【成分解析&使用レビュー】LITS モイストローション-元化粧品開発者視点-

LITSローションアイキャッチ
kazunari
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こんにちは。kazunariです。

某化粧品メーカーでスキンケア化粧品の開発をしていました。

今回はLITS モイストローションの、成分解析と使用レビューをします。

LITSローション提示

様々な製品をレビューしている雑誌、LDKで高評価を得て、話題となりました。

その話題となる理由や、実際の実力はどうなのか、元化粧品開発者の視点から見てみました。

この記事で、LITS モイストローションの配合成分や、その効果が分かるようになると思います。

ぜひ最後までご覧ください。

こんな疑問を解決します!!
  • LITS モイストローションの配合成分はどういうもの??
  • 実際の使用感や効果実感はどうなの??
  • プチプラだけど、買う価値はあるの??
  • LITS モイストローションの基本情報

    LITSモイストローション
    引用元:NatureLab HP

    あまりメジャーなブランドではありませんが、LDKのベストバイに選ばれ、人気が出たローションです。

    1,000円台で購入可能でありながら、保湿力の高さが評価されているようですね。

    kazunari
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    プチプラコスメでありながら、高級化粧品に負けない保湿力があると言われているようです。

    植物幹細胞由来成分、セラミド、コラーゲンの配合をウリにしています。

    後ほど詳しくお伝えしますが、それ以外にも肌に効果がありそうな成分が、ふんだんに配合されています。

    kazunari
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    このローションの実力を、成分表示と使用レビューでしっかり見ていきたいと思います。

    LITS モイストローションの成分解析

    調査イメージ
    著作者:Freepik

    LITS モイストローションの成分解析をします。

    全成分は以下の通りです。

    水、BG、グリセリン、ベタイン、ペンチレングリコール、リンゴ果実培養細胞エキス、コンフリーカルス培養エキス、水溶性コラーゲン、加水分解コラーゲン、エクトイン、セラミドNP、セラミドNG、セラミドAP、水溶性プロテオグリカン、ヘキサカルボキシメチルジペプチド-12、クダモノトケイソウ果実エキス、ザクロ果実エキス、グルコシルヘスペリジン、オタネニンジン根エキス、ヒアルロン酸Na、水添レシチン、水溶性コラーゲンクロスポリマー、レシチン、キサンタンガム、イソマルト、金、アルギニン、リシンHCl、ヒスチジンHCl、カラスムギ穀粒エキス、エチルヘキシルグリセリン、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、スクワラン、プロパンジオール、ジイソステアリン酸ポリグリセリル-10、クエン酸Na、トリエチルヘキサノイン、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、水酸化K、クエン酸、ビオサッカリドガム-1、トコフェロール、タウリン、フィトステロールズ、グルタミン酸、ロイシン、グリシン、セリン、バリン、トレオニン、アスパラギン酸Na、アラニン、イソロイシン、セルロースガム、アラントイン、フェニルアラニン、プロリン、炭酸水素Na、チロシン、グアニル酸2Na、イノシン酸2Na、フェノキシエタノール

    かなりいろいろな成分が配合されていますね。

    この全成分表示から、特徴的な点をピックアップしてお伝えします。

    配合量1%を超える成分はかなりシンプル

    配合量の多い成分はかなりシンプルな構成だなと感じました。

    配合量の多い成分は当然、その化粧品の性質や機能を決定します。

    そのため、化粧品を評価する場合、まずは配合量の多い成分が何かを見ます。

    化粧品の成分表示は、配合量が1%を超える成分は、配合量順に記載するルールとなっています。

    このルールと、成分の使用用途などから、なんとなく配合量の多い成分が分かってきます。

    化粧品の成分表示に関して詳しくは、
    この「【元化粧品開発者が解説】化粧品パッケージの成分表示の見方とは?」も是非ご覧ください。

    LITS モイストローションの場合、以下の成分が配合量1%を超えると考えられます。

    1. BG
    2. グリセリン
    3. ベタイン
    4. ペンチレングリコール
    kazunari
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    全成分表示ではかなりの成分数がありましたが、配合量の多い成分だけにするとこれだけになってしまいます。

    見てわかる通り、かなりシンプルになりました。

    水以外はどれも水溶性の保湿剤で、ローション製剤でよく見かける成分たちです。

    ただ、ベタインは少しレアです。

    BGやグリセリンの保湿力を底上げしてくれます。

    そのため、LITS モイストローションには、ローションとして必要な保湿力はそれなりにあると思います。

    memo

    BG、グリセリンとベタインの組み合わせで保湿力はそれなりにある。

    配合量1%以下の成分は多いが、そこまで期待してはいけない

    配合量1%を超える成分が非常に少ない分、配合量1%以下の成分が非常に多いです。

    ですが、これらのほとんどが微量の配合量だと考えられ、効果を期待するのはおすすめしません。

    セラミドやエキス類など、肌に良さそうな成分がいろいろありますが、これらの成分はかなり原料原価が高いです。

    コスト的に、1,000円台のローションに大量に入れられるものではありません。

    植物幹細胞由来成分配合、という表記を見ると、すごい成分が入ってると思われるかもしれませんが、おそらくかなり微量です。

    ほとんどの成分が入っていることをアピールするだけの、訴求成分にすぎません。

    訴求成分に関して詳しくは、
    この「化粧品の訴求成分とは?元化粧品開発者が徹底解説」も是非ご覧ください。

    いろいろな成分が入っていて良さそう、期待して購入すると、その期待が裏切られてしまうかもしれません。

    memo

    効果のありそうな成分がたくさんあるが、どれも微量の配合で、その効果は期待しない方が良い。

    1%以下の配合成分でも効果の期待できる成分はある

    ただ、1%以下の成分すべてに効果がない、というわけでもないと思います。

    いくつかは1%以下の配合量でも、それなりに効果を発揮する原料があります。

    それが、以下の成分です。

    1. エクトイン
    2. イソマルト
    3. グリコシルトレハロース
    4. 加水分解水添デンプン

    エクトインはかなり高価な保湿剤です。

    ただ、非常に高い保湿力を持つため、少量でも十分効果を発揮する可能性があります。

    イソマルトも保湿剤です。

    こちらは、そこまで原料原価が高くありません。

    そのため、配合量も1%に近いと予想され、保湿剤としての役割をしっかり持っていると考えられます。

    グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプンは、同じ保湿剤としての原料の成分です。

    原料としては1つですが、複数の成分で作られた原料は、このように全成分表示で複数の成分として記載されます。

    これらは、水あめのような性質でクセが少し強い成分ですが、その分保湿力も高いです。

    1%以下の配合量でも十分存在感が出ます。

    原価的にもそんなに高くないので、これらも1%に近い配合量だと考えられます。

    結局、効果がありそうな1%以下の成分は、どれも保湿を目的とするものでした。

    そのため、1%を超える成分と併せて、保湿はかなりしっかりとしている処方だと思いました。

    LDKや口コミでも、保湿力の高さが評価されていますが、これらの保湿成分がしっかりと働いている証拠ですね。

    memo

    1%以下の成分では、保湿剤の効果が期待できる。
    そのため、成分表示からは保湿力は高いローションだと予想される。

    成分解析まとめ

    成分解析の結果をまとめると以下通りです。

    LITS モイストローションの解析まとめ
    ・保湿成分はしっかりと配合されていて、保湿力は期待できる。
    ・植物幹細胞由来成分などの訴求成分は、あまり期待してはいけない。

    低価格のローションですが、保湿に関しては十分な能力があります。

    植物幹細胞由来成分などは、そういうコンセプトだと理解しておけば十分です。

    通常の保湿目的のローションとしては、いい処方だと思います。

    LITS モイストローションの使用レビュー

    LITSローション取り出し

    では、実際に使ってみて感じた、このローションの使用感や特徴をお伝えします。

    出してみると、少しとろみがあるのが分かります。

    LITSローション塗布

    コットンで手の甲に塗ってみます。

    とろみがあるおかげで、コットンの肌当たりが柔らかいです。

    LITSローションなじませ

    なじみは適度な早さです。

    とろみはありましたが、ぬるつく感じはありません。

    自然に肌になじんでいきます。

    LITSローション仕上がり

    なじんだ後は、しっとり感が強く感じられます。

    しっとり感はありますが、べたつきは少ないです。

    手の甲ではわかりにくかったですが、顔で使ってみると、ふっくらする感触もありました。

    なじんだ後のしっとり感が高く、使用感の良いローションだと感じました。

    kazunari
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    プチプラですが、使用感はいいですね。

    成分を見てもわかる通り、しっとり感が特徴的でした。

    memo

    ローションとしての使用感は良好。
    特にべたつかず、しっとりする感触が心地よい。

    LITS モイストローションの総合評価

    レビューイメージ
    著作者:upklyak/出典:Freepik

    LITS モイストローションの総合評価は以下の通りです。

    LITS モイストローションの総合評価
    ・保湿剤の組み合わせが良く、実際の使用感も保湿力が高い。
    ・プチプラだが、しっとり、もっちりとした仕上がりで、ローションとしての機能は十分ある。

    配合成分を見ると、あまり効果が期待できない訴求成分がかなり配合されていました。

    ですが、保湿剤は十分に期待できる組み合わせや量だと思われます。

    そして、実際に使ってみるとやはり、かなり保湿力がありました。

    保湿力はありますが、べたつきは抑えられているので、使い心地が良いです。

    1,000円台で購入可能なローションとしては、十分にその役割を果たしていると思います。

    プチプラローションですので、気軽に試してみてはいかがでしょうか。

    この記事が皆さんの参考になれば幸いです。

    最後まで読んでいただきありがとうございました。

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