元化粧品開発者が成分解析とレビュー!ディセンシア リンクルO/L コンセントレート

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コンセントレートアイキャッチ
この記事を書いた人

某化粧品メーカーの元化粧品開発者。
約8年間、基礎化粧品一筋の開発者として多数の化粧品の処方設計に従事。その後転職し、現在は肌に関する研究活動に注力。
化粧品開発者としての知識や経験を基にしたスキンケア情報や、ライフハック的な情報を随時発信。

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今回はディセンシアのシワ改善美容液について、成分解析と使用レビューをします。

コンセントレート手に持つ

それが、こちらのディセンシア リンクルO/L コンセントレートです。

今回はこちらの美容液の実力を見てみたいと思います。

この記事でディセンシア リンクルO/L コンセントレートの特徴が良く分かると思います。

最後までご覧ください。

こんな疑問を解決します!!
  • 配合されている成分の特徴は??
  • 実際の使用感、テクスチャーはどうなの??
  • どういう人にディセンシア リンクルO/L コンセントレートはおすすめ??
  • ディセンシア リンクルO/L コンセントレートのキホン

    コンセントレート本体

    まずは、簡単にディセンシア リンクルO/L コンセントレートの特徴をお伝えします。

    基本情報

    ディセンシア リンクルO/L コンセントレートの基本情報は以下の通りです。

    1. 分類:医薬部外品
    2. 発売日:2023年9月
    3. 内容量:30mL
    4. 価格:7,150円
    kazunari
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    シワ改善効果を持つ医薬部外品なのが一番の特徴ですね。

    製品特徴

    ディセンシア リンクルO/L コンセントレートは、肌本来がもつ「スプリング力」に着目しています。

    シワを跳ね返す弾みあがるハリ肌がコンセプトとなっています。

    このハリ肌を作り出すため、いろいろな工夫がされています。

    シワ改善有効成分「Dーリンクルアミド」配合

    リンクルアミドイメージ
    引用元:DECENCIA

    医薬部外品の有効成分として”D-リンクルアミド“と呼ばれるナイアシンアミドが配合されています。

    この有効成分がシワ改善の効果を発揮します。

    kazunari
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    シワ改善の有効成分としては、とてもポピュラーな成分です。

    スプリングカクテル処方

    スプリングカクテル処方
    引用元:DECENCIA

    ディセンシア リンクルO/L コンセントレートでは、”スプリングカクテル処方”と呼ばれる処方を採用しています。

    角層を柔軟にするオイルやヒアルロン酸などのうるおい成分を組み合わせており、柔らかさがありながら、押し返すようなもっちり感と手ごたえのあるハリ感を演出します。

    うるおい成分と植物エキス配合

    コンセントレートエキス類
    引用元:DECENCIA

    肌にうるおい、ハリ感、透明感を与えるため、セラミドナノスフィアや植物エキスを配合しています。

    オイルの様なテクスチャー

    コンセントレートテクスチャー
    引用元:DECENCIA

    ディセンシア リンクルO/L コンセントレートはオイル状のテクスチャーになっています。

    肌への摩擦を避けながら、顔全体のシワケアができるようになっています。

    使い方

    ディセンシア リンクルO/L コンセントレートの使い方は、以下の通りです。

    memo

    使用量の目安:100円玉1個位
    ①ローションで肌を整えた後、手のひらに100円玉1個位をとり、内側から外側に向かって顔全体にやさしくなじませます。
    ②さらに少量をとり、目もと・口もとなど特にシワが気になる部分をやさしく引き上げます。
    ③顔全体になじませた後、両手でハンドプレスし、しっかりと密着させます。

    kazunari
    kazunari

    水系の製剤なので、化粧水の後の使用が推奨ですね。

    受賞歴

    ディセンシア リンクルO/L コンセントレートは多くの受賞歴があり、人気の高さがうかがえます。

    コンセントレート受賞歴
    引用元:DECENCIA

    面白いところでは、美的の田中みな実が選ぶ2023年のオイル&バームのベストコスメに選出されています。

    ディセンシア リンクルO/L コンセントレートの成分解析

    調査イメージ
    著作者:Freepik

    では、ディセンシア リンクルO/L コンセントレートの成分解析をしていきます。

    以下が、全成分表示です。

    有効成分:ナイアシンアミド その他の成分:水、濃グリセリン、ジグリセリン、ローズ水、BG、グリセリン、イソプレングリコール、PEG(120)、POE(24)POP(24)グリセリルエーテル、セラミド2、バクモンドウエキス、アセンヤクエキス、クチナシエキス、アルテアエキス、アシタバエキス、加水分解ヒアルロン酸、キサンタンガム、アルギン酸Na、ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液、フィトステロール、POE水添ヒマシ油、グリセリンエチルヘキシルエーテル、クエン酸Na、クエン酸、イソステアリン酸グリセリル-2、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル・オクチルドデシル)、オレイン酸ポリグリセリル、セタノール、フェノキシエタノール

    こちらの情報を基に、特徴的な成分などをピックアップしていきます。

    メイン成分はナイアシンアミド

    粉

    ディセンシア リンクルO/L コンセントレートは医薬部外品なので、有効成分としてナイアシンアミドが配合されています。

    このナイアシンアミドがシワ改善効果を発揮するため、この美容液のメイン成分となります。

    kazunari
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    医薬部外品の有効成分なので、効果が期待できる量がしっかりと配合されています。

    ナイアシンアミドはシワ改善以外にも、

    1. 美白作用
    2. 皮脂の抑制
    3. ニキビ予防
    4. 肌荒れ予防
    5. 抗酸化作用

    といった効果があるため、肌にとってかなり嬉しい成分になっています。

    おまけに肌への安全性も高いと言われており、近年かなり多くの化粧品に使われるようになりました。

    そのため、ディセンシア リンクルO/L コンセントレートも、最近のトレンドに乗った王道美容液だと言えます。

    memo

    抗シワ効果や、様々な肌効果を持つナイアシンアミドが配合され、多角的にスキンケアが可能。

    水溶性保湿剤が豊富に配合されている

    多価アルコールイメージ

    ディセンシア リンクルO/L コンセントレートには水溶性の保湿剤がたっぷり配合されています。

    水溶性の保湿剤は、肌にうるおいを与えてくれる機能を持ち、化粧品にはマストな成分です。

    この美容液には以下の保湿剤が配合されています。

    1. 濃グリセリン
    2. ジグリセリン
    3. BG
    4. グリセリン
    5. イソプレングリコール
    6. PEG(120)
    7. POE(24)POP(24)グリセリルエーテル

    かなり多くの保湿剤が配合されているのが分かります。

    これらの保湿剤が豊富に配合されることで、高い保湿力が期待できます。

    kazunari
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    濃厚なテクスチャーを持つ保湿剤も多くみられるので、うるおいを与える力はかなりありそうです。

    memo

    たっぷりの保湿剤が配合され、肌をうるおいで満たしてくれる。

    特徴的なオイルが配合

    液状油

    オイル成分もいくつか配合されていますが、変わったものが多いです。

    1. セラミド2
    2. フィトステロール
    3. ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル・オクチルドデシル)
    4. セタノール

    これらがオイル成分ですが、どれも肌を構成している成分や、その構造に近いものになっています。

    そのため肌なじみが良く、肌を柔軟にしてくれる効果が期待できます。

    また、強めの膜感も出るので、肌に塗った時にハリ感を得やすい成分でもあります。

    ただし、一般的なオイルの役割りである、水分蒸散を抑える効果はそこまで期待しない方が良いと思います。

    なぜなら、オイル自体の配合量が少ないからです。

    コンセントレートバルク透明度

    美容液の外観を見てみるとほぼ透明なので、オイルの配合量は少ないことが分かります。

    memo

    肌成分の類似オイルが配合され、肌を柔軟にしたりハリ感を与えてくれる。

    成分解析まとめ

    ディセンシア リンクルO/L コンセントレートの成分解析をした結果、以下の結論となりました。

    ディセンシア リンクルO/L コンセントレートの解析まとめ
    ナイアシンアミドを主役としつつ、うるおいを与え、ハリのある柔軟な肌にしてくれる美容液。

    ナイアシンアミドでシワ改善をしっかりしてくれますし、豊富な保湿剤でうるおいを与える力もしっかりあります。

    また、肌の構成成分や類似成分のオイルで肌に柔軟なハリ感をは堪えてくれます。

    そのため、配合成分からはシワ改善と保湿を両立できている美容液であると思いました。

    ディセンシア リンクルO/L コンセントレートの使用感レビュー

    コンセントレート使い始め

    では、実際の使用感を見てみます。

    コンセントレート塗り伸ばし

    美容液自体に程よいとろみがあり、オイルの様にすーっとノビていきます。

    kazunari
    kazunari

    適度に厚みがあるので、摩擦が少なく全体に塗りのばせました。

    香りはすごくほのかにフローラルな香りが感じられます。

    コンセントレートなじませ

    なじませている途中から、水分が無くなってきてコク感が増します。

    たっぷりの保湿剤とオイルが混ざった、濃厚なテクスチャーになっていきます。

    コンセントレートなじませた後

    馴染んだ後は、しっとりとした感触とオイルによる膜感が残ります。

    うるおい感は強いのに、馴染みの良いオイルしっかりとした膜感のおかげで、べたつきはかなり抑えられています。

    また、ハリ感も結構しっかり感じられます。

    kazunari
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    顔で使ってみると、特にハリ感が強く感じられ、ケアの効果実感が高まります。

    しっかり馴染んだ後も、うるおい感とハリ感が残り、ケアの満足度はかなり高い印象です。

    memo

    オイルの様なテクスチャーで摩擦なく使え、うるおい感とハリ感で満たされる肌に仕上がる。

    総合評価

    総合評価
    著作者:freepik

    ディセンシア リンクルO/L コンセントレートの成分解析と使用レビューをしてみました。

    その結果をまとめます。

    良い点と気になる点

    ディセンシア リンクルO/L コンセントレートの良い点

    ・有効成分ナイアシンアミドが配合。
    ・保湿剤がたっぷりで、うるおいを与える力が高い。
    ・オイル状のテクスチャーがしっとりするのにべたつかず、ハリ感の高い仕上がりが心地よい。

    ナイアシンアミドを有効成分として配合し、シワ改善にしっかりと効果を発揮してくれます。

    また、保湿成分もかなり豊富に配合され、うるおいを与える力は十分あります。

    実際に使ってみても、しっとり感はかなり感じられます。

    それでいて、べたつきは少なく、肌なじみの良いオイルが強いハリ感を与えてくれます。

    kazunari
    kazunari

    オイル状のテクスチャーが面白いです。

    仕上がった後のうるおいとハリ感が心地よく、使った後の満足度が高い美容液だと思いました。

    ディセンシア リンクルO/L コンセントレートの気になる点

    ・オイルは少ないので、他のアイテムでオイルを補う必要がある。
    ・コスパは少し悪い。

    ただ、肌からの水分蒸散を防ぐオイルは少ないので、その後の乳液やクリームでしっかりと油分を補ってあげる必要があります。

    また、30mLで6,000円ほどするので、コスパはちょっと良くないかなと思いました。

    kazunari
    kazunari

    ただ、高級ラインに匹敵する満足感は感じられます。

    おすすめしたい方

    これまでお伝えしたディセンシア リンクルO/L コンセントレートの特徴から、おススメしたい方は以下の通りです。

    ディセンシア リンクルO/L コンセントレートはこんな方におすすめ
     シワケアを本気で取り組みたくて、テクスチャーにもこだわりがある方。

    非常に心地よいテクスチャーですので、シワの改善だけでなく、使い心地の満足度もこだわりたい方にピッタリな1本です。

    kazunari
    kazunari

    想像以上に良い使用感でしたので、ぜひ一度触ってみてほしいです。

    結論

    まとめとしては、

    ナイアシンアミド+保湿剤+肌類似成分オイルで満足度の高いスキンケアができる美容液

    になっていると結論付けました。

    この心地よい使用感をぜひ一度試してみてほしいです。

    そのほかのスキンケアアイテムもレビューしています。
    この「【元化粧品開発者視点】いろんなプチプラ基礎化粧品を解析、レビューしてみた」も是非ご覧ください。

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    フォトプラスの使用レビューは、
    この「【使用レビュー】大人気のヤーマン フォトプラスEXの使用感やその効果実感とは?」も是非ご覧ください。

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