとズームが出来ます。
そして、オートフォーカスも早いので、より本格的な写真が撮れるようになりました。
この望遠レンズは本当にお勧めです。
これからCanonのカメラの購入を考えているカメラ初心者の方は、ぜひ将来的な購入も視野に入れて欲しいと思いました。
望遠レンズに関して詳しくは、
この「【Canon】初心者が望遠レンズを買ったら、カメラがもっと楽しくなった!!」も是非ご覧ください。
また、この望遠レンズを購入してから、カメラやレンズの保管方法にも気を配るようになりました。
湿度をコントロールできる、ドライボックスに保管するようになりました。
少しずつカメラの事をしっかりと考えるようになってきて、立派な趣味になりつつあります。
ドライボックスに関して詳しくは、
この「【カメラ初心者向け】レンズが増えたのでドライボックスを導入してみた」も是非ご覧ください。
最近では、アイドルのライブでも使っていますが、その時は連写も使っています。
連写は低速連写と高速連写があり、必要に応じて使い分けられます。
連写も非常に楽しいです。
目まぐるしく動くライブでも、連写を使えば簡単にきれいな写真が撮れます。
連写を覚えると、さらにカメラの楽しさが広がります。
連写はカメラの性能とともに、SDカードの性能も大切です。
使い始めたころはそれを知らず、連写が全然できませんでした。
カードを変えたら、連写枚数が驚くほど増え、より有能なEOS KISS Mになりました。
カメラのSDカードに関して詳しくは、
この「【一眼カメラ】連写にSDカードの性能は超重要!!カードの影響を検証してみた。」も是非ご覧ください。
まとめ
今回は初心者の私がEOS KISS Mのレビューをまとめてみました。
初心者にとって非常にやさしいカメラだと感じました。
ミラーレス一眼にしては、購入しやすい価格も良いと思います。
初心者の方がカメラを始めようとしていたら、ぜひEOS KISS Mもぜひ候補の一つに入れていただきたいと思いました。
今回の記事が皆さんの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。