こんにちは。kazunariです。
ギターのワイヤレスシステムって憧れませんか?
バンドをやられている方は、一度はシールドを使わないワイヤレスシステムに憧れたりしませんか?
演奏しながら自由に歩き回れたりしていいなぁと思いますよね?
勝手に敷居の高いものだと思い込んでいましたが、Xvive(Xvive HP)のXV-U2を使ってみると、意外と簡単に導入できたので今回紹介してみたいと思います。
使ってみた感想として簡単にまとめますと以下の通りです。
・音ズレは正直分からないレベル。
・リーズナブルで大きな不満は無いので、初めてのワイヤレス化にもってこい!!
詳細を以下に書いていますので、最後までお読みいただければ幸いです。
Xvive ワイヤレスギターシステム XV-U2でシールド悩みゼロ
本機は写真の様にレシーバー(左)とトランスミッター(右)から成り、両者を無線接続させることでシールドを必要とせずワイヤレスで演奏することが可能となります。
スペック
基本的なスペックは以下の通りです。
- 24bit/48kHz非圧縮デジタル転送
- 最大伝送距離: 約30m
- 駆動時間: 約5時間
- 充電時間:約1.5時間
- レイテンシー: 6ms未満
- 周波数特性: 20~20kHz、+1dB/-3dB
- 使用周波数帯域: 2.4GHz ISMワールドワイド
- 動作環境温度: -10~50℃
- チャンネル数:4
ワイヤレスシステムで気になるのがレイテンシー(遅延)ですが、6ms未満となっています。
ちょっといいBOSSのワイヤレスシステムでは2.3msくらいになっていますが、実際のところ6ms未満がどれ程のものかは後述します。
チャンネルが4つあるので、同じ機種を使っていてもチャンネルを変えれば混線を避けられます。
また、ギター、ベースどちらでも使用可能です。
私はベースをメインで使っていますよ。
ギターでももちろんいけました。
使い方
レシーバー、トランスミッターの側面には電源スイッチとチャンネル切り替えスイッチがあります。
使用時には電源を入れて、レシーバーとトランスミッターを同じチャンネルに合わせれば設定完了です。
トランスミッターを私のベースに挿すとこんな感じです。
レシーバーを写真の様にエフェクターに挿したり、アンプに挿せばもう使用可能となります。
めちゃくちゃ簡単ですよね?
シールドを挿す場合と大して手間は変わりません。
ちなみにプラグ部位は可動式になっており、写真の様に270°くらい動かせるので、挿し方の自由度は高いです。
使った感想
本機を購入して、スタジオでの練習やシンクルーム(オンラインセッションアプリ)でのWebセッションに使用したので、その際の使用感をまとめます。
良かった点
シールドの煩わしさから解放される。
ワイヤレスになってから、スタジオでの練習が倍くらい楽しくなりました。
シールドを気にする必要が無くなると、より演奏に集中できますし、ノリノリになって動きまわることもできます。
シールドから解放されることの喜びは思った以上に大きいです。
この喜びをぜひ多くの方に感じていただきたいです!
導入した最初のころは嬉しくて無駄に歩き回って、演奏中に他のパートの人のところにお邪魔しに行ったりしてました。
遅延は気にならない
ワイヤレス化による遅延ですが、全然気になりません。
おそらく多少は遅くなっているのでしょうが、アマチュアバンドマンレベルでは全く分かりません。
また、遅延にシビアなシンクルームでのオンラインセッションでも、問題なくセッションできました。
混線しない
同じバンド内で私がベース、他のメンバーがギターで本機を使っていますが、チャンネル設定をしっかりと分けていれば混線はまったく起きていません。
バンド内で他のメンバーにオススメしても問題ないですよ。
使い方がシンプル
前述した通り、スイッチ入れてレシーバーとトランスミッターを挿すだけで使えるので、操作で困る事がありません。
はじめてのワイヤレスシステム導入にはもってこいです。
試しやすい価格
この機種を知る前までは、「ワイヤレスシステムってプロとかが使っててお高いもの」というイメージが漠然とありました。
しかし、今は1万円前後で手軽にワイヤレスシステムが導入でき、しかもしっかりと使えているので、非常にコスパが高く、ワイヤレス化を身近なものとして感じられるようになりました。
こんなに手軽にワイヤレス化できるんだったら、もっと早く買えばよかったと後悔しています。
気になる点
電池の残量が分からない
駆動時間は5時間と私からしたら十分な駆動時間ですが、電池残量が分からないので、結局使用前には毎回フル充電しています。
あと、万が一急に電池切れするかもしれないと思うと、念のためシールドは持っていきます。
2.4GHz帯の干渉が怖い
接続周波数が2.4GHz帯であるため、スマホ等の他の通信機器の干渉を受ける可能性があります。
今のところそのような経験はありませんが、ライブ等でお客さんが沢山いるところで、使用した時にどうなるのか少し気になります。
ただ、他の口コミを見ていても、他の機器に干渉され音が途切れる、といった報告は見かけないので、そこまで気にする必要はないかもしれません。
トランスミッターとレシーバーが似すぎ
お気づきかと思いますが、両者がそっくりです。
使う前にいつもどっちがどっちだ?といつも少し混乱します。
違いとしてはデザインで「RECEIVER」と「TRANSMITTER」という表記、「X VIVE」のデザインの横の「<<」の向きと色くらいです。
<<の矢印デザインの違いなんて、この記事を書いてる途中で初めて気づきました。
まとめ
今回はワイヤレスシステムを気軽に導入できる「Xvive XV-U2」のレビューをしました。
価格に対して満足のいく性能で、最初のワイヤレスシステムとしてはピッタリなものだと感じました。
ワイヤレスシステムが気になるという方は、本機をぜひ候補の一つに挙げてみてはいかがでしょうか。
また、他の趣味についてもこちらの記事でオススメを挙げていますので、興味がある方はご覧下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。