【元化粧品開発者視点】クリーンイットゼロクレンジングバームを使ってみた

アイキャッチクレンジング
kazunari
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こんにちは。kazunariです。

皆さんはクレンジングってどんな種類を使っていますか?

この記事は次のような方におススメ
・クリーンイットゼロクレンジングバームの成分が気になる方
・クリーンイットゼロクレンジングバームの使用感が知りたい方
・新しいクレンジングを探している方

最近、妻が良く韓国コスメをネットで購入してきます。

今回取り上げるクリーンイットゼロクレンジングバームもその一つでした。

非常に評判の良いクレンジングらしいのでその実力が気になり、実際に使ってみました。

元化粧品開発者の視点から成分を見てみたり、使用感をレビューしてみました。

結論として、

・メイクと馴染みやすく、クレンジング力がしっかりある
・洗い上がりがさっぱりしているが、つっぱり感がない
・特別な原料は使っていないが使用感が良く、コスパが高い

と感じました。

詳細を以下にまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

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クリーンイットゼロクレンジングバームとは

本品写真

このクリーンイットゼロクレンジングバームは、韓国の人気コスメブランド「バニラコ」から発売され、10年以上のロングセラー商品となっています。

日本での口コミサイト等を見ても非常に評価が高く、コスパの高い人気商品となっています。

2018年には複数のビューティーアワードで受賞しています。

受賞歴

http://www.skindesign.jp/?pid=144952332

製品は肌質に合わせて6種類展開されています。

6種類のクレンジング

https://www.banila.jp/product/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%BC%E3%83%AD%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%A0-100ml/347/?cate_no=24&display_group=1

ピンク色のオリジナルがスタンダードなものですね。

迷ったらコレで良いかと思います。

そして、クリーンイットゼロクレンジングバームのウリとして、以下の「5つのゼロ」を挙げています。

5つのゼロ

http://www.skindesign.jp/?pid=144952332

それぞれ「ゼロ」と言ってしまうのはなかなか強気だなと思います。

実際に使ってみてその辺りがどんなものかレポートしてみます。

成分考察

クリーンイットゼロクレンジングバームは韓国コスメですが、調べれば日本語の全成分表示もありました。

全成分表示は配合成分が基本的にすべて記載され(キャリーオーバー成分は別)、配合量1%を超える成分は、配合量順に記載されています。

このルールのおかげで何となく化粧品の構成等が分かります。

そのため配合されている成分からこのクレンジングがどのようなものか考察してみました。

化粧品の全成分表示に関して詳しくは、この「全成分表示からスキンケア化粧品を選ぶ方法お伝えします。」もぜひご覧ください。

全成分表示

オリジナル(ピンク色)の全成分表示は以下の通りです。

パルミチン酸エチルヘキシル、エチルヘキサン酸セチル、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、イソステアリン酸PEG-10、合成ワックス、温泉水、フェノキシエタノール、BG、ムラサキ根エキス、酢酸トコフェロール、香料、エチルヘキシルグリセリン、水、1,2-ヘキサンジオール、ダイサンチク葉/茎エキス、ルイボスエキス、アンゼリカ根エキス、マルピギアグラブラ果実エキス、(アジピン酸ポリジエチレングリコール/IPDI)コポリマー、(アクリレーツ/メタクリル酸アンモニウム)コポリマー、(アクリレーツ/メタクリル酸メトキシPEG-15)コポリマー

沢山配合されている様に見えますので、分かりやすくするためにここから各成分に分類分けをしてみましょう。

各成分の分類分け

各成分をざっくりと分類分けしてみました。

成分によっては複数の働きをしたりするものもあるので、ざっくりとした分類分けになっています。

油性成分

ざっくりと言ってしまえば油です。以下の成分が該当します。

パルミチン酸エチルヘキシル、エチルヘキサン酸セチル、合成ワックス

パルミチン酸エチルヘキシル、エチルヘキサン酸セチルはエステル油とも呼ばれ、メイクや油汚れを浮かす役目で配合されます。

この2つの油が表示成分の先頭に来ているため、かなりの量が配合されていることが分かります。

合成ワックスは固形の油性成分で、おそらくクレンジングの硬度調整のため配合されていると思います。

界面活性剤

水に溶ける構造と油に溶ける構造を持つことで、化粧品に様々な機能を付与する成分です。

以下の成分が該当します。

トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、イソステアリン酸PEG-10

これらの界面活性剤が、クレンジング製剤中の水と油性成分をきれいに混ぜ合わせます。

また、クレンジング最中にはメイクや油汚れを油性成分に溶かす助けをし、さらに洗い流す際に油性成分を水にきれいに分散させて、洗いあがりをさっぱりさせる役目をします。

どちらも割とよく見かける界面活性剤で使用実績は十分だと思います。

これら界面活性剤も上位表示成分です。

先ほどの油性成分と合わせて、これらがクレンジング機能の大部分を担っていると思われます。

高分子成分

分子サイズが非常に大きい成分で、保湿剤としてや被膜系製剤、増粘剤、乳化剤など構造によって様々な役割を担います。

以下の成分が該当します。

(アジピン酸ポリジエチレングリコール/IPDI)コポリマー、(アクリレーツ/メタクリル酸アンモニウム)コポリマー、(アクリレーツ/メタクリル酸メトキシPEG-15)コポリマー

正直、こららの成分はあまり馴染みがありません。

ただ、このようなコポリマー(共重合体)は水と油にいい感じになじむように設計されているものが多いです。

成分名前から推察するに、これらが水の中に油性成分をきれいに混ぜ合わせ、あの独特のバーム状にしていると思われます。

エキス等

化粧品の訴求となる成分です。イメージ優先で配合されることが多いです。

以下の成分が該当します。

ムラサキ根エキス、 ダイサンチク葉/茎エキス、ルイボスエキス、アンゼリカ根エキス、マルピギアグラブラ果実エキス、 酢酸トコフェロール

今回のクレンジングの様な洗い流して使用するタイプの化粧品では、他の成分と同様に流されてしまうので、エキス等の成分はほぼ無視でいいです。

水性成分等

水や水に溶ける保湿剤、防腐剤等をここに分類しました。

以下の成分が該当します。

温泉水、フェノキシエタノール、BG、 エチルヘキシルグリセリン、水、1,2-ヘキサンジオール

温泉水はその名の通り温泉からとってきた水です。

採取地によって中身の変わりますので、表示名称からでは詳細は正直良く分かりません。

温泉水、水以外は防腐力を持つ成分です。

防腐剤のテッパンであるメチルパラベンが配合されていませんが、それ以外の成分はそこそこ配合されいてる印象です。

フェノキシエタノールが割と表示の上位に来ているので、配合量は防腐剤の中でもそこそこ多いと思われます。

防腐剤は刺激のリスクがあると言われていますが、洗い流しの製品なのでそこまで気にする必要はないと思います。

成分まとめ

各成分に分けてみると、結構シンプルな処方です。

おそらくこの製品は少量の水の中に、多量の油性成分を界面活性剤や高分子成分でぎちぎちに閉じ込めて作られた製剤だと思います。

そして、クレンジング時に力が加えられると、油性成分が水の中から飛び出して溶けるような感触が得られているのでしょう。

このような製剤は、製品の安定性と使用性を両立させるのが難しいので、成分の配合バランスがキーポイントとなります。

そのあたりにメーカーのノウハウが詰まっています。

原料原価はそこまで高くないと思われますが、使用性の評判がとても良いので、元化粧品開発者の視点からすると良い処方だなという印象を持ちました。

使用感

口コミでも評判の良い使用感について、実際に使ってみた感想をまとめてみました。

使用テスト

では、実際に使ってみましょう。

付属のスパチュラでサクッと取れます。

クレンジング取り出した状態

剤型は名前の通り、バーム状ですがそこまで硬さはありません。

そして肌に乗せて、少しなじませるとすぐにとろけて厚みのあるオイル状に変化します。

クレンジングのぬり伸ばし

そして十分にメイクや油汚れと馴染ませたら洗い流します。

試しに手の甲で使ってみましたが、洗い流した感じは割とサッパリです。

クレンジングバームは洗い流しても油感が結構残るイメージが私の中でありましたが、このクレンジングバームは非常に洗いあがりがいいです。

次に、妻が使っているキャンメイクのアイラインとロムアンドのティントリップを手の甲に塗り、クレンジング能力をテストしてみました。

メイク用品

テストするなら落ちにくいものがいいと思い、この2品を借りました。

適当に手の甲に塗ってみました。

手の甲のテスト

そして適当な量のクレンジングバームを乗せます。

クレンジングぬり伸ばし前

なじませていくと、こんな感じになりました。

クレンジングなじませ後

オイルはノビが良いのですが適度に厚みもあるので、手応えがちょうどよく、簡単にメイクとなじませることが出来ました。

そしてなじませている時点ですでにかなり落ちているのが分かりますね。

最後に水で洗い流すとしっかりと落ちています。

クレンジングバーム単独で使った時と同様に非常にさっぱりとした使用感で、残っている感じも全くありませんでした。

また、顔でも使ってみましたが、やはり同じようにしっかりと落ちますし、洗い上がり後のつっぱり感がありません。

W洗顔不要と謳っているようですが、確かに洗顔が無くてもいいくらいかもしれません。

この辺りはメイクの濃さや肌の仕上がりの好みで選べばいいかと思います。

5つのゼロについて

このクレンジングには5つのゼロが特徴としてある説明をしましたが、実際どうでしょうか。

5つのゼロ

http://www.skindesign.jp/?pid=144952332

①残り物、②老廃物はゼロかと言われると、全く無いかどうかは判断できません。

ただ、クレンジング力がしっかりあり、メイク落ちがよく、洗い流しも良いのでほぼゼロと言っていいでしょう。

③流れ落ちは、オイルに適度な粘度があり、タレることがないので確かにゼロです。

④ヌルヌルは洗い上がりの事を言っているのでしょうか。だとすればこれも確かにゼロです。

最初の残り物と少し被っている気もしますが・・・

⑤刺激は非常に少ないと思います。

ゼロだと言い過ぎかもしれませんが、かなりゼロに近いでしょうか。

全体を通して、そこまで間違ったことは言ってないという印象です。

kazunari
kazunari

やっぱりゼロはちょっと言い過ぎな気もしますが・・・

総評

手の甲や顔で何度か使ってみましたが、このクレンジングは正直かなりいいです。

良かった点をまとめてみます。

使ってみて良かった点
・メイクのなじみが早い
・メイクの落ちが良い
・メイクとなじませている間、厚みや粘度が適度にあり、なじませやすいしタレにくい
・洗い流した後に残り感がない
・しっかり洗い上がるが、つっぱり感はない
・こんなに良いのに安い!!

クレンジング製剤は私も前の職場で担当することはありましたが、ここまで使用感の良いものは作れませんでした。

どうしても何かを良くしようとすると、他の項目が悪くなってしまうのですべての要望を満たすことが非常に難しいのです。

しかし、このクリーンイットゼロクレンジングバームはすべての面で非常に高い性能を持っているように感じました。

それなのに1000円台で購入でき安い!!

完敗ですね。これは自信を持ってお勧めできる商品だなと感じました。

購入方法について

クリーンイットゼロクレンジングバームは韓国コスメですが、Amazonや楽天等で簡単に購入できます。

また、Qoo10というショッピングサイトでも購入できます。

大人気韓国コスメも超お得!Qoo10(キューテン)公式

Qoo10の方が安いことが多いですが、配送に若干時間がかかる印象です。

経験的に早くて1週間弱、最長で3週間近くかかることもありました。

ただ、年に4回ほど「メガ割」というセールが実施されるので、このセールを利用すると非常にお得に買い物が出来ます。

普段はAmazon等で購入し、メガ割の期間だけQoo10を利用する方法が良いかと思います。

まとめ

今回は韓国コスメのクリーンイットゼロクレンジングバームを使ってみました。

正直、使い始める前は全然期待していなかったのですが、いい意味で大きく裏切られました。

クレンジングとして非常に使用感が良く、しかも1000円台で購入出来てしまうので、これは本当に買いです。

お求めやすい価格なので、ぜひ気軽に試していただきたいなと思いました。

クレンジング選びの参考にれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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