今回は大人気のイソフラボンシリーズから新しく発売されたアイクリームの成分解析と使用レビューをします。
それが、こちらの薬用リンクルアイクリーム ホワイトです。
今回はこちらのアイクリームの実力を調べてみました。
購入を考えている方は、この記事を参考にしていただけると幸いです。
最後までご覧ください。
ちなみになめらか本舗のアイクリームは3種類発売されています。
3種類を比較した記事もありますので、良ければこちらもご覧ください。
なめらか本舗のアイクリーム比較に関して詳しくは、
この「どれがいい?元化粧品開発者が3種類のイソフラボンアイクリームを徹底比較!!」も是非ご覧ください。
薬用リンクルアイクリーム ホワイトの特徴
まずは、簡単に薬用リンクルアイクリーム ホワイトの特徴をお伝えします。
3つの成分がウリ
薬用リンクルアイクリーム ホワイトは、ナイアシンアミド、レチノール、豆乳発酵液の3つの成分をウリにしています。
ナイアシンアミドはビタミンB3の一種で、シワ改善と美白の2つの効果が認められている成分です。
近年、非常に多くの医薬部外品に採用され、人気の高い成分の一つであると言えます。
レチノール(ビタミンA)と豆乳発酵液は保湿成分として配合され、目元にうるおい・ハリを与えます。
密着ハリ感ポリマー配合
密着ハリ感ポリマーとしてプルランが配合されています。
イラストのように肌の上に膜を作り、ハリ感を感じられるようになっています。
セラミドも配合
さらに保湿成分としてセラミドも配合されています。
セラミドは肌の角層に存在し、バリア機能に重要な役割を果たしています。
クリームに配合されることで、うるおいがキープされます。
とにかくお値打ち
医薬部外品のアイクリームなのに、20g1,100円はとてもお値打ちです。
シワに効くナイアシンアミドをこの値段で使えるのは、非常にコスパが高いです。
薬用リンクルアイクリーム ホワイトの成分解析
では、薬用リンクルアイクリーム ホワイトの成分解析をしていきます。
以下が、全成分表示です。
<有効成分>ナイアシンアミド <その他の成分>水、BG、スクワラン、濃グリセリン、トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル、バチルアルコール、硬化油、自己乳化型モノステアリン酸グリセリル、ステアリン酸、ジペンタエリトリット脂肪酸エステル(2)、メチルポリシロキサン、豆乳発酵液、レチノール、N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシン、プルラン、γ-シクロデキストリン、エタノール、カルボキシビニルポリマー、グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液、ダイズエキス、パルミチン酸セチル、ヒドロキシエチルセルロース、フィトステロール、ベヘニルアルコール、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)、水酸化K、水酸化Na、水素添加大豆リン脂質、フェノキシエタノール
こちらの成分情報を基に、特徴的な成分や組み合わせなどをピックアップしていきたいと思います。
大人気のナイアシンアミドを配合
薬用リンクルアイクリーム ホワイトの主役は、やはりナイアシンアミドです。
ビタミンB3の一種で、抗シワ効果が認められている有効成分としては最もメジャーです。
肌の構造維持に重要なコラーゲンの生成を高める働きがあります。
コラーゲンがしっかりと肌の構造を保つことで、シワに負けない肌になります。
さらにメラニン生成抑制による美白の効果もあるため、ここ数年でめちゃくちゃ使われる成分になっています。
そして重要なのは、ナイアシンアミドの効果が期待できる配合量になっています。
なぜならナイアシンアミドは医薬部外品の有効成分として配合されているからです。
医薬部外品の有効成分というのは、その効果が科学的に根拠がある量を配合しなければならいルールが決められています。
そのため、正確な配合量はわかりませんが、確実に効果が期待できる量が配合されていると言えます。
目の周りでは、目尻のシワが年齢を感じさせる大きな要因となります。
ナイアシンアミドが、この目尻のシワにしっかりと効いてくれるので、効果の高いアンチエイジングができると言えます。
もちろん美白の効果も期待できますよ。
・ナイアシンアミドが有効成分なので、シワと美白への効果がしっかり期待できる。
・年齢を感じさせる目尻のシワに効果的でアンチエイジングできる。
トウモロコシ由来の保湿剤が特徴的
薬用リンクルアイクリーム ホワイトには、肌のうるおいを高める水溶性保湿剤がいくつか配合されています。
- BG
- 濃グリセリン
- グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液
この中でも特徴的なのがグリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液です。
トウモロコシ由来のデンプンから得られる保湿剤で、高い保湿効果があります。
原料単体で触ると、水あめのようにべたべたするのですが、化粧品に適量配合すると不思議と肌なじみが良く、強いしっとり感も感じられます。
BGやグリセリンといった保湿剤と比べて高価な成分ですが、その分保湿剤としての性能も優れています。
そのため、薬用リンクルアイクリーム ホワイトの保湿効果も十分期待でき、目の周りにうるおいをしっかりと与える狙いが感じられます。
この成分は私も好んで良く使っていました。
グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液が保湿力が高く、高保湿なアイクリームに設計されている。
様々なオイル成分でエモリエント効果を出している
肌のうるおいを閉じ込める役割(エモリエント効果)をするオイル成分は、いろいろと配合されていました。
以下が、主なオイル成分です(セラミドのような訴求の意味合いが強い成分は除いています)。
- スクワラン
- トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル
- バチルアルコール
- 硬化油
- ステアリン酸
- ジペンタエリトリット脂肪酸エステル(2)
- メチルポリシロキサン
- パルミチン酸セチル
- ベヘニルアルコール
アイクリームはこっくりとした感触が使いやすいため、多くの成分を組み合わせて適切なテクスチャーを作り上げます。
その中身は、液状、ペースト、固形と様々な性状のオイルで保湿感と乳化のバランスをとり、シリコーンオイルでべたつきを抑えていると思われます。
特別目立つ成分はありませんが、組み合わせのバランスがよく、しっかりとオイルのエモリエント効果を引き出す配合になっている印象でした。
様々なオイルを組み合わせて、しっかりとエモリエント効果を引き出している。
成分解析まとめ
薬用リンクルアイクリーム ホワイトの成分解析をした結果、以下の結論となりました。
やはり薬用リンクルアイクリーム ホワイトではナイアシンアミドがとにかく大事な成分です。
アイクリームで最も重要なのは、目じりのシワに対してどれほど効果を示すかになります。
シワ改善効果があるナイアシンアミドを有効成分として配合されているため、目じりのシワ改善に非常に効果的です。
そして、その他の水溶性保湿剤やオイル成分は、しっかりと肌の保湿をしてくれます。
そのため、このアイクリームは
保湿剤やオイルの保湿+ナイアシンアミドの目元のシワ改善
という二つの効果が期待できる成分構成になっていると思いました。
アイクリームとしてちゃんと考えられている構成です。
薬用リンクルアイクリーム ホワイトの使用感レビュー
では、実際の使用感はどんな感じか見てみましょう。
手の甲で使ってみます
クリームは意外と柔らかいです。
すーっととろけるようにのびていき、なじませやすいです。
香料は配合されていないので、ほぼ無臭です。
注意して嗅ぐとわずかに基剤臭(配合成分の臭い)がありますが、それも不快な臭いではありません。
なじませていくと、徐々に感触が重くなり、ぐっと保湿の膜感が感じられてきます。
保湿の膜は結構厚みがありますが、テクスチャーはべたつかずシルキーでさらっと感が強めです。
シリコーンオイルの感触が効いているようです。
なじみ終わるとしっとりとした膜感が残っています。
うるおっているというより、膜によって守られている感覚の方が強い感じがします。
しっかりとした保護膜が肌の上に作られた感じです。
テクスチャーにクセが無いので、どなたにも受け入れられやすいクリームだと思います。
また、手の甲では分かりにくかったですが、目元に使ってみると結構ハリ感もあります。
密着ハリ感ポリマーとして配合されているプルランがしっかりと効いているようです。
目元のシワが伸びていくような気にさせてくれるので、継続して使いたくなるテクスチャーです。
プルランで即効的なシワケアをして、ナイアシンアミドが長期的にシワの根本を改善する、ダブルのアプローチになっていますね。
・仕上がりの膜はシルキーな感触で守られている感が強い。
・目元で使うとハリ感もしっかりと感じられる。
総合評価
薬用リンクルアイクリーム ホワイトの成分解析と使用レビューをしてみました。
結果として、薬用リンクルアイクリーム ホワイトは
目元のシワ改善ができる使い心地の良いアイクリーム
だと言えます。
このスペックのアイクリームがおよそ1,000円なのは、本当にコスパが良いと思います。
目元のシワが気になりだしてきた方は、とりあえずこちらを使い始めて欲しいです。
ですので、ブランドや香りなどに強いこだわりが無く、コスパの高さに魅力を感じる方にとてもお勧めできるアイクリームです。
安いので量を気にせずたぷり使えるのもシワ改善に効果的です。
アイクリームを使ってこなかった方にも、プラスアルファのケアで取り入れてみて欲しいです。
そのほかのスキンケアアイテムもレビューしています。
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