元化粧品開発者が成分解析とレビュー！ノーモアブラックヘッド

今回は毛穴悩みにフォーカスしたクレンジングを解析、レビューします。

それが、こちらのワンデイズユー ノーモアブラックヘッドです。

今回はこちらのクレンジングの実力を見てみたいと思います。

この記事でワンデイズユー ノーモアブラックヘッドの特徴が良く分かると思います。

最後までご覧ください。

ノーモアブラックヘッドのキホン

まずは、簡単にノーモアブラックヘッドの特徴をお伝えします。

基本情報

ノーモアブラックヘッドの基本情報は以下の通りです。

製品特徴

ノーモアブラックヘッドは、その名の通り、毛穴の黒ずみや角栓のケアにフォーカスした設計がされています。

一般的なクレンジングとは異なり、毛穴のみに特化したアイテムになっています。

人気の高さ

ノーモアブラックヘッドは、多くの受賞歴があり、人気の高さがうかがえます。

ノーモアブラックヘッドの成分解析

では、ノーモアブラックヘッドの成分解析をしていきます。

以下が、全成分表示です。

こちらの情報を基に、特徴的な成分などをピックアップしていきます。

収れん作用のあるハマメリス水が大量に配合

肌の収れん作用があるハマメリス水の配合量が多いです。

全成分表示で水の次に記載されているので、ノーモアブラックヘッドの中で2番目に多く配合されていることになります。

そのため、毛穴を引き締めて、目立たなくしてくれる効果が期待されます。

その他の植物エキスも豊富に配合

ハマメリス水以外にも28種類もの植物エキスが配合されています。

その中でも以下のエキスは全成分表示の前方に記載され、配合量もそれなりにありそうです。

これらの植物エキスには様々な効果がありますが、主には鎮静作用や抗酸化作用が期待されます。

特に、毛穴を引き締めるハマメリス水が刺激を感じやすいので、鎮静作用によって肌トラブルのリスクを抑える役目があると考えられます。

皮脂や角栓と相性の良い界面活性剤が配合

ノーモアブラックヘッドに配合されている界面活性剤は、皮脂や角栓と相性の良いものが選ばれています。

これらの界面活性剤はポリグリセリン系とよばれ、皮脂や角栓に含まれる脂質を溶解させる能力が高い傾向にあります。

そのため、ポリグリセリン系の活性剤が皮脂を直接除去したり、角栓の脂質を溶かし、角栓を崩壊させて除去しやすくする効果が期待されます。

成分解析まとめ

ノーモアブラックヘッドの成分解析をした結果、以下の結論となりました。

主役の成分はハマメリス水とポリグリセリン系の界面活性剤で、これらが毛穴ケアの役割りを担います。

さらに豊富な植物エキスの鎮静作用で、肌リスクを抑えてくれています。

ノーモアブラックヘッドの使用感レビュー

実際に使ってみて、その使用感や効果をお伝えします。

コットンを使ってパックする

まず、コットンにノーモアブラックヘッドを適量染み込ませます。

染み込ませたコットンを鼻に乗せ、15分ほどパックします。

パックしている間は、配合されているユーカリ葉油由来のスーっとした香りがします。

パック中は少し刺激感がある

パック中はピリピリ感が鼻全体で感じられました。

おそらく、ハマメリス水の肌を引き締める効果による刺激感かと思われます。

普通の肌であれば問題はないと思いますが、肌調子が良くない時や敏感肌の方は少し注意して使う必要があります。

ちなみに、妻は全く刺激を感じず、気にならなかったと言っていました。

個人差が結構ありそうです。

使用前後の変化

試用前後の写真で比べてみました。

確かに毛穴の目立ちや黒ずみが減った様に感じられます。

鼻全体のザラツキがなくなり、すべすべな肌に仕上がりました。

角栓は完全には除去されていませんが、数は減ったように感じます。

角栓の除去は大変なので、定期的なケアで徐々に減らしていく必要がありそうです。

ノーモアブラックヘッドは危ない？

一部ではノーモアブラックヘッドは危ない、という声もあるようです。

中には、使ったらビニール肌になった、という口コミも見られます。

この意見に対しては、

と考えています。

理由としては、以下の点が挙げられます。

それぞれについて、詳しくお伝えします。

マイルドな界面活性剤が使われている

ノーモアブラックヘッドに配合されている界面活性剤は以下のものです。

界面活性剤は肌への刺激につながりやすい代表的な成分です.

ただ、ノーモアブラックヘッドに配合されているものは、比較的肌へ優しいと言われるものばかりです。

アミノ酸系やポリグリセリン系と呼ばれる界面活性剤で、肌への優しさが特徴のひとつとして、化粧品に配合されます。

そのため、ノーモアブラックヘッドの界面活性剤で肌への刺激は、起きにくいと言えます。

刺激感はハマメリス水によるもの

ノーモアブラックヘッドが危ないと言われる原因は、おそらくハマメリス水によるものと思われます。

先ほどからお伝えしている通り、ハマメリス水には、肌の収斂（引き締め）作用があります。

この収斂作用があるとヒリヒリ感を感じることがあるため、これが肌刺激となり危ないと言われていると思われます。

ただ、収斂作用による刺激であっても、肌にとっては刺激なので、敏感肌などの方は注意して使う必要はあります。

ビニール肌になるには、相当な刺激が必要

ノーモアブラックヘッドでビニール肌になった、といった口コミも見られます。

しかし、それはちょっと言い過ぎなのでは、と私は考えています。

なぜなら、ビニール肌はかなり過剰なスキンケアが原因と言われているからです。

例えば、スクラブ剤やピーリング剤などを繰り返し、過剰に肌の角質をとったりすることが挙げられます。

ノーモアブラックヘッドは、スクラブ剤やピーリング剤のような強い刺激を肌に与える成分は配合されていません。

そのため、通常使用の範囲でビニール肌になるとは考えにくいのです。

総合評価

ノーモアブラックヘッドの成分解析と使用レビューをしてみました。

その結果をまとめます。

良い点と気になる点

使ってみると、鼻の黒ずみは確かに薄くなり、目立ちにくくなっていました。

ちゃんと毛穴ケアの効果は感じられます。

また、2,000円以下で購入可能なため、コスパはかなり良いです。

実際に使ってみると、ハマメリス水由来と思われる刺激感がありました。

妻は全然感じないようなので、個人差があるようです。

敏感肌や肌調子が良くない方は、最少はパック時間を短めにするなど、注意が必要だと思いました。

また、広告表現では鼻がツルツルになって、黒ずみも一掃されるように見せていますが、正直ここまでの効果は難しいです。

おすすめしたい方

これまでお伝えしたノーモアブラックヘッドの特徴から、おススメしたい方は以下の通りです。

コスパ良く毛穴ケアができる手軽さが良いですね。

ただ、刺激を感じる場合があるので、敏感肌の方や肌トラブルを抱えている方は、徐々に馴らしながら使ってみてください。

結論

まとめとしては、

ハマメリス水とポリグリセリン系の界面活性剤で、毛穴の黒ずみをしっかりケアしてくれる高コスパアイテム

になっていると結論付けました。

毛穴の悩みを抱えている方は、気軽に試してみてはいかがでしょうか。

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