こんにちは。kazunariです。
太陽光発電は当然ながら太陽の光が必要不可欠ですが、晴れの日以外の発電具合って気になりませんか?
晴れの日以外は全く発電しないのでしょうか?
意外と曇りでも発電するのでしょうか?
特に、これから太陽光発電の導入を検討される方にとっては、実際の日々の発電量のイメージは非常に大切な情報かと思います。
そこで、今回は我が家の太陽光発電のデータを基に、天気ごとの発電量をまとめてみました。
この記事を読めば、天気ごとの発電量がざっくりと理解できるようになると思います。
ぜひ最後までご覧ください。
集計方法と発電条件
発電量は自宅に設置されている発電モニターの過去データを参照しました。
過去の天気はgooの過去の天気を参照し、9時、12時、15時の天気が表示されますが、今回は便宜上、12時の天気をその日の天気として採用しました。
集計期間は2022年2月6日から同年4月6日までの2か月間としています。
発電条件は以下の通りです。
- パネルメーカー:京セラ
- 発電容量:10.11kW
- パネル設置方角:南
- 屋根勾配:3寸
- 発電開始時期:2017年1月
集計結果
天気ごとに集計した結果をまとめました。
ヒストグラムを使って、発電量の分布も示しています。
集計期間中に雪もありましたが、あまり降っていないので、雨と一緒にしています。
晴れの日
晴れの日は集計期間中、28日ありました。
1日の平均発電量は49.15kWh
最高発電量が60kWh、最低発電量が36kWhでした。
多少幅はありますが、きれいな分布になっています。
やはり晴れの日は安定しています。
集計期間が2月から3月と、日照時間が大きく変わる時期だったので、これでも少し幅があるかなという印象です。
もう少し暖かい季節になると、平均値はさらに上がっていきます。
曇りの日
曇りの日は集計期間中、22日ありました。
1日の平均発電量は33.82kWh
最高発電量が53kWh、最低発電量が10kWhでした。
曇りの日は、曇り具合によってかなりばらつきがあります。
やはり晴れの日と比較するとかなり発電量は落ちます。
雨、雪の日
雨、雪の日は集計期間中、10日ありました。
1日の平均発電量は18.40kWh
最高発電量が43kWh、最低発電量が4kWhでした。
雨、雪の日はほとんど発電しないですね。
集計期間中の雪は大したことなかったですが、パネルに雪が残るほど積もると、翌日に晴れてもほとんど発電しなくなります。
豪雪地帯では、かなり影響が大きいと思います。
それぞれの比較まとめ
天気ごとに発電量を見てみると、晴れの日がやはりかなり発電量が多いことが分かります。
曇りでも割と発電している時もありますね。
ただ、がっつり曇ると雨と同様にほとんど発電しなくなり、発電量が10~20kWh程度となります。
雲の厚さで、全然発電量が変わってきます。
そして、雨や雪の日は当然、ほぼ発電しないです。
このように天気によって太陽光発電は、かなり発電量が変動します。
とにかく晴れの日の日数が重要です。
なので、梅雨時期は非常に発電量が不安定になります。
発電量が気になる場合、お住いの地域の年間の快晴日数を都道府県データランキング「気象データ」などで、事前に参照されるのもいいかと思います。
全国平均よりも快晴日数が多ければ、積極的に太陽光発電の導入を検討してもいいと思います。
一括見積サイトを利用すれば、業者の比較も簡単にでき、初期費用を抑えることができます。
無料で見積もりできるので、気軽に見積もりをしてみてはいかがでしょうか。
無料で見積もりをしてみる。【タイナビ】太陽光発電の全国優良業者、見積比較まとめ
今回は天気ごとに発電量をまとめてみました。
当然ですが、晴れの日がかなり大事であることが分かる結果となりました。
天気ごとの発電量のだいたいのイメージが掴めたのではないでしょうか。
この記事がこれから太陽光発電を検討される方の、参考になれば幸いです。
その他、実際に使って感じた太陽光発電に関するメリット・デメリットの記事もまとめています。
太陽光発電のメリット・デメリットに関して詳しくは、
この「【5年経過レポ】太陽光発電で感じたメリット・デメリット」も是非ご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。