【写真解説】エアコンの送風ファンを自分で洗浄してみた

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アイキャッチエアコン
kazunari
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こんにちは。kazunariです。

皆さんはエアコンの内部洗浄って自分でやっていますか?

この記事は次のような方におススメ
  • エアコンの洗浄を自分で行いたい方
  • エアコンの送風ファンの掃除方法を調べている方
  • 長年エアコンの内部洗浄を行っていない方
  • エアコン全体像

    今回は我が家の寝室にある日立のエアコンの洗浄を行ったのでその方法を写真を交えて紹介します。

    主な洗浄部分はエアコン内部の送風ファンです。

    送風ファンとは以下の引用画像で示したように、エアコン内部にある風を送り出すファンです。

    エアコン内部構造

    https://www.osoujihonpo.com/guide/aircon/121129-03

    洗浄せずに放っておくとカビが生えてきてしまい、カビの生えたファンから送り出された空気を浴びることになってしまいます。

    我が家では数年前まで全く気にしていなかったのですが、ふとしたきっかけで送風ファンを見てみるとそれはもうひどいカビの生えようでした。

    自分ももちろんですが、小さい子供がいるとよりその影響が気になってしまいます。

    ですので、ちゃんと洗浄しなくてはいけませんが、業者さんにお願いするとそこそこお金がかかってしまうので、私は自分でやることにしています。

    いくつかのサイト(ランク王等)を参考に独自の方法でやっていますので、実際に洗浄される場合は自己責任でお願いします。

    一応今回の方法で3,4年ほど毎年洗浄していますが、特に問題は起きていません。

    洗浄に用意したもの

    洗浄のために以下のものを用意します。

    ブラシ、バケツ、スプレーボトル、ビニール紐、テープ、90Lゴミ袋

    ブラシは百均で「そそぎ口洗い」という名のブラシを購入しました。

    洗浄ブラシ

    スプレーボトルにはすすぎ用の水を入れておきます。

    実際の洗浄作業

    では、実際に作業に入っていきます。所要時間は多く見積もって3時間程度でしょうか。

    作業中は当然エアコンが使えないので、なるべく涼しい時期や時間帯を選ぶようにしてください。

    洗浄作業は結構ハードなので時間帯を間違えると、えらい目に遭います。

    電源コードを外す

    まずは忘れずに電源プラグを抜いておきましょう。

    エアコンのコンセント

    パーツを外す

    そして、エアコンの全面パネルを外します。

    エアコン前面パネルなし

    次いで、フィルターも外しておきます。

    エアコンフィルター無し

    今回は、送風ファンの洗浄がメインですが、折角なのでフィルターも水洗いしておきました。

    そして、送風口に付いている風向きルーバーを外します。

    エアコンルーバーなし

    これでパーツはすべて外しました。

    ちなみに送風ファンを覗いてみるとこんな感じになっていました。

    エアコン内部のカビ

    ファンにびっしりカビが生えていますね。こんなところから出る風はやはり浴びたくないです。

    しっかり洗浄しましょう。

    水受けを付ける

    すすぎに水を使うので、その受けをビニール袋で作ります。

    ビニール袋の一端を切り離します。

    90Lのビニール袋を使っていますが、たまたまこれしかなかっただけで、45Lの方がちょうどよかったなと思いました。

    ゴミ袋

    円錐状にビニールを広げエアコンの周囲にテープで張り付けていきます。

    エアコンにゴミ袋を付ける

    このままでは水が溜まってしまい、最終的に重さでビニールが外れてしまうので、水を逃がしてやる工夫をします。

    ビニール紐に大きい結び目を作っておきます。

    ビニール紐

    ビニール袋の先を少し開けそこにビニール紐を通して、結び目で止まるようにし、先端はバケツに入れておきます。

    ビニール袋の先端

    こうすることで、袋の先端からビニールひもを伝って、水がバケツに入っていきます。

    バケツの中

    こういったものを作るのが面倒だという方は、エアコン洗浄用のカバーも販売しているようなので、そちらを利用するのもいいかと思います。

    送風ファン洗浄

    では、送風ファンを洗浄していきます。

    ブラシは3本セットの中の一番大きいものを使いました。

    送風ファンの中にブラシを突っ込んでゴシゴシと磨いてカビを取り除いていきます。

    ファンの磨き工程

    磨いては、スプレーボトルで水を吹きかけ、カビを流していきます。

    すすぎ工程

    これがかなり大変な作業です。

    何枚もあるファンを一枚一枚根気よく磨いていきます。

    エアコンの位置からして、どうしても腕を上げながらの作業になるので、腕がぱんぱんになります。

    休憩しながら地道にやっていきましょう。

    また、ブラシでこする際にカビや水滴が飛んできたりするので、マスクや保護メガネもした方がいいです。

    一応ブラシも送風ファン用のものがあったりしますが、そこそこお値段するので節約目的で自分で洗浄する方にはあまりお勧めしません。

    頑張って送風ファンをすべて磨き、すすぎ終わるとバケツにはこんなに汚い水が溜まります。

    洗浄後のバケツ

    そして、送風ファンの方は、このとおりちゃんときれいになりました。

    洗浄後の送風ファン

    大変だったので、洗浄後の達成感はひとしおです。

    送風運転する

    洗浄後はファンが濡れているので乾燥させます。

    電源プラグを指し、フィルターを入れ、送風運転を1時間ほど行います。

    運転の最初はファンから水が大量に飛んでくるので、ビニル袋やタオル等で送風口を押さえながら運転操作をしましょう。

    しっかりと送風運転して乾燥させたら、あとは外したパーツを戻して終了です。

    注意点

    洗浄時の注意点としては、洗剤等はできれば使用しない方がいいと感じました。

    洗剤を使用すると内部に洗剤を残さないようにどうしてもすすぎを念入りにする必要が出てきます。

    しかしこれが結構大変で、洗剤を使うメリットがあまり感じられません。

    また、重曹(炭酸水素ナトリウム)とクエン酸で発泡させて、カビを浮き上がらせて楽に洗浄しようともしましたが、全然びくともせず、これもすすぎが大変になるだけでした。

    結局は、ブラシでこするのが一番手っ取り早いなと痛感しました。



    まとめ

    今回はエアコンの送風ファンの洗浄方法をまとめてみました。

    洗浄の前後でファンのきれいさは全然違うので、やりがいはかなりあるかと思います。

    しかし、出費を抑えるために自分でやっていますが、正直かなり大変なので出来るならば業者の方にお願いしたいと毎年思っています。

    まだやった事がない方は是非一度挑戦してみていただきたいです。

    私の言っていることが良く理解できるかと思います。

    早く業者さんにお願いできるほどに出世したいなと思う今日この頃でした。

    最後までお読みいただきありがとうございました。

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