今回は常盤薬品工業の美容液を成分解析と使用レビューをします。

それが、こちらのノブ Ⅲ バリアコンセントレイトです。
今回はこちらの美容液の実力を見てみたいと思います。
この記事でノブ Ⅲ バリアコンセントレイトの特徴が良く分かると思います。
最後までご覧ください。
ノブ Ⅲ バリアコンセントレイトのキホン

まずは、簡単にノブ Ⅲ バリアコンセントレイトの特徴をお伝えします。
基本情報
基本情報は以下の通りです。
- 分類:医薬部外品 美容液
- 発売日:2021年9月(リニューアル)
- 内容量・価格:30g・5,500円

分類としては医薬部外品なので、有効成分が配合されています、
低刺激と高保湿に特化している

ノブ自体が敏感肌の方に向けて作られており、その中でもノブ Ⅲは高保湿シリーズになっています。
そのため、ライン全体が刺激を抑えながら、しっかりと保湿ができることをコンセプトに作られています。
皮膚のバリア機能に着目した成分を配合
ノブⅢは高保湿のカギとして、皮膚のバリア機能に着目しています。

皮膚のバリア機能に重要な因子、細胞間脂質、NMF、皮脂に関わる成分が配合されています。
それぞれの因子をサポートすることで、バリア機能のケアを狙っています。
使い方

ノブ Ⅲ バリアコンセントレイトは、化粧水の後に使用する美容液です。
パール粒2個分くらいが適量で、気になる部分は重ね付けも推奨されています。

ノブ Ⅲ バリアコンセントレイトの成分解析

では、ノブ Ⅲ バリアコンセントレイトの成分解析をしていきます。
以下が、全成分表示です。
有効成分:グリチルレチン酸ステアリル その他の成分:水、BG、濃グリセリン、スクワラン、ベタイン、ホホバ油、ジメチコン、ベヘニルアルコール、親油型ステアリン酸グリセリル、SEステアリン酸グリセリル、モノミリスチン酸デカグリセリル、グリセリルグルコシド液、テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリトリット、ステアロイルオキシヘプタコサノイルフィトスフィンゴシン、N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシン、N-ステアロイルフィトスフィンゴシン、ヒドロキシステアリルフィトスフィンゴシン、長鎖分岐脂肪酸(12~31)コレステリル、パルミチン酸、ワセリン、セリン、グリシン、ヒアルロン酸Na-2、dl-α-トコフェロール 2-L-アスコルビン酸リン酸ジエステルカリウム塩、カルボキシビニルポリマー、クエン酸、水酸化K、フェノキシエタノール
こちらの情報を基に、特徴的な成分などをピックアップすると、以下の特徴が見えてきました。
それぞれを細かくお伝えします。
グリチルレチン酸ステアリルが肌荒れを予防する

ノブ Ⅲ バリアコンセントレイトは、医薬部外品なので有効成分が配合されています。
その有効成分がグリチルレチン酸ステアリルです。
グリチルレチン酸ステアリルは甘草という生薬由来の成分で、肌荒れを予防する効果を持っています。
医薬部外品の有効成分は効果が出る量を配合するルールなので、しっかりと肌荒れ予防効果が期待できます。

医薬部外品の成分の中で、有効成分は特別な存在で、その効果は厚生労働省が認めています。
グリチルレチン酸ステアリルが有効成分として配合され、しっかりと肌荒れを予防してくれる。
保湿剤とオイルはシンプルだけど良い成分が多い
ノブ Ⅲ バリアコンセントレイトの保湿剤とオイルはシンプルな構成です。

うるおいを与える役割りの保湿剤は、主に以下の3種です。
- BG
- 濃グリセリン
- ベタイン
BGと濃グリセリンは超スタンダードな保湿剤です。
そこにアミノ酸系保湿剤のベタインが加えられ、保湿力を足しつつ、べたつきを抑えています。
シンプルな構成ですが、肌にうるおいを与えるにはこれで十分です。

また、肌の乾燥を防ぐ役割のオイル成分は、主に以下の2種です。
- スクワラン
- ホホバ油
スクワランは、人の皮脂に似た構造をもっていて、皮脂と同様に肌の水分蒸散を守ってくれます。
炭化水素油という分類のオイルで、肌に浸透するというよりは、どちらかというと肌の外側で油膜を作って保湿してくれます。
ホホバ油は、肌なじみが良く保湿力の高さが特徴的です。

肌を柔らかくしてくれる効果もあるので、自分の商品にはかなりの割合で採用していました。
ワックスエステルと呼ばれるオイルで、肌に浸透して、比較的肌の内側から保湿してくれます。
そのため、スクワランとホホバ油を組み合わせることで、肌の外側と内側をケアして、乾燥から守ってくれています。

他にもいくつかオイルは配合されていますが、配合量的に主役はスクワランとホホバ油だと思います。
非常にシンプルですが、どちらも割と原価が高い成分なので、儲けだけを考えた商品ではないということが分かります。
このように、シンプルな構成になっていますが、良い成分がしっかりと配合され、理にかなったスキンケアができると思いました。
保湿剤とオイルどちらもシンプルだけど、しっかりと保湿できる組み合わせになっている。
セラミドを特殊な構造にして配合
ノブ Ⅲ バリアコンセントレイトには複数のセラミドが配合されています。
セラミドは以下の名称のものです。
- ステアロイルオキシヘプタコサノイルフィトスフィンゴシン
- N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシン
- N-ステアロイルフィトスフィンゴシン
- ヒドロキシステアリルフィトスフィンゴシン
セラミドは肌のバリア機能に必要不可欠な成分ですが、結晶性が高く、安定的に化粧品に配合するのが難しいと言われます。
そのため、この美容液では長鎖分岐脂肪酸(12~31)コレステリルやパルミチン酸を組み合わせて、ラメラ構造を作って配合しています。
肌にもラメラ構造はあるため、ラメラ構造で配合されたセラミドとは相性が良く、肌なじみが良くなると言われています。
これにより、セラミドを安定に配合しつつ、ケアの効果を高めています。
セラミドをラメラ構造にして配合することで、スキンケア効果を高めている。
成分解析まとめ
ノブ Ⅲ バリアコンセントレイトの成分解析をした結果、以下の結論となりました。
有効成分のグリチルレチン酸ステアリルがしっかりと肌荒れを予防してくれます。
そして、スキンケアに大切な成分がしっかりと配合されていて、高い保湿効果が期待できます。
いつものラインにこの美容液をプラスすることで、全体のスキンケアの質を底上げしてくれると思いました。

ノブ Ⅲ バリアコンセントレイトの使用感レビュー
では、実際に使ってみて使用感レビューしてみます。

ポンプ容器で、使いやすいのが結構嬉しいポイントです。
出てきた美容液は、しっかりと白くポテっとした外観で、濃厚なイメージを抱かせてくれます。

塗り伸ばしてみると、想像の通りコクを感じる濃厚なテクスチャーで、ぬーっと伸びていきます。

クリームに近い濃厚さで、リッチな感触を味わえます。

なじませていると、シルキーで上品なしっとり感が表れてきます。
けっこう濃厚めな保湿感がありますが、不快なべたつきは全然感じられません。

なじみきると、上品で濃厚なしっとり感に肌が包まれます。
保湿感とべたつきななさのバランスが絶妙で、かなりレベルの高い仕上がり感になっています。

なじみきった後の保湿感の持続力は高く、この美容液のスペックの高さを感じさせます。
全体的にリッチなテクスチャーで、仕上がりの上品さと保湿感に包まれる感じが心地よい。

総合評価

ノブ Ⅲ バリアコンセントレイトの成分解析と使用レビューをしてみました。
その結果をまとめます。
良い点と気になる点
・有効成分で肌荒れをしっかり予防。
・保湿剤やオイル、セラミドが良い感じで配合され、スキンケア効果が高い。
・高級感のあるテクスチャーと高い保湿感で、使い心地が最高。
まず、有効成分のグリチルレチン酸ステアリルがしっかりと肌荒れを予防してくれます。
そして、保湿に関わる成分の選択や組み合わせが良く、高いスキンケア効果を期待できます。
さらに、保湿力が高いのにべたつかず、リッチな使用感がかなり良いです。

使用感は相当良いです。
私が触った最近のスキンケアアイテムの中でも、1,2を争うくらいの出来だと思いました。
・価格は少し高めの設定。
配合されている成分も良く、使用感も最高ですが、価格もその分若干高めに設定されています。

30gで5,000円台は私には少し高めな印象ですが、それに見合った性能はしっかり持っています。
おすすめしたい方
これまでお伝えしたノブ Ⅲ バリアコンセントレイトの特徴から、おススメしたい方は以下の通りです。
・スキンケアの基本的な効果を底上げしたい方。
有効成分による肌荒れ予防効果がしっかり期待できるので、肌が荒れがちな方にピッタリです。
また、スキンケアの基本である保湿効果が非常に高いので、今のスキンケアに満足していない方におススメしたいです。
結論

まとめとして、ノブ Ⅲ バリアコンセントレイトは、
高い保湿力かつ高級感のあるテクスチャーで、ハイスペックにまとめられている美容液
になっていると結論付けました。

私は特に使用感の良さが気に入りました。
ぜひ一度触って、このリッチな使用感を味わっていただきたいです。

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