こんにちは、kazunariです。
Canonのエントリーモデルとして、人気のEOS KISS MやEOS KISS M2ですが、キットに付属のレンズだけで、何となく満足していませんか?
それ、めちゃくちゃもったいないです。
キットレンズより優れたレンズは沢山あり、レンズを変えることでカメラは数倍楽しくなります。
私も初心者でEOS KISS Mを購入し、何となく楽しく撮影していましたが、徐々に物足りなくなってきました。
そんな時に、高性能で、しかもお値打ちなレンズを見つけ、使ってみたくなりました。
![EF70-300mm F4-5.6 IS II USM](https://arasalife.com/wp-content/uploads/2022/03/望遠レンズ全体.jpg)
ただ、このレンズとEOS KISS Mはマウントが異なり、基本的には使うことが出来ません。
しかし、そんなレンズでもマウントアダプターによって使うことができるようになります。
結果的に、マウントアダプターを使いだしてから、レンズを選ぶ楽しみや撮影の楽しみが格段に上がりました。
この感動を味わっていただきたく、私の様にカメラ初心者でエントリーモデルを購入したけど、キットのレンズだけでカメラを持て余している方に向けて、マウントアダプターについてまとめてみました。
・マウントとは?マウントアダプターとは??
・実際にマウントアダプターで使っているレンズについて。
・マウントアダプターを使った感想。この記事で、マウントアダプターについて理解ができ、キットレンズ以外のレンズにも興味が持てるようになるかと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
マウントはカメラとレンズをつなぐ
![マウント](https://arasalife.com/wp-content/uploads/2022/03/マウント.jpg)
マウントとは簡単に言えば、レンズと本体の接続の規格です。
この規格がレンズとカメラ本体で合っていないと、レンズが装着できません。
マウントの規格はカメラメーカー各社異なりますし、同じメーカー内でも複数の規格が存在します。
例えば私が使用しているCanonでは、以下の4種類のマウントが存在します。
- EFマウント
- EF-Sマウント
- EF-Mマウント
- RFマウント
そして、私が使っているEOS KISS MはEF-Mマウントですので、レンズも基本的にEF-Mマウントを選ぶ必要があります。
当然ですが、EF-MマウントのカメラにEFマウントのレンズは直接付けられません。
![kazunari](https://arasalife.com/wp-content/uploads/2021/02/profile-tiny-e1614465544740-150x150.png)
初心者の私にはマウントの種類を覚えるのも大変でした。
このマウントの制約があるせいで、レンズの選択肢が狭まってしまいます。
特にEF-Mマウントはレンズの種類が少ないので、EF-Mマウントの大きなデメリットだと感じています。
マウントアダプターとは
![マウントアダプター本体](https://arasalife.com/wp-content/uploads/2022/03/マウントアダプター本体.jpg)
マウントのせいでレンズの選択肢が狭まってしまう問題を解決してくれるのが、マウントアダプターです。
正式品名は「マウントアダプター EF-EOS M」です。
このマウントアダプターによって、EF-MマウントのカメラでもEFマウントとEF-Sマウントが使用可能になります。
このEFマウントとEF-Sマウントが使用可能になることで、レンズの選択肢が一気に広がります。
引用元:Canon HP
CacnonのHPでEF-Mマウントのズームレンズラインアップを見ると7種類です。
どれも割と安価なもので、もっといい写真が撮りたいと思う方には物足りないラインアップかと思います。
引用元:Canon HP
一方で、EFマウントやEF-Sマウントでは、その何倍も種類があります。
これらがすべて使用可能になり、一気にレンズの選択肢が広がります。
![kazunari](https://arasalife.com/wp-content/uploads/2021/02/profile-tiny-e1614465544740-150x150.png)
レンズの選択肢がいきなり広がりまくりです。
ちなみにRFマウントはフルサイズミラーレス用のマウントですので、マウントアダプターでも対応はしていません。
![アダプタ拡大](https://arasalife.com/wp-content/uploads/2022/03/アダプタ拡大.jpg)
そして、マウントアダプターはカメラとレンズの間に位置し、カメラとレンズのマウントの仲立ちをします。
カメラとレンズにとてもなじむデザインで、アダプターの存在を忘れさせてくれます。
当然マウントアダプター分、厚みと重さが増えます。
![マウントアダプター重量](https://arasalife.com/wp-content/uploads/2022/03/マウントアダプター重量.jpg)
厚みが約3cmで、重さは107gです。
![kazunari](https://arasalife.com/wp-content/uploads/2021/02/profile-tiny-e1614465544740-150x150.png)
この影響は私はあまり気にしませんが、人によるかなと思います。
ちなみに、マウントアダプターはCanonから出ている純正モデル以外にも、互換品も存在します。
私は純正モデルを購入しました。
専門店で意見を伺った時に、互換品はレンズに対応しないリスクがあるのでオススメしない、と言われたためです。
互換品は安いですが、それで使えなかったら元も子もないですしね。
楽天市場でマウントアダプター EF-EOS Mを探す。EOS KISS Mに買い足したレンズたち
![レンズキット](https://arasalife.com/wp-content/uploads/2022/03/キット構成.jpg)
カメラデビューした時は、EOS KISS Mのダブルレンズキットのレンズを使っていました。
標準のズームレンズ「EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM」と単焦点レンズの「EF-M22mm F2 STM」です。
最初はカメラで撮れるだけで満足していたのですが、撮りたいものが明確になると、この二つのレンズでは全く物足りなくなってしまいました。
そして、現在ではマウントアダプターを利用して、以下の二つのレンズを使うようになりました。
- EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM
- EF70-300mm F4-5.6 IS Ⅱ USM
それぞれのレンズの感想を簡単にお伝えしたいと思います。
EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM
![ズームレンズ](https://arasalife.com/wp-content/uploads/2022/03/ズームレンズフードはめた状態.jpg)
焦点距離が18-135mmで割と近いところから少し遠いところまでの距離を幅広くカバーしてくれます。
普通のお出かけはこのレンズを持っていけば、おおよそカバーしてくれます。
オートフォーカスはUSMなので、非常に早くピントが合います。
ゴツイ見た目も個人的にはすごく好みです。
価格はAmazonで6万円前後なので、手が出しやすいのもポイントです。
EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMに関して詳しくは、
この「【Canon】初心者が満足できる高コスパなズームレンズはこれだ!!」も是非ご覧ください。
AmazonでEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMを探す。
楽天市場でEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMを探す。EF70-300mm F4-5.6 IS II USM
![望遠レンズ](https://arasalife.com/wp-content/uploads/2022/03/望遠レンズフードはめた状態.jpg)
こちらは主にアイドルのライブでの撮影に持っていきます。
焦点距離が300mmまであるので、かなりズームできます。
こちらもUSMによるオートフォーカスなので、非常に早くピントが合います。
こちらは被写体が頻繁に動くシーンで撮ることが多いので、ピントが合う早さは重要です。
こちらもAmazonで5万円程度で入手可能です。
![kazunari](https://arasalife.com/wp-content/uploads/2021/02/profile-tiny-e1614465544740-150x150.png)
価格に対しての性能が非常に良いです。
このレンズを使いたいがためにマウントアダプターを購入しました。
EF70-300mm F4-5.6 IS II USMに関して詳しくは、
この「【Canon】初心者が望遠レンズを買ったら、カメラがもっと楽しくなった!!」も是非ご覧ください。
AmazonでEF70-300mm F4-5.6 IS II USMを探す。
楽天市場でEF70-300mm F4-5.6 IS II USMを探す。マウントアダプターの感想
マウントアダプターを実際に使ってみた感想は以下の通りです。
・使用可能レンズが増えてカメラが楽しくなる。
・EF、EF-Sマウントのレンズが基本的に高性能。
・携行性は若干落ちる。
・使用可能レンズが増えるが、価格的には選択肢は多くはない。それぞれ詳細にお伝えしていきます。
使用可能レンズが増えてカメラが楽しくなる
単純にレンズの選択肢が増えてカメラが楽しくなります。
EFマウントやEF-Sマウントに、高機能でお値打ちな高コスパレンズがあるので、それらが使えるようになるのは大きなメリットです。
先ほどご紹介した私が使用しているレンズも高コスパレンズに分類されるかと思います。
良いレンズの撮影はカメラのモチベーションをめちゃくちゃ上げてくれます。
![kazunari](https://arasalife.com/wp-content/uploads/2021/02/profile-tiny-e1614465544740-150x150.png)
より良い写真が撮りたくなって、色々なレンズを探すのも楽しいですし、その過程でいろいろと知識が付いてきました。
私はマウントアダプターでカメラの楽しさに気づかせてもらえました。
EF、EF-Sマウントのレンズが基本的に高性能
EF-Mマウントのレンズと比較して、マウントアダプターで使用できるようになるレンズが高性能です。
例えばオートフォーカスのモーターにも違いがあります。
Canonの一般的なレンズには2種類のオートフォーカスのモーターがあります。
- STM(ステッピングモーター)
- USM(ウルトラソニックモーター)
基本的にUSMの方がオートフォーカスが早く、高性能です。
![kazunari](https://arasalife.com/wp-content/uploads/2021/02/profile-tiny-e1614465544740-150x150.png)
USMのレビューで、よく「爆速AF」と表現されているのを見かけます。
しかし、EF-MマウントのレンズにUSM内蔵のものはありません。
その分、購入しやすい価格帯のレンズが多いです。
一方で、EFマウントやEF-SマウントではUSM内蔵のレンズは多数見られます。
その分、価格も高めですが、レンズによってはEF-Mマウントのレンズの値段と同等か、そこに少し足すだけでも購入可能なレンズもあります。
マウントアダプターのおかげで、これらの高性能レンズが使用可能になるのが本当にありがたいなと感じます。
携行性は若干落ちる
マウントアダプターが追加で必要な分、携行性は若干落ちます。
特に重さに関してはやはり、少し重くなったと感じます。
もともとEOS KISS Mはコンパクトさもウリとなっているので、そのウリを消してしまうことになります。
ただ、私はそこまで気にしていないですし、見た目がごつくなって、逆にカッコいいなとさえ思うほどです。
この辺りは好みの問題になるかと思います。
使用可能レンズが増えるが、価格的には選択肢は多くはない
マウントアダプターによって、使えるレンズがとても増えますが、大半は10万超えのレンズです。
初心者の私にとっては、レンズにそこまで予算を割けません。
基本的にはコスパの良いレンズの選択肢しかありません。
なので、物理的に使用可能なレンズは格段に増えますが、経済的に使用可能なレンズは絞られます。
ただ、高コスパレンズだけでも初心者の私にとっては十分ですので、そこまで不満ではありません。
また、予算が限られるため私は中古品をメインで探しています。
中古品に最初は抵抗がありましたが、中古でもかなりきれいですし、それでいてお値打ちに手に入ります。
追加で購入したレンズはどちらも中古品ですが、全く問題なく使えています。
実績のあるカメラショップであれば、信頼度も高く、失敗せず購入できるかと思います。
ぜひ中古品も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
カメラのキタムラ ネットショップ![](https://www16.a8.net/0.gif?a8mat=3N5XRX+CY6FG2+2O9U+5YJRM)
感想まとめ
マウントアダプターによって使えるレンズが増え、カメラが数倍楽しくなりました。
![kazunari](https://arasalife.com/wp-content/uploads/2021/02/profile-tiny-e1614465544740-150x150.png)
次はどのレンズを買おうかな、とレンズ選びも楽しくなりました。
エントリーモデルのEOS KISS Mがマウントアダプターによって、確実にパワーアップしました。
EOS KISS Mが良いカメラなので、キットレンズだけではもったいないです。
マウントアダプターでEOS KISS MやEF-Mマウントのカメラの良さを引き出して、充実したカメラライフを送ってみませんんか?
楽天市場でマウントアダプター EF-EOS Mを探す。まとめ
・マウントアダプターで使えるレンズの選択肢がかなり広がる。
・マウントアダプターでEOS KISS Mみたいなエントリーモデルでも本格的なカメラにパワーアップする。
・携行性は若干落ちるが、ごつさが本格的な見た目になって個人的には好み。
・純正モデルがおすすめ。マウントアダプターのおかげで、カメラの楽しさが数倍上がりました。
もし私と同じように初心者で、EOS KISS Mを購入された方は、キットレンズで満足せず、マウントアダプターを使ってもっとカメラを楽しんで欲しいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。