【元化粧品開発者が解説】チューンメーカーズの原液 ナイアシンアミドをレビュー

ナイアシンアミドアイキャッチ
kazunari
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こんにちは。kazunariです。

今回は化粧品原料の原液について取り上げてみたいと思います。

この記事は次のような方におススメ
・原液美容に興味がある方
・ナイアシンアミドの原液の使用感を知りたい方
・ナイアシンアミドの効果に興味がある方

チューンメーカーズというブランドから化粧品原料をそのまま瓶詰めした「原液美容」というものをご存知でしょうか。

一般的に化粧品は水に始まり、保湿剤や油剤、界面活性剤や防腐剤、粘度調整剤等さまざまな原料を組み合わせて作られます。

このチューンメーカーズの「原液」はそれらを取っ払って、原料100%で販売しているという独特な商品コンセプトで勝負しているブランドです。

元化粧品開発者として、このコンセプトは非常に興味深いので、今回はナイアシンアミドの原液についてレビューしてみました。

この記事でお伝えしたいこと
・ナイアシンアミドの原液は配合濃度が5%と非常に高いのがGOOD!!

・もちろん全成分はめちゃくちゃシンプルで使用感はほぼ水みたい

・ナイアシンアミドは様々な効果が期待できる成分なので、とりあえず原液の種類で迷ったらコレでOK

・「原液」は原料をそのまま使ってるという意味で、美容成分が100%という意味ではないので注意!

そのほかのスキンケア化粧品に関しても、
この「【元化粧品開発者が解説】いろんなプチプラ基礎化粧品をレビューしてみた。」にレビューがまとめてありますので、ぜひこちらもご覧ください。

チューンメーカーズとは

チューンメーカーズとは、ラフラ・ジャパン株式会社が展開しているブランドの一つです。

ラフラ・ジャパン自体は「ブランド創造事業」、「フェイシャルサロン事業」、「OEM事業」を主として美容に関する事業活動されているようです。

チューンメーカーズのアイテム展開としては、スキンケア製品がメインです。

クレンジングや洗顔、化粧水、クリームといった一般的なラインが揃っていますが、一番力を入れているアイテムは「原液」という独特のカテゴリです。

この「原液」に関して次に詳しくまとめていきます。

東京に路面店がありますが、メインの販売はロフトや東急ハンズ、Amazonとなっています。

Amazon -チューンメーカーズ 検索結果-

原液美容とは

チューンメーカーズというブランドの一番の特徴は「原液美容」というものを掲げている点だと思います。

ここで言っている原液とは化粧品原料をそのまま小瓶に詰めたものを指しています。

一般的な化粧品は水やその他の原料で目的とする美容成分の配合濃度が薄まってしまいますが、原液は美容成分の原料100%なので目的の美容成分が高濃度配合されている点がウリです。

そして商品としては、下記引用画像のように美容成分名ごとの原液が数多く販売されています。

原液ラインナップ

引用元:チューンメーカーズHPより

様々な美容成分のラインナップがあります。

自分の好みの成分の原液を探すのも楽しみの一つではないでしょうか。

kazunari
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原料をそのまま小瓶に詰めて、ラベル貼るだけなので、元処方開発者としてはすごいラクな仕事だなぁと無粋な考えをしてしまいます。

原液美容の注意点

原液という表記から、もしかしたら目的とする美容成分の濃度が100%で配合されていると勘違いされる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、実際には原料」を100%そのまま瓶詰しているだけです。

元の原料が美容成分以外に水や防腐剤を含んでいるので、その点はしっかりと理解した上で購入、使用していただく必要があります。

kazunari
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逆に原料メーカー側にこれら「原液専用の原料」を作ってもらえば、なんでも原液と言えてしまうので、ちょっと怪しい点もあるなと感じます。

全成分表示を見れば、美容成分以外もしっかりと記載されているので、ちゃんと確認しましょう。

原液 ナイアシンアミドとは

ナイアシンアミド本体

では、今回取り上げる原液 ナイアシンアミドについて簡単に説明したいと思います。

その名の通り、美容成分ナイアシンアミドを主成分とした美容液です。

ナイアシンアミドの配合濃度は5%と明らかにされています。

内容量10mLで1,320円(税込み)と購入しやすい価格設定です。

大きさ比較

10mLしかないのでとてもかわいらしい小瓶で、リップクリームよりも小さかったです。

一応10mLでも約50日使えるとのことです(1回に2滴、1日2回使用の場合)。

ふたを取ると、中栓が付いていて振って出す形状になっています。

中栓

スポイトやポンプが付いていれば取りやすいなと思いましたが、そのような容器コストをカットすることで、よりお求めやすい価格にしているそうです。

実際に使ってみた感想は後程詳しくお伝えしたいと思います。

成分・処方解説

いつも化粧品のレビューをする際は、特徴的な成分や処方を解説していますが、今回は異常にシンプルです。

全成分は以下の通りです。

全成分表示
水、ナイアシンアミド、1,2-ヘキサンジオール、クエン酸、クエン酸Na

このように表示成分は全部で5つです。

めちゃくちゃシンプルですね。

1,2-ヘキサンジオールは防腐目的、クエン酸とクエン酸Naはバッファー(緩衝液)と呼ばれる製剤の安定化目的で配合されています。

保湿成分やエモリエント成分は入っていないので、使った直後の保湿効果は皆無です。

ですので、本当にナイアシンアミドを肌に与えることだけを目的としているアイテムであると言えます。

主役のナイアシンアミドは配合濃度が5%とオープンにされていますが、これはかなり高濃度です。

ナイアシンアミドはビタミンB3と総称される2種類のビタミンのうちの1つで、シワ改善効果を謳う医薬部外品で良く目にするようになった成分です。

成分自体は昔からありますが、2017年にポーラからシワ改善効果を謳う医薬部外品が発売されて以来、シワ改善効果を謳うためにかなり使われるようになりました。

しかし、ナイアシンアミドはシワ改善効果以外にもいくつかの効果が期待できます。

ナイアシンアミドの期待できる効果

  • シワの改善
  • 美白効果
  • キメの改善
  • 紫外線ダメージからの保護
  • ニキビ肌の改善

このように結構幅広く活躍が期待できる成分です。

ですので、特に肌悩みが無い方でも、良い肌状態をキープしておく目的で、この「原液」をスキンケアにプラスして顔全体に使用するのもありかと思います。

また、気になるところがある方はその部位をケアする目的で、重点的に「原液」を部分使いする方法も良いかと思います。

このようにナイアシンアミドはオールラウンドな活躍が期待できる成分なので、「原液美容」を選ぶ際に成分で迷ったらこのナイアシンアミドの原液を選んでおけばいいのかなと思います。

kazunari
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原液美容は種類がたくさんありすぎて迷ってしまうことも。。。

そんな時は、とりあえずナイアシンアミドを選んでみてはいかがでしょうか。。

使ってみた感想

ナイアシンアミド使用中

実際に使ってみた感想をまとめてみました。

原液の外観は無色透明の液体で、見た目は水と変わりません。

そして出して肌の上で伸ばした感触もほぼ水です。

そして乾いてなじむと若干残る感じはありますが、割と早くその感覚も消えていきます。

成分表示の通り水をそのまま塗っている感覚に近いです。

ナイアシンアミド塗っている時

ですので基本的に保湿などの効果実感はありません。

もちろん香料も配合されていませんので、香りもありません。

また、原料自体の不快な臭いもありません。

本当にナイアシンアミドを肌に 与えているだけだなと実感できます。

ですので、現在使用されているスキンケアの替わりにこの美容液を使うというよりは、現在のスキンケアにプラスするように使用した方がいいです。

kazunari
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イメージとしては、肌に直接与えるサプリメントといったところでしょうか。

効果実感は、徐々に肌の細胞の活動が変化していき、ターンオーバーしながら肌質が変化していくのを気長に待つ必要があると思います。

使用性に関しては、50日使用できる(1回2滴、1日2回の使用の場合)と記載されていますが、顔全体に使おうと思うと50日は持たないと思います。

ナイアシンアミド2滴

この2滴で顔全体はかなり厳しい量です。

ナイアシンアミドが特にほしいところに部分的に使う方法がコスパ的にはおすすめです。

あとは、他のスキンケアを使う時に一緒に混ぜて使用する方法も面白いと思います。

ナイアシンアミドを乳液に混ぜる

商品設計として、とにかく無駄がないシンプル処方で、お値打ちな価格になっており、簡単に今のスキンケアにプラスすることができます。

さらに、使用感もほぼ水の様なものなので、他のスキンケアを邪魔することもほとんどないかと思います。

気楽に一瓶試してみてはいかがでしょうか。

まとめ

原液美容という面白いコンセプトの美容液をレビューしてみました。

今回の原液の美容成分として配合されているナイアシンアミドは、シワ改善効果だけでなく様々な効果が期待できる成分です。

原液にはそのナイアシンアミドが高濃度で配合されていながら、シンプル処方のためお値打ちに購入することができます。

使いやすい使用感なので、気楽に一度試してみてもいい商品かと思います。

今回の記事がスキンケア商品選びの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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