娘が小学生になるので、そろそろスマートタグを持たせたいと思いました。
スマートタグで最もメジャーなのが、AppleのAir Tagだと思います。
ただ、1個4,980円とそれなりの値段するので、代わりになるものを探してみました。
それが安くて意外と使えたので、今回そのスマートタグを紹介します。
私と同じように、Air Tagの代わりを探している方の参考になれば幸いです。
購入したスマートタグ

今回、私が購入したのはこちらのスマートタグです。
Amazonで購入したのですが、正確な名前は分からないです。
購入時の価格は4個セットで2,998円です。
1個当たり750円になるので、Air Tagと比べると破格の値段になっています。

大きさは500円玉と比べて少し大きいくらいで、重さは8gとかなり軽いです。
対応OSはiOSのみです。

Androidのスマホでは使えないので、注意が必要です。
主に以下の機能が備わっています。
- 位置情報を把握
- サウンド馴らしてタグを探す
- Bluetoothの範囲から離れると忘れ物通知を発信
実は、このスマートタグ自体にGPS機能はついていません。
スマートタグが周囲の他のiOSデバイスと通信して、iOSデバイスのネットワークを経由することで、位置情報が伝わる仕組みになっています。

この位置情報を知る仕組みはAir Tagと一緒です。
この仕組みのおかげで、月額の通信料がかからず、ランニングコストが抑えられます。

スマートタグの使いかた

セットアップや使い方はとても簡単です。
それぞれざっくりとお伝えします。
セットアップの仕方
最初のセットアップはすぐにできます。

スマートタグの絶縁テープを引き出し、ペアリング状態にします。

Bluetoothをオンにして、Apppleの「探す」を開きます。

「持ち物を探す」→「持ち物を追加」→「その他の持ち物を追加」を選んでいきます。

「ACCUTag」が表示されるので接続して、タグの名前を付ければ完了です。
日常的な機能の使い方

スマートタグの位置を知りたいときは、「持ち物を探す」を選べば、地図上にタグの位置が表示されます。

また、スマートタグの位置を音で知らせることもできるので、「サウンドを再生」を押せば”ピーピー”としっかり音が鳴ります。

実際に使って分かったメリット・デメリット
子供の位置情報を知る目的でスマートタグを使ってみた感想をまとめます。
スマートタグのメリット
まずは、スマートタグを使ってみた感じたメリットです。
・位置情報を知れる安心感が高い。
・軽くてコンパクト。
・電池交換できるし長持ち。
・新たにアプリをインストールする必要がない。
・とにかく安い。
位置情報を知れる安心感が高い
子供の位置情報が知れると離れていても安心できます。
また、何となく子供と繋がっている感覚があり、子供のことを想う気持ちが強くなります。

位置情報から、自分の子供が今何しているかが分かるので、直接見てはいないけど、見守っている感覚があります。
軽くてコンパクト
軽くてコンパクトなので、いろいろな物に付けやすいです。

メインは娘のランドセルに付けて使っていますが、ストラップも付属しているのでいろいろな付け方が出来そうです。
電池交換できるし長持ち

スマートタグの中には電池交換できないものもありますが、このスマートタグは電池交換可能です。
そもそも、最長1年間電池が持つので、交換頻度もほとんどありません。
日常使いでこの電池交換の頻度の少なさは、かなりありがたいです。
新たにアプリをインストールする必要がない

スマートタグはiOSに最初からインストールされている「探す」アプリを使用するので、他のアプリをインストールする必要が無いです。
スマホの使用用途の多様化に伴って、スマホに入れているアプリの数もどんどん増え、管理が大変になってきています。
そのため、アプリの数が増えないのは、私の中では思いのほかありがたいメリットでした。
とにかく安い
1個当たり750円ととにかく安いです。
本家Air Tagの4,980円と比べると破格です。
月額使用料も掛からないので、スマートタグ導入のハードルをかなり下げてくれます。
スマートタグのデメリット
スマートタグにはメリットが多数ありますが、デメリットもいくつかありました。
・位置情報更新の頻度が不満。
・位置情報の精度はざっくり。
位置情報更新の頻度が不満
スマートタグの位置情報はリアルタイム更新ではありません。
スマートタグが周囲のiOSデバイスと、連携することで位置情報を示す性質上、位置情報更新が周囲のデバイスの状況に依存します。
多くのiPhoneユーザーがいる場所であれば1-5分程度で更新されますが、そうでない場合10分以上更新されないこともザラです。
子供も位置をリアルタイムに分かると思っていたため、このタイムラグは想定外でした。

本家のAir Tagも同じなので、安価なスマートタグだからというわけではないです。
探す機能を使った位置情報機能はこういうものみたいです。
なので、子供が移動中にどこにいるかを知るよりも、ちゃんと学校に着いたかなどを確認する目的で使う方が適しています。
リアルタイムで位置情報を把握したい場合は、月額通信料が必要なGPS機を使う必要があります。

位置情報の精度はざっくり
子供が学校に行った後に位置情報を確認すると、スマートタグは学校の横あたりを指します。
私はだいたいの位置が分かれば問題ないので、そこまで不満はないですが、位置情報の精度を求める方にはおススメしにくいです。

スマートタグはこんな人におすすめ

スマートタグを実際に使ってみて、おススメしたい方をまとめました。
Air Tagと比べてかなり安いため、コスト優先で位置情報機能を使いたい方にはピッタリです。
ただし、位置情報の更新頻度や精度はざっくりになるので、それくらいの情報精度で構わない方におススメです。

子供が移動中の現在地を知るのは苦手ですが、、学校や塾、友達の家など、一定時間とどまっている場所を知るには十分です。
あと、基本的なことですがiPhoneユーザーにおススメです。
というかiPhoneユーザーしか使えないので、Androidユーザーは間違えて購入しない様に気をつけてください。

まとめ:Air Tagの代わりは代替スマートタグでOK
子供が小学生になり、位置情報を把握しておきたいのですが、Air Tagが高くて、代替スマートタグを使ってみました。
リアルタイムで位置情報を知るのは難しいですが、それでも十分活躍してくれています。

リアルタイムで位置情報を把握するのが難しいのは、Air Tagも一緒なので代替機で十分です。
設定や使い方は簡単ですし、導入コストはかなり安く済むので、まずはこちらから試してみてはいかがでしょうか。