魔女工場は今非常に人気の韓国コスメですね。
どんなアイテムがあるのか気になっている方も多いかと思います。
そこで今回は、魔女工場のビフィダ バイオーム コンプレックス アンプルの成分解説や使用感をお伝えしようと思います。
・ビフィダ バイオームの配合成分ってどういうもの?
・ビフィダ バイオームの処方の特徴とは?
・ビフィダ バイオームの使用感や効果実感は実際どうなの?この記事で、魔女工場 ビフィダ バイオーム コンプレックス アンプルの特徴や魅力が良く分かるかと思います。
きっと試してみてみたくなると思いますよ。
ぜひ最後までご覧ください。
魔女工場 ビフィダ バイオーム コンプレックス アンプルのキホン
魔女工場 ビフィダ バイオーム コンプレックス アンプルは、肌調子を整える美容液として販売されている韓国コスメです。
引用元:manyocosme HP
楽天2020ベストコスメなどでも受賞しており、人気の高さがうかがえます。
一番の特徴としては、乳酸菌由来の成分配合を前面に押し出しており、
塗る乳酸菌で健やかな肌環境
と謳っている、微生物コスメです。
正確には微生物が作り出した成分が配合されている美容液ですね。
ガラス容器に入っていて、スポイトが付属しています。
スポイトで必要な分を取り、使うので量が調節しやすいです。
美容液自体は、少し濁った茶褐色で、微生物コスメっぽい感じがしますね。
アットコスメ情報で、50mL・3,850円となっており、割と購入しやすい価格になっています。
成分や使ってみた感想は後ほど詳しくご説明します。
似たような商品で「魔女工場 がラクナイアシン2.0」という美容液もあり、こちらもかなり人気となっています。
魔女工場の勢いがすごいです。
2つの美容液を比較してみた記事も書いています。
魔女工場の美容液の比較に関して詳しくは、
この「どっちがいい?元化粧品開発者が魔女工場の2つの美容液を徹底比較」も是非ご覧ください。
魔女工場 ビフィダ バイオーム コンプレックス アンプルの成分解析
ビフィダ バイオームの成分、処方の特徴を一言で表すと、
プロバイオティクス由来の成分とナイアシンアミドで作られている美容液
だと思います。
その理由を詳しく説明していきますね。
ビフィダ バイオームの全成分表記は以下の通りです。
ビフィズス菌培養液、BG、ビフィズス菌培養溶解質、乳酸桿菌培養溶解質、乳酸球菌培養溶解質、サッカロミセス発酵液、グリセリン、ナイアシンアミド、1,2-ヘキサンジオール、乳酸桿菌/パンプキン発酵エキス、アウレオバシジウムプルランス培養物、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸クロスポリマーNa、アセチルヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、ヒアルロン酸K、加水分解ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、エーデルワイスカルス培養エキス、キューティバクテリウム顆粒膜発酵エキス、アシアチコシド、アシアチン酸、マデカシン酸、ペンチレングリコール、スクワラン、水添レシチン、トリペプチド-1銅、トロメタミン、アセチルヘキサペプチド-8、プロパンジオール、エチルヘキシルグリセリン、デキストリン、精製水、カフェイン、ベンジルグリコール、フィチン酸Na、加水分解アルギン、キサンタンガム、没食子酸エピガロカテキン、カルボマー、ヨウシュホオズキがくエキス、加水分解ムコ多糖、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カカオ種子エキス、アデノシン
いろいろな成分が書かれていますね。
でも、このビフィダ バイオームの処方の特徴は、プロバイオティクス由来の成分でほとんど構成されている点です。
プロバイオティクスとは、ビフィズス菌や乳酸菌のような人に有益な微生物のことです。
・微生物が代謝した成分が含まれている。
・微生物の代謝物にはアミノ酸や乳酸、多糖類がある。
・これらの成分には保湿や抗炎症作用がある。プロバイオティクスが代謝した(作り出した)アミノ酸などが、肌を整えてくれるんですね。
そして、ビフィダ バイオームの全成分表示を見てみると、最初の方の成分が、
ビフィズス菌培養液、BG、ビフィズス菌培養溶解質、乳酸桿菌培養溶解質、乳酸球菌培養溶解質
となっています。
化粧品の全成分は、配合濃度が1%を超える成分は、多い順に記載しなければならないルールがあります。
なので、ビフィダ バイオームでは、ビフィズス菌培養液が最も多く配合されていて、ビフィズス菌培養溶解質、乳酸桿菌培養溶解質、乳酸球菌培養溶解質も同様にかなり多い配合だと分かります。
商品説明でもビフィズス菌培養成分72%含有(ビフィズス菌培養液、ビフィズス菌培養溶解質)、という記載があります。
そのため、ビフィダ バイオームはほどんどプロバイオティクス由来の成分で作られていると言えます。
これは商品の名前や特徴としっかりと一致していますね。
また、全成分の比較的前の方にナイアシンアミドの記載があるのもいいです。
ナイアシンアミドはビタミンB3の一種で、美白や抗シワの成分として有名ですが、抗酸化や肌荒れ抑制ど様々な効果がある成分です。
このナイアシンアミドも、全成分表示の位置から比較的高配合されていると思われ、プロバイオティクスの効果と併せて、お肌の調子を整える効果が期待できます。
その他、全成分表示にはたくさんの成分が記載されていますが、1,2-ヘキサンジオールまでの成分でほとんど構成されていると推測されます。
そのため、それ以降の成分は微量であり、効果はあまり期待しない方がいいかと思います。
基本的にはプロバイオティクス由来の成分とナイアシンアミドで作られている美容液と考えていいと思います。
お肌の調子を整えるにはいい処方だと思います。
ビフィダ バイオーム コンプレックス アンプルの使用感レビューと効果
では、実際に手の甲や顔で使ってみた感想をまとめてみます。
スポイトで好みの量が出せるので、地味に使いやすいです。
美容液自体はとろみがあり、とろっとノビていきます。
塗り広げていくと、とろみがあるのですが意外と早く馴染みます。
馴染んだ後は、BGやグリセリンといった保湿剤と、プロバイオティクス成分由来と思われる独特の保湿感が残ります。
べたつきが無く、程よい保湿感と少しもっちりとした感触に仕上がります。
無香料ですが、原料由来の変な臭いもなく、非常に使いやすい使用感でした。
顔の場合、4滴ほどでいい感じに全体に馴染みました。
馴染みが非常に早いので、サッと使え、他のスキンケアにプラスしても邪魔になりません。
2週間ほど使っていますが、頬の赤みが減り、肌荒れしにくくなったように感じます。
全体的にクセの無い使用感なので、どなたにも心地よく使える美容液だと思いました。
気になる広告表現
成分や使用感はとても良い美容液ですが、広告表現は少し怪しいです。
例えば、配合成分のヒアルロン酸の説明の図で、
引用元:manyocosme HP
肌の奥までヒアルロン酸が浸透するような図があります。
この図だと超低分子のヒアルロン酸は思いっきり真皮まで浸透しているように見えます。
これはちょっと良くない表現です。
肌は外側から表皮、真皮、皮下組織と分けられます。
図に書かれているのは表皮と真皮です。
さらに、表皮も外側から、角層、顆粒層、有棘層、基底層と分けられます。
そして、化粧品の効果は、薬機法という法律によって、表皮の一番外側の角層部位についてしか効果を説明できません。
しかしがら、この広告表現では、思いっきり角層よりかなり深部の真皮まで浸透しているように見えます。
低分子は基底膜、中分子は有棘層から顆粒層あたりにあるように見えるので、これも良くない表現です。
一応、注意書きとして、「上記説明は原料の特性に限ります」とありますが、一般消費者からしたら、この美容液が浸透すると勘違いしてしまいますよね。
結構きわどい表現しているなと思いました。
あと、もう一点かなりまずい広告表現があります。
引用元:manyocosme HP
ここで、美白を謳っていますが、これは完全にアウトだと思います。
基礎化粧品で「美白」という表現をするには、医薬部外品としての承認が必要となります。
普通の化粧品では、美白と言ってはいけないのです。
このビフィダ バイオームも医薬部外品ではなく、普通の化粧品です。
それにも関わらず、この広告ではガッツリ「美白」と記載されています。
これは明らかにまずい表現です。
この広告で製品自体まで疑わしいとは言いませんが、過度な期待をさせる内容なので、あまり真に受け過ぎないように気をつけた方がいいです。
良い美容液だと思うので、こういった広告は逆にイメージダウンのリスクがあると思います。
まとめ
ビフィダ バイオームはプロバイオティクス由来の成分でほとんど構成されている
・プロバイオティクス由来の成分は肌調子を整える効果があるので期待大
・使用感はべたつきが無いが、ほどよく保湿感があるので非常に使いやすいプロバイオティクス由来の成分とナイアシンアミドが高配合されており、お肌の調子を整えるには最適な美容液ですね。
スポイト付きの容器も意外と使いやすいですし、使用感も良く、価格もそこまで高くないので素直におすすめできるアイテムだと思いました。
季節の変わり目や肌荒れしやすい方にピッタリだと思うので、気になっている方はぜひ一度試してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。