こんにちは。
kazunariです。
子供の指しゃぶりは歯並びにも影響を及ぼすため、できるだけ早くやめさせたいものです。
そう思いながら、私の娘は5歳になっても指しゃぶりをやめられませんでした。
その間、苦いマニキュアを塗ってみたりと対策してきましたが、効果はありませんでした。
そんな中、成功率92%の指しゃぶりの矯正器具を見つけました。
それが、こちらのドクター・サムです。
今回はこちらを5歳の娘に使ってみた感想や効果をお伝えしたいと思います。
子供の指しゃぶりに悩まされている方の参考になれば幸いです。
指しゃぶり防止の原理
ドクター・サムは医療用のシリコンで作られた矯正器具で、親指のまわりが筒状になっています。
この筒の内部がデコボコになっていて、この筒ごと吸っても空気が抜けて、いつも通りの指しゃぶりの感触になりません。
吸いたくても、空気が親指の周りから抜けていくので、いつまでも指を吸い込めない訳です。
ドクター・サムの使い方
ドクター・サムを使うには、まずサイズの調整が必要です。
ベルトループと呼ばれる部分に、バンドを通すところが二か所あり、こちらで大まかなサイズ調整をします。
そして、ベルトの長さも調節して、ピッタリサイズを目指します。
説明書では、少しキツメを推奨しています。
あまりキツイと子供の皮膚にも負荷がかかるので、最初は慎重にサイズ調整すべきだと思いました。
調節が完了したら、指に装着してバックルで留めます。
ただ、指への装着は説明書にも簡単なイラストしかなく、最初は少し戸惑いました。
とりあえず装着してみましたが、絶対コレじゃない感がありました。
いろいろなレビューの写真などを探して、ようやく正解にたどり着けました。
これが正しい付け方です。
シリコンのリング部に親指以外の4本を通す必要がありました。
ここに辿り着くのに、結構時間を要しました。
もう少しちゃんと説明が欲しかったです。
私と同じように戸惑われる方もいらっしゃると思うので、参考になれば幸いです。
ベルトのバックルはロックの有り無しで、2種類あります。
自分で外してしまう年齢の子には、ロック有が有効です。
我が家ではロック無を使っていましたが、知恵を付けて外すようになったので、途中でロック有にしました。
ドクター・サムの効果検証
では、実際にドクター・サムを使ってみた効果をまとめます。
我が家の検証条件
我が家での効果検証の条件を簡単にお伝えします。
- 子供の年齢:5歳6か月
- 性別:女の子
- ドクター・サムのサイズ:L
娘にはずっと指しゃぶりを止めるように言い聞かせてはきました。
ですが、5歳まで続くと癖になってしまい、本人も止めたくても止められない状態になっていました。
特に寝ている時に、無意識に指をしゃぶってしまうので、寝ているスキに装着してみました。
そもそも起きている時には、嫌がって付けさせてくれませんでした。
ドクター・サムの装着効果
では、その装着の効果はどうだったのでしょうか。
簡単にまとめると以下の通りです。
それぞれもう少し詳しくお伝えします。
装着時は指しゃぶりがしっかり止まる
ドクター・サム装着時は、指しゃぶりが完全に止まります。
最初は装着したまま指しゃぶりもしますが、感触が気に入らないのか、途中でやめてしまいます。
こちらは寝ている時の写真ですが、指しゃぶりを途中で諦めて、口元手前で指が止まっています。
付けている間は確実に指しゃぶりしなくなりました。
最初は嫌がった
付け始めは、かなり抵抗されました。
付ける前も付けた後も抵抗されました。
なので、寝ている時だけ付けましたが、寝ながらも抵抗されました。
ベルト自体は外されないのですが、シリコンパーツに多少の伸縮性があるので、無理やり伸ばして外されました。
かなり引っ張るので、購入直後で壊されるかと思いました。
ただ、これはベルトのサイズ調整などを適切にすることで、対処できました。
いくら引っ張っても外れないことを理解すると、無理やり引っ張ることはなくなりました。
しかし、次に自分でベルトを外す方法を習得して、パチンと外してしまうようになりました。
そのため、ロック付きのベルトに仕方なく変更しました。
ロック付きベルトは外すのが少し面倒なので、出来れば使いたくなかったのですが、しょうがないです。
継続使用で、指しゃぶりの癖が収まってきた
色々と抵抗されましたが、ドクター・サムの継続使用で、指しゃぶりの癖は徐々に収まってきました。
付け始めの数日は、慣れないせいかかなりイライラしていました。
最初はなかなかつけさせてくれないので、寝ている時から始めました。
ただ、慣れてくるとそんなに気にすることもなくなり、指しゃぶりが減っている様に見えました。
2週間ほど経つ頃には、ドクター・サムを付けていなくても指しゃぶりをしなくなりました。
しっかりと我が家でも効果が確認できました。
検証結果まとめ
検証した結果、最終的にはしっかりと指しゃぶりを止めることが出来ました。
ただし、最初はかなり抵抗にあいましたが、試行錯誤の結果、何とか使い続けることが出来ました。
ドクター・サムを付けてさえいれば、指しゃぶりは全然しなくなるので、いかに続けて使うかが重要であると感じました。
ドクター・サムを使ってみた感想
ドクター・サムを使ってみた感想をまとめます。
それぞれについて、次に詳しくお伝えします。
もっと早めに使うべきだった
使い始めてまず最初に、もっと早めに使うべきだったと思いました。
もちろん効果があるから、という理由もあります。
ですがそれ以外に、子供が大きくなると、装着することへの抵抗が強力になります。
我が家は5歳の娘に装着しましたが、使い始めた当初は寝ている時以外、絶対に付けさせてくれませんでした。
寝ている時に付けても、サイズが緩いとシリコンを力で伸ばして無理やり外してしまいます。
5歳の女の子でこの抵抗力なので、より成長した子や男の子の場合、さらに大変になると思います。
まだ力が弱かったり、物心がついていない時期であれば、もっと素直に装着してくれるでしょう。
そのため、ドクター・サムは子供が大きくなる前に、早く使うべきだと感じました。
サイズ調整や使い方などが少し不便
使いやすさなどに関しては、少し不便に感じるところもありました。
例えばバンドの調整は、シリコンアジャスター部で行いますが、パーツが小さくて結構やりづらいです。
最初付けるときはサイズが重要なので、何度もこの調整をしなければならず、少しイライラしました。
また、使い方のところでお伝えした通り、指への装着の仕方も分かりづらいため、所々で不便さを感じました。
継続が大事
使っていて、やはり継続することが大事だと感じました。
指しゃぶりは癖なので、なかなか直すのが大変です。
最初はうまく使ってくれなかったりと、親子ともにイライラすることもあるかと思います。
子供は指が吸えなくてイライラですし、親も子供がドクター・サムを嫌がるのでイライラしたりします。
それくらい、癖を直すのは大変です。
なので、我が家では寝ている時に付けたり、
最初は短い時間から、ちょっとずつ使う時間を長くする、
といった工夫することで、徐々にドクター・サムを慣らしていきました。
その結果、なんとか継続して使えて、最終的には指しゃぶりをやめさせることが出来ました。
この様に、最初から劇的な効果を期待する、というよりは少し腰を据えてじっくりと使っていくアイテムだと思いました。
途中であきらめずに、継続することが大事だなと強く感じました。
少し高いが、値段に見合った効果は十分ある
値段はおよそ3,500円、と若干高いと思います。
ですが、これまで苦いマニキュアなどで効果が見られなかったことを考えると、多少高くても最初からドクター・サムを買えばよかったと思いました。
マニキュアは3種類ほど試して効果が無かったので、最初からドクター・サムを使った方が安上がりでした。
特に子供が小さいうちの方が、癖もそこまでなく、抵抗もされにくいので、とにかく始めるなら早いに越したことはないです。
指しゃぶりが気になったら、少し値段はしますが、それでも最初からこちらを使うことをおススメします。