こんにちは。kazunariです。
私はの会社では英語能力の判定のため、定期的にTOEIC IPテスト(オンライン)を受験させられています。
最近は何でもオンライン化してきて、TOEICまでオンライン受験できるようになっているんですね。
通常のTOEICの公開テストは受験したことがあるけど、オンライン受験はまだ経験したことがない、という方も多いのではないでしょうか。
実は、通常の公開テストとオンライン受験では、結構違いがあります。
その違いを知らずに挑んでしまうと、本来の実力を発揮できずに、思わぬスコア低下を招く恐れがあります。
そのため、今までオンライン受験を二回してみて感じた注意点等をまとめてみました。
ちなみに私は一回目のオンライン受験が840点、その半年後の二回目が930点でした。
TOEICの勉強法に関して詳しくは、
この「【TOEIC930点獲得!】実践してる簡単コツコツ英語学習法」も是非ご覧ください。
二回目の受験で結構上がりましたが、オンライン形式一回目の受験で感じた注意点を踏まえて受験したことも、功を奏していると思います。
ここで特にお伝えしたいことは、
- 基本的な問題構成は今までのTOEICと同じ。
- オンライン化したことで、受験時間、解答方法等違いが多々ある。
- オンライン用の対策は絶対に必要。
という点です。
詳細を以下にまとめましたので、最後までご覧いただけますと幸いです。
TOEIC IPテスト(オンライン)のキホン
引用元:IIBC HP
まずは、簡単にTOEIC IPテスト(オンライン)についてご説明します。
TOEIC IPテストについて
そもそもTOEIC IPテストとは何でしょうか?
TOEIC IPテストは学校や企業が行う団体受験によるテスト形式を言います。
最も一般的と思われる個人で受験するものは公開テストと呼ばれています。
個人で受けるか、団体で受けるかが一番の違いですが、それ以外にも公式の認定証がもらえず、スコアレポートのみになる等微妙な違いはあります。
基本的には同じようにテストを受けて、同じようにスコアがでるものです。
IPテストのオンライン化
では、団体受験のIPテストのオンラインとはどういったものかというと、従来、試験会場で試験用紙を使い、マークシートに記入して受験していましたが、これをすべてパソコンを使いオンライン上で済ませてしまおう、とするシステムです。
そのため、受験者が好きな時間や場所で受験でき、主催する企業側も会場の設営や試験官の手配等、様々な負担が軽減されるメリットが生まれます。
そして、後述しますが、試験のオンライン化により公開テストやIP テストと比べて様々な点で違いが出てきます。
ちなみに、TOEIC IPテスト(オンライン)はその名の通り、IPテストに分類されるため、個人が公開テストの代わりに受験することはできません。
あくまで、団体受験をオンライン化したものですのでご注意ください。
TOEIC IPテスト(オンライン)の違いとは?
では、TOEICのテスト形式がオンライン化すると何が変わってくるのでしょうか。
TOEIC_L&R_IPテスト(オンライン)受験のしおりがあるので詳細はこちらを参照していただければわかりますが、ざっと違いを挙げると以下の通りです。
問題形式が異なる
TOEICのHPからオンラインテストの問題形式の表をお借りしてきました。
見ていただくと分かると思いますが、かなり違います。
ただ、各パートの問題の出題形式は変わりませんので、これまでの勉強が無駄になることはありません。
https://www.iibc-global.org/toeic/corpo/guide/toeic/online_program.html
問題数が異なる
公開テストでは問題数はリスニング100問、リーディング100問の計200問ですが、オンラインではリスニング45問、リーディング45問の計90問です。
かなり少ないですね。
Unit分けされている
表の通り、リスニング、リーディング、各セクションにUnit One,UnitTwoと分けられています。
解答する順番としては、
リスニング(Unit One)→リスニング(Unit Two)→リーディング(Unit One)→リーディング(Unit Two)
となります。
そして、各Unit TwoはUnit Oneの出来に応じて、問題が変わる仕組みになっています。
この仕組みによって、90問という短い問題数でも正確に受験者のスコアを出せるそうです。
受験時間が異なる
問題数が200問から90問に減ったため、受験時間も約2時間から約1時間に減っています。
1時間だと体感かなりあっという間に終わります。
スコアが受験後すぐわかる
受験が終了すると、すぐにスコアが算出されます。
また、数日後に結果のメールが来て、PDFで結果のフォームを確認することが出来ます。
受験環境が異なる
オンライン上での受験なので、当然ですが自宅が主な受験会場になると思います。
いかに静かで、集中できる環境づくりかも結構重要になってきます。
簡単!わかりやすい!DMM英会話オンライン化による注意点
上記のように、テストがオンライン化することで、それに合わせて注意べきことが出てきます。
以下に、受験してみて感じた注意点をまとめてみました。
意外と急に始まる
最初、色々と説明文や音声チェック等で「次へ」を押して画面を送っていきますが、あるところで急に始まります。
気を抜いていると、慌てますので気をつけてください。
各セクションの説明でも時間を取られる
リーディングの各セクションの最初に問題の説明文がありますが、この時も試験時間が流れていきます。
通常のテストでは、読み飛ばせば済むのですが、オンラインテストでは、右下の「次へ」で画面を送らないといけないので、セクションが始まったら急いで「次へ」をクリックしないと時間を無駄にします。
リスニングで先読みが出来ない
これが一番大きな違いな気がします。
問題用紙での出題と異なり、現在の問題文しかブラウザ上に表示されません。
そのため、TalksとConversationsで基本とされている、「Directionを読み上げられている間や、前の問題を早めに解答してしまい、次の問題文を先に読む」という先読みのテクニックが使えません。
リスニングの解答時間が結構短い
先ほどお伝えしたとおり、リスニングは現在の問題しか表示されません。
そして、次の問題にあとどれくらいで移るかの表示もないので、解答にちょっと悩んでいると、次の問題に強制的に移ってしまい、解答し損ねる恐れがあります。
悩んでいてもとりあえず何かしら解答をとりあえずしておく方が安心です。
Unitごとに時間が分けられている
リーディングに関して、Unit毎に時間が分けられているので、それぞれで時間配分を考慮しなければなりません。
たとえUnit2で時間を余らせても、Unit1に戻って解答することはできません。
問題によっては、画面のスクロールが必要
これは地味にハマりやすい落とし穴な気がします。
リーディングでは通常のTOEICと同様にダブルパッセージやトリプルパッセージの問題が出題されます。
しかし、トリプルパッセージの場合、スクロールしないと3つめのパッセージを見落とす恐れがあります。
ダブルパッセージかと思って読んでたら、トリプルパッセージだった、というようなことが起こり得ます。
実際、私はダブルパッセージまではスクロールせずに見られたので、ダブルパッセージの問題だと勘違いしたことがあります。
最後のパッセージがスクロールしないと見られず、それに気づかず解答していたら、問題に知らない登場人物が現れてきてその時にようやくトリプルパッセージだと判明したことがありました。
受験環境にも注意が必要
当然、リスニングではなるべく静かな環境が望ましいですが、意外と難しいです。
私の場合、自宅で受験しましたが、妻に娘を外に連れ出してもらい、一人の時間をもらいました。
それでも、外の車の通る音とかが若干気になってしまったりします。
気にしない、と思うほどそちらに気を取られたりします。
可能であればノイズキャンセリング機能が付いたイヤホンを使用した方がいいと思います。
また、リーディングでは集中してディスプレイに食い入るように文章を読むので、結構目に負担が来ます。
はじめてオンラインで受験した時はディスプレイの輝度が結構強く、目がやられました。
二回目の受験時にはいつもよりもディスプレイを暗くして対策しました。
これだけでもかなり文章を読みやすくなり、効果アリでした。
受けてみた感想
今まで私は二回オンラインでの受験をしていますが、やはり一回目は上記の注意点でお伝えした通り、戸惑うことが結構ありました。
多少の慣れはやっぱり必要かなと思いました。
従来のテストと異なり、リスニングテストで先読みが出来ないという理由で、オンラインテストの方が難しいという声も聞かれますが、1時間でテストが済むので集中力を保ちやすく、私はオンラインテストの方がやりやすいと感じました。
また、自宅など慣れた環境で受験でき、会場への移動等の負担も少ない点もメリットだと思います。
もし会場受験、オンライン受験どちらも選べるようであれば、私はオンライン受験をお勧めします。
ちなみに、試験官がいないので、カンニングできると思うかもしれませんが、基本的に時間に追われるため、カンニングする暇など無いと思っておいた方がいいですよ。
そもそもカンニングはダメですよ!
TOEICをスコアアップするには
TOEICのスコアを上げるには、普段から英語に触れ、慣れることをお勧めします。
特にリスニングは、普段から英語を聞いていないと、英語の発音に慣れず対策が難しいです。
ですが、日常的に英語のリスニングをトレーニングするのは、飽きてしまったりと意外と続かないんです。
そこで、おすすめしたいのが、オンライン英会話です。
オンライン英会話はその名の通り、オンライン上で英会話レッスンができるものです。
その特徴としては、
- 毎日30分ほどのレッスンを受けられる。
- 24時間いつでも受講可能。
- 料金がリーズナブル。
といった点が挙げられます。
特に毎日レッスンが受けられるのが大きな魅力です。
普段から英語に触れることができますし、慣れてくると顔見知りの講師ができ、英語の学習意欲が向上してきます。
日常的に英語で会話することで、TOEICでの応答問題や会話問題に対して十分に対策となります。
また、オンライン英会話は数多くありますが、中でもDMM英会話がオススメです。
私もDMM英会話は2年ほど続けています。
なぜなら業界大手で講師が多く、価格も非常にリーズナブルです。
しかも、隠れた魅力として、DMM英会話にはiKnowというアプリが使えるサービスが付いてくる点も見逃せません。
iKnowは英単語を覚えることに特化しており、TOEIC対策コースがあったりと、TOEIC対策にも非常に有用なアプリです。
ただ、このアプリは通常、月額1,510円の利用料がかかります。
しかし、DMM英会話の会員になると、この有料アプリがなんと無料で使い放題になります。
有料アプリが使い放題はかなりお得感ありますよね。
そのため、DMM英会話であれば、リスニングだけでなく、単語の対策もできてしまうので、TOEIC対策として最適です。
オンライン英会話をいきなり始めるのは、少しハードルがあると思いますが、無料の体験レッスンもあるので、ぜひ気軽に登録してみてはどうでしょうか
↓無料体験レッスンで試してみるなら↓DMM英会話は、時間や場所に縛られずに自由にレッスンできます!
これからDMM英会話を始めてみようと思われる方へは、受講方法や始め方も別記事でまとめています。
DMM英会話の受講方法に関して詳しくは、
この「これからの方へ。DMM英会話の始め方、受講方法をお伝えします。」
も是非ご覧ください。
まとめ
今回はTOEICテストのオンライン受験について、システムや私の経験から感じた注意点等をまとめてみました。
これから受験される方が、私と同じ失敗をしないようにとまとめてみましたので、少しでも参考になりスコアアップに繋がれば幸いです。
今回はこの辺りで終わりにしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。