こんにちは。kazunariです。
新築を計画されている方にとって、太陽光発電の設置を一度は検討されるのではないでしょうか。
ただ、検討しても設置費用が比較的高額で不安が大きいため、導入を見送られる方も多いと思います。
不安を払しょくできない原因として、「営業の方からはいろいろ良いことは言われるけど、実際のところどうなのか?」といった疑問残ることが挙げられます。
実際、私も太陽光発電の導入前はかなり不安を感じていました。
そこで、我が家で実際に5年間太陽光発電を使って感じた、メリット・デメリットをまとめ、太陽光発電の実際をお伝えしたいと思います。
この記事で、太陽光発電ユーザーの生の声がお届けでき、不安が払しょくできれば幸いです。
ぜひ最後までご覧ください。
・太陽光発電の導入を迷われている方に向けて書きました。
・太陽光発電を5年間使って感じた、メリット・デメリットをまとめています。
・メリット・デメリットどちらもあるけど、圧倒的にメリットが勝ります。我が家の太陽光発電システム
我が家で導入した太陽光発電システムについて簡単にお伝えします。
- 発電容量:10.11kW
- パネルメーカー:京セラ
- パネル枚数:48枚
- 売電方式:余剰電力買取
- 売電期間:20年間
- 導入価格:約250万円
- 経過期間:5年
この太陽光発電システムで5年経過時点での感想をまとめます。
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メリットとしては、大きく4点あります。
・電気代がかなり抑えられる。
・売電収入の安心感が大きい。
・消費電力がモニターでき、電力への関心が高まる。
・ほぼシミュレーション通りに発電してくれる。電気代がかなり抑えられる
基本的に発電は全く問題ありません。
そして、家庭で使う分くらいの電力は余裕で発電できます。
なので、電気を買う必要がなくなり、電気代はかなり抑えることができます。
毎月の電気代の請求を見ると、太陽光発電のありがたみを感じます。
機構が穏やかな5月だと、オール電化で電気代が6,000円程度で済んでしまうこともあります。
平均的な太陽光発電システムのサイズは4.5kWですが、それでも家庭で使用する電力は十分賄える量です。
当然、日の出ていない夜は発電しないので、電気を買うことになりますが、余剰分の売電と併せると、電気代が実質0円とすることも可能です。
また、オール電化と組み合わせることで、節約効果はさらに高まります。
オール電化の電気プランは、日中の電気代が高く、夜間が安い設定になっています。
なので、太陽光発電と組み合わせると、電気代が高い日中は自分の家で発電した電気を使い、安い夜だけ電気を買えるので、よりお得になります。
オール電化と太陽光発電の組み合わせに関して詳しくは、
この「【本当にお得?】オール電化と太陽光発電を組み合わせた収支公開」も是非ご覧ください。
売電収入の安心感が大きい
設置から5年経過しましたが、安定的に収入が入ってくるのは非常に安心感があります。
電力の買取価格が10kW未満なら10年、10kW以上であれば20年間、固定されているのが非常にありがたいです。
もちろん季節による変動がありますが、それでも給料以外に収入があるのは、経済的な安心感をもたらしてくれます。
買取価格が固定されているので、収入変動のリスクが少なく、収支の計画が立てやすいです。
消費電力がモニターでき、電力への関心が高まる
太陽光発電システムを導入すると、発電量をモニターできるようになります。
また、同時に家庭内の消費電力もモニターできるので、家全体でどの程度電気を使っているかが分かるようになります。
この消費電力をモニターできる機能が、意外と役に立っています。
どの家電がどれくらいの電力を消費しているか、リアルタイムで分かるようになるので、自然と節電の意識が芽生えます。
また、1日の総電力使用量も記録として残るので、電気の使い方を振り返ることもできます。
使った電気の見える化ですね。
このおかげで、電気に対する意識がかなり変わってきました。
ほぼシミュレーション通りに発電してくれる
太陽光発電自身のメリットと少しずれるかもしれませんが、シミュレーションの精度はかなり高いです。
太陽光発電の導入前には、シミュレーションにより、どの程度発電するか目安が分かります。
太陽光発電を設置する前は、ちゃんと発電してくれるのか、とても不安になります。
しかし、検討段階でシミュレーションによって発電目安が分かりますし、その精度が高いので安心して導入に踏み切れるかと思います。
太陽光発電のシミュレーションに関して詳しくは、
この「【住宅用太陽光発電】実際の発電量とシミュレーションを比較してみた」も是非ご覧ください。
デメリット
デメリットも3点ほど挙げてみました。
・天候の影響は想像以上。
・災害の不安が付きまとう。
・パワコンが邪魔。
天候の影響は想像以上
曇りや雨による発電量の低下は想像以上でした。
天候によっては晴れの日の発電量の1割以下になることもあります。
天気に関してはどうしても、不安定さは付きまとうなと感じました。
晴れの日が少ない月は目に見えて、売電量が減ります。
天候のリスクはどうしようもないので、ある程度覚悟が必要です。
天気ごとの発電量に関して詳しくは、
この「【太陽光発電】天気ごとの発電量をまとめてみた」も是非ご覧ください。
災害の不安が付きまとう
設置費用の回収に約10年ほどかかりますが、それまでに台風や地震といった災害に見舞われないか心配になります。
持ち家の方は家に対して災害の不安があると思いますが、太陽光発電を導入すると、太陽光パネルの不安がさらにプラスされることになります。
パネルメーカーによっては、自然災害補償が付いているものもあります。
災害の不安が大きい方は、補償の観点からメーカーを選択するのも一つの手だと思います。
ソーラーパートナーズのHPに太陽光発電メーカーの補償の比較がありますので、こちらも参考になると思います。
パワーコンディショナーが邪魔
略してパワコンです。
パネルで発電した電気を家庭で使えるようにする機械です。
我が家は洗面所に2台、天井付近の壁に付いていますが、意外と邪魔です。
こいつのせいで、壁に棚がつけられなかったり、部屋の中で圧迫感を感じます。
これは太陽光発電の計画をしている時にはノーマークでした。
パワコンに関しては、結構見落としがちな注意点かと思いました。
そのほかの太陽光発電の見落としがちな注意点に関して詳しくは、
この「【後悔しないために】太陽光発電の計画時に見落としがちな注意点」も是非ご覧ください。
メリット・デメリットを比較してみて
太陽光発電を導入してから5年が経過し、その間に感じたメリット・デメリットを挙げてみました。
デメリットで挙げた不安点はいくつかありますが、今のところ金銭的なメリットが圧倒的に上回っています。
太陽光発電はマストで付けたいオプションだと思います。
特にこれから新築を建てられる予定がある方は、ぜひ積極的に太陽光発電の採用を検討していただきたいと思います。
2022年現在、エネルギー需要が高まり、原油価格も高騰しているため、電気料金への影響も出てきています。
太陽光発電システムの導入はこのような電気料金の値上げに対しての対応策の一つとしてなるのではないでしょうか。
導入コストは安くはないので、積極的に一括見積サイト等を使い相見積もりを取ることをお勧めします。
初期費用を抑えることで、設置費用の回収期間を短くできます。
無料見積もりが行えるので、気軽に見積もりを取ってみて、導入コストを現実的に見てみてはいかがでしょうか。
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ぜひ一度検討してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。