元化粧品開発者が成分解析とレビュー!薬用ケシミン密封乳液

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この記事を書いた人

某化粧品メーカーの元化粧品開発者。
約8年間、基礎化粧品一筋の開発者として多数の化粧品の処方設計に従事。その後転職し、現在は肌に関する研究活動に注力。
化粧品開発者としての知識や経験を基にしたスキンケア情報や、ライフハック的な情報を随時発信。

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この記事は次のような方におススメ
  • 薬用ケシミン密封乳液の成分、効果が気になる方
  • 実際の使用感や実感が知りたい方
  • しみ、そばかすを手軽にケアしたい方
  • 今回はビタミンC誘導体( L-アスコルビン酸 2-グルコシド )が配合された医薬部外品のケシミンの乳液に注目してみました。

    元化粧品開発者の視点から、配合成分の解説や使用感のレビューを主に記事を作成しました。

    簡単に結論をまとめると以下の通りです。

    結論
    ・ビタミンC誘導体が有効成分として配合されながら低価格でコスパ良好。
    ・ビタミンC誘導体はしみ、そばかすケア以外に、美白効果も期待できるのでお手軽美白ケアにもおすすめ。
    ・処方はめちゃくちゃシンプルで可もなく不可もなくという印象。
    ・使用感は割とあっさりめで、若い方に好まれそう

    以下に詳細を書いていますので、ぜひ最後までご覧ください。

    そのほかのスキンケア化粧品に関しても、
    この「【元化粧品開発者が解説】いろんなプチプラ基礎化粧品をレビューしてみた。」にレビューがまとめてありますので、ぜひこちらもご覧ください。

    薬用ケシミン密封乳液の特徴

    薬用ケシミンについて、シリーズと乳液について簡単に特徴をまとめてみました。

    ケシミンシリーズについて

    ケシミンは名前の通り、シミケアを目的としたスキンケアラインです。

    商品名の先頭に「薬用」と付いているので、どれも医薬部外品だということが判ります。

    医薬部外品は具体的な効果(ケシミンではしみ、そばかすを防ぐ等)を厚生労働省が認めているので、化粧品と比べてより肌悩みに対してアプローチがしやすくなります。

    化粧品と医薬部外品の違いに関しては、この「【元化粧品開発者が解説】化粧品と医薬部外品の違いとは?」をぜひご覧ください。

    ケシミンのラインはふき取り化粧水、化粧水、乳液、美容液、クリームと多くの製品から構成されています。

    引用元:小林製薬HP

    全製品に共通して、シミをケアする目的でビタミンC誘導体であるLーアスコルビン酸 2ーグルコシドが配合されています。

    kazunari
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    このビタミンC誘導体がケシミンシリーズの主役成分ですね。

    どの製品も数百円~1000円台という非常にお求めやすい価格になっている点も特徴の一つかと思います。

    また、化粧水や乳液は詰め替え用も販売されており、継続使用をされる方には嬉しい配慮です。

    薬用ケシミン密封乳液について

    ケシミン密封乳液本体

    薬用ケシミン密封乳液の内容量は130mlで希望小売価格が1,200円(税抜)です。

    普通にプチプラですが、Amazon等ではより安く購入できます。

    私がAmazonをチェックした時は、1000円を切っていました。

    また、詰め替え用が内容量115mlで希望小売価格が1,000円(税抜)で販売されています。

    100mlあたりの価格にすると、ボトル入りが約923円、詰め替え用が約870円です。

    価格が少し下がりますが、内容量も減るのでお得感はそこまで高くないですが、環境配慮に貢献できる点が一番の利点かと思います。

    容器は柔らかい樹脂ボトルで、軽く握ることで乳液が出ます。

    ボトルから出すところ

    性状等は一般的な乳液と比べて大きな違いは感じられません。

    成分や使用感等については後で詳しくまとめたいと思います。

    また、小林製薬のHPには以下の効能が記載されています。

    1. メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ。
    2. 肌あれ。
    3. あれ性。
    4. あせも・しもやけ・ひび・あかぎれ・にきびを防ぐ。
    5. 日やけ・雪やけ後のほてりを防ぐ。
    6. 肌をひきしめる。
    7. 肌を清浄にする。
    8. 肌を整える。
    9. 皮ふをすこやかに保つ。
    10. 皮ふにうるおいを与える。
    11. 皮ふを保護する。
    12. 皮ふの乾燥を防ぐ。
    kazunari
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    盛りだくさんですね。書ける効能は全部書きました、って感じですね。

    薬用ケシミン密封乳液の成分解析

    薬用ケシミン密封乳液に配合されている成分や処方の特徴について、分かる範囲でお伝えしたいと思います。

    表示成分

    薬用ケシミン密封乳液は医薬部外品ですので、表示成分が下記のように有効成分その他の成分に分けて記載されます。

    <有効成分>
    L-アスコルビン酸 2-グルコシド、グリチルリチン酸2K

    <その他の成分>
    ヒアルロン酸Na-2、プルーン酵素分解物、ホオノキ抽出液、サクラ葉抽出液、精製水、濃グリセリン、BG、DPG、2-エチルヘキサン酸セチル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、メチルポリシロキサン、ステアリン酸POEソルビタン、POEステアリルエーテル、カルボキシビニルポリマー、水酸化Na、ヒドロキシエチルセルロース、ステアロイルグルタミン酸Na、ベヘニルアルコール、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、パラベン

    この中から特徴的な成分について説明していきますね。

    ちなみに、医薬部外品の表示成分は化粧品と異なり配合量の多い順に記載するルールがありません。

    なので、どの成分が多く入っている等の情報は成分表示からは読み取れません。

    有効成分について

    有効成分は L-アスコルビン酸 2-グルコシド、グリチルリチン酸2K です。

    それぞれの成分の特徴は以下の通りです。

    L-アスコルビン酸 2-グルコシド

    ケシミンシリーズの「メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ」という効果を発揮する主成分です。

    この L-アスコルビン酸 2-グルコシドの効果が期待できる量をちゃんと配合されている点が、ケシミン密封乳液の一番のウリですね。

    L-アスコルビン酸 2-グルコシドはビタミンCの誘導体で、ビタミンC自体の安定性が低いので、ビタミンCにグルコース(ぶどう糖)を付けて、安定性を高めています。

    そして、体内のα-グルコシダーゼという酵素によってビタミンCに分解され、様々な効果を発揮することが期待されます。

    しかし、実際には皮膚表面にはα-グルコシダーゼの存在が微量なため、実際にはビタミンCへ分解される量はあまり多くないようです。

    ただし、 L-アスコルビン酸 2-グルコシド自体にもシミを予防する効果はあるため、ビタミンCほどではないですが、ちゃんと皮膚に対して有用な成分です。

    商品名からして、しみやそばかすにのみ効くように勘違いされそうですが、メラニンの生成抑制やメラニン自体の色を薄くする効果があるので、美白効果も期待できます。

    グリチルリチン酸2K

    グリチルリチン酸ジカリウムとも言われます。

    甘草(カンゾウ)という生薬から抽出される成分で、消炎作用を持っており、肌荒れの防止に役立ちます。

    医薬部外品の主剤として非常にメジャーな成分です。

    刺激も低いので敏感肌の方にも優しい成分と言えます。

    kazunari
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    とても実績のある原料ですので、肌荒れ防止を目的とする時は、とりあえずグリチルリチン酸2Kが入っているものを選べばオッケー、というイメージを持っています。

    その他の成分について

    その他の成分に着目すると、結構シンプルな処方だなと思いました。

    水溶性保湿剤が

    1. 濃グリセリン
    2. BG
    3. DPG

    と非常に一般的で、お値打ちな成分で構成されており、

    水分の蒸散を防ぐための油は

    1. 2-エチルヘキサン酸セチル
    2. トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル
    3. メチルポリシロキサン
    4. ベヘニルアルコール

    と超メジャー、リーズナブルな成分で構成されています。

    こちらも原価としてはお値打ちなラインナップです。

    そして、その油を以下の界面活性剤で乳化(水と油を均一に混ぜる)しています。

    1. ステアリン酸POEソルビタン
    2. POEステアリルエーテル
    3. ステアロイルグルタミン酸Na

    これらも非常によく見かけます。

    そして、乳液の粘性(とろみ)を付ける成分や防腐剤等も非常に一般的なもので構成されています。

    まとめると、ケシミン密封乳液の処方は非常に実績がある成分で構成されており安心感はあるが、それ以外に際立った点もない、シンプルな処方でした。

    kazunari
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    ケシミンの主役はビタミンC誘導体とグリチルリチン酸2Kなので、それ以外の成分はほんとに単純にしているようです。

    ちなみに、以下は訴求成分です。

    1. ヒアルロン酸Na-2
    2. プルーン酵素分解物
    3. ホオノキ抽出液
    4. サクラ葉抽出液

    肌に効果がありそうな成分ですが、そう思わせるためだけに入っている成分です。

    ごく微量の配合量であることが予想されるので、あまりこれらの成分に期待しない方が無難です。

    kazunari
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    このような「訴求成分」は入っているということを言うためだけの成分です。

    イメージアップのための成分と思っていれば良いかと思います。

    薬用ケシミン密封乳液の使用感レビューと効果

    では実際に使ってみてその使用感等についてお伝えしたいと思います。

    乳液使用場面

    塗り伸ばしている間は、適度な粘性があり、垂れたりすることはありませんでした。

    ツルツルという感触で、肌全体に良くノビていきます。

    塗り伸ばし始めてから、肌に馴染むまでは少し時間がかかる印象でした。

    馴染み際
    kazunari
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    馴染むまでのヌルヌルと感じている時間は若干長めでした。

    馴染んでからは、意外とあっさりな仕上がりです。

    春夏だと丁度よく、秋冬の使用では少し物足りなく感じるくらいの保湿感でした。

    油性成分も軽い感触のものが多いので、それがそのまま出ている印象です。

    保湿重視の方は、次にクリームをしっかり使うことをおすすめします。

    一方で、あまり油性感を好まない方には、丁度いい使用感かもしれません。

    皮脂量が多い若い方や、男性に好まれやすいかと思います。

    無香料のなので、香りはありません。

    ただ、少しだけ原料の基材臭は感じました。

    この辺りは個人の嗜好や鼻の感度にもよりますが、私はあまり気にはなりませんでした。

    kazunari
    kazunari

    あーすこし基材臭あるなー、と思う程度でした。

    気にされる方は、ドラッグストアでテスター等を探して、事前チェックが無難です。

    Amazonで薬用ケシミン密封乳液を探す。

    楽天市場で薬用ケシミン密封乳液を探す。

    まとめ

    今回は薬用ケシミン密封乳液のレビューをしてみました。

    処方は非常にシンプルな構成なので、とにかくビタミンC誘導体でシミケアをお値打ちにしたいという方に向いている商品だと思います。

    割とあっさりとした使用感でプチプラので、特に若年層に好まれる商品だなと思いました。

    また、主剤のビタミンC誘導体は美白効果も期待できる成分なので、お手軽に美白をしてみたいという方にもおすすめです。

    この記事が皆様のスキンケア選びの参考になれば幸いです。

    最後までお読みいただきありがとうございました。

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