ナンバーズインは番号で名前が付けられるのが特徴的で、それぞれ個性的なアイテムになっています。
そして、各番号の中でパック用のマスクも発売されています。
このマスクがどれもかなり人気で、一時は入手困難になったりもしていました。
そのため、一度は使ってみたい!!と思われた方も少なくはないと思います。
ただ、5種類もあるため、何が違うのか、どれを使ったらいいのか、といった悩みは多くの方が持つのではないでしょうか。
そこで、今回5種類のマスクを元化粧品開発者の視点で、比較してみることにしました。
製品の特徴や、配合成分、使用感などを比較して、どんな方にどのマスクがおススメかをお伝えします。
この記事でそれぞれのマスクの違いが分かって、どのマスクを使えばいいかハッキリすると思います。
ぜひ最後までご覧下さい。
5種類のマスクの特徴比較
まずは、それぞれのマスクの特徴を比較してみます。
1番 ヒノキ水81%シートマスク
1番 ヒノキ水81%シートマスクは、肌の鎮静にフォーカスしています。
ヒノキ水、ドクダミエキスといった鎮静効果のある成分を前面に押し出しています。
ヒノキ調の香りがあり、アロマテラピー効果もあります。
テーマとしては、鎮静と癒しのマスクになっています。
2番 うるもち65%コラーゲンシートマスク
2番 うるもち65%コラーゲンシートマスクは、肌の弾力にフォーカスしています。
肌弾力に重要な、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を配合し、組織的な弾力ケアを訴求しています。
多くの方が悩まれる肌のハリにアプローチする設計になっています。
3番 すべすべキメケアシートマスク
3番 すべすべキメケアシートマスクは、毛穴ケアにフォーカスしています。
毛穴に関する様々な試験を行い、その効果を確認しています。
また、SK-Ⅱなどのデパコスにも配合される発酵成分が、豊富に配合されているのも大きな特徴です。
4番 ひんやりクーリングシートマスク
4番 ひんやりクーリングシートマスクは、名前の通り肌のクーリングにフォーカスしています。
マスク中はもちろん、マスクを外した後も持続するクーリング感が特徴的です。
また、鎮静成分とヨモギのすりおろしシートで、肌の鎮静にもフォーカスしています。
鎮静部分は1番と似ていますが、4番はクールダウンがメインになっています。
5番 白玉グルタチオンCふりかけマスク
5番 白玉グルタチオンCふりかけマスクは、美白成分にフォーカスしています。
美白効果があると言われているグルタチオンやナイアシンアミド、ビタミンC類などを配合しています。
美白成分の配合濃度にもこだわって作られています。
それぞれのマスクの特徴まとめ
それぞれのマスクの特徴をまとめるとこんな感じです。
それぞれフォーカスしている内容が結構違います。
これだけ色々あれば、皆さんの肌悩みのどれかには当てはまりそうですね。
5種類のマスクの成分比較
5種類のマスクの配合成分をパッケージ裏の全成分表示の情報から比較します。
まずは、簡単にそれぞれの特徴をお伝えします。
1番 ヒノキ水81%シートマスク
1番 ヒノキ水81%シートマスクに配合されている成分の特徴は、以下の通りです。
やはり主役は81%も配合されているヒノキ水です。
それ以外にも保湿剤の種類が豊富です。
一般的な保湿剤以外にも、べたつきにくい保湿剤も配合されていて、仕上がりのテクスチャーにもこだわっています。
さらに、リラックスできる精油も配合されていて、アロマテラピー効果も期待できます。
オイルが配合されていないので、みずみずしいマスクに仕上がっています。
2番 うるもち65%コラーゲンシートマスク
2番 うるもち65%コラーゲンシートマスクに配合されている成分の特徴は、以下の通りです。
名前に”うるもち65%コラーゲンシート”とありますが、コラーゲンが65%も配合されている訳ではありません。
それよりも主役成分と言えるのは、ビタミンB3の一種であるナイアシンアミドです。
ナイアシンアミドは抗シワや美白、保湿効果など多くの嬉しい効果があり、近年非常に人気の成分になっています。
このマスクでは、数%レベルで配合されていて、ナイアシンアミドの配合量としては高配合と言えます。
さらに、肌の上で被膜を作るポリマーが多く配合されているのも特徴的です。
この被膜に保湿効果や保護効果、ハリ感付与効果などがあり、スキンケア効果を向上させてくれます。
オイルが配合されていないので、みずみずしいマスクに仕上がっています。
3番 すべすべキメケアシートマスク
3番 すべすべキメケアシートマスクに配合されている成分の特徴は、以下の通りです。
3番 すべすべキメケアシートマスクで一番の主役成分は、やはりデパコスにも配合される発酵成分です。
発酵成分には、ビタミン、タンパク質、ミネラル、天然保湿因子など、肌に嬉しい成分を豊富に含み、様々な美肌効果が確認されています。
そんな発酵成分が合計29%も配合されているので、このマスクの主役成分と言えます。
さらに、先ほどお伝えしたナイアシンアミドもしっかり配合されています。
また、うるおいに重要な保湿剤は、少し特殊なものが配合され、べたつきにくいテクスチャーにも気を遣っています。
3番は特に美容成分の配合量にこだわって作られています。
4番 ひんやりクーリングシートマスク
4番 ひんやりクーリングシートマスクに配合されている成分の特徴は、以下の通りです。
4番 ひんやりクーリングシートマスクは、肌の鎮静にフォーカスしているため、鎮静成分も豊富に配合しています。
保湿剤はかなりみずみずしさを重視していて、しっとりよりもさっぱりとしたテクスチャーに仕上げています。
また、冷感があるのが特徴的なマスクですが、その冷感は一般的なメントールではなく、少し特殊な成分を配合しています。
メントールに比べて、穏やかに長時間冷感が感じられるようになっています。
鎮静、みずみずしさ、クールダウンがポイントのマスクになっています。
5番 白玉グルタチオンCふりかけマスク
5番 白玉グルタチオンCふりかけマスクに配合されている成分の特徴は、以下の通りです。
5番 白玉グルタチオンCふりかけマスクは、名前からしてグルタチオンやビタミンCが大量配合しているように見えますが、主役成分はナイアシンアミドです。
先ほどから何度も登場していますが、抗シワや美白、保湿効果など多くの美容効果がある万能成分です。
ナンバーズインのマスクにはナイアシンアミドがよく配合されています。
保湿剤には浸透促進効果のあるメチルプロパンジオールが配合され、ナイアシンアミドなどの美容成分の浸透をサポートします。
さらに、美白効果が期待されるリポソーム化したグルタチオンが5%配合されています。
美白効果が認められる成分で構成されているのが分かります。
それぞれのマスクの成分まとめ
それぞれの成分の特徴をまとめてみました。
特徴的な成分に着目すると、それぞれのマスクの独自性がちゃんと出ていることが分かります。
ただ、5種類のうち3つのマスクでナイアシンアミドが配合されていて、ナンバーズインのナイアシンアミドへの信頼がすごいです。
5種類のマスクの使用感比較
では、続いて使用感の比較をしてみます。
1番 ヒノキ水81%シートマスク
1番 ヒノキ水81%シートマスクは、非常にみずみずしいテクスチャーです。
マスク中はヒノキ調の香りがして、癒し効果抜群です。
マスク後は素早くなじみ、みずみずしいうるおい感で肌が満たされました。
さっぱり系のテクスチャーですが、うるおい感はしっかりあり、うるおいによるハリも感じられました。
ヒノキの香りとみずみずしい仕上がりで、さっぱりと癒されました。
2番 うるもち65%コラーゲンシートマスク
2番 うるもち65%コラーゲンシートマスクは、マスク自体がすでにプルプルとしています。
マスクを中はかなり密着感があり、ピタッと吸い付くようです。
香りは甘い桃の香りがほんのり感じられます。
マスクを取ってなじませる時は、時間がかかって結構べたつきました。
なじませた後は、うるおいの膜感がしっかりと感じられ、プルっとモチっとした肌になりました。
なじませるのは大変でしたが、仕上がりのプルプル肌はとても心地良かったです。
3番 すべすべキメケアシートマスク
3番 すべすべキメケアシートマスクは、とろみのある液でヒタヒタになっています。
マスク中は、ヒリヒリ感やジンジンと熱い感じがします。
耐えられないほどでは全然ないですが、思った以上に付けた瞬間から感じられたので少し驚きました。
香りは爽やかな柑橘系で、好き嫌いが分かれにくそうです。
マスクを取ってなじませていると、肌がツルツル、すべすべになっていきました。
なじませた後にはヒリヒリ感は収まり、シルキーなすべすべした感じの肌ざわりになりました。
毛穴も引き締まってザラツキが減ったように感じられます。
なじませている時はツルツルで、なじんだ後はさらっとした仕上がるのが特徴的でした。
4番 ひんやりクーリングシートマスク
4番 ひんやりクーリングシートマスクはヨモギのすりおろしが配合されていて、見た目に驚かされます。
マスクをすると名前の通り、ひんやりと冷感を感じられます。
ナチュラルな精油の香りと併せて、マスク中はクールダウンしながらリラックスできました。
マスク後はべたべたにならず、サッと肌になじませられます。
剥がしてた後も15分程はしっかりと冷感を感じられ、肌はさっぱりと引き締まりました。
肌を引き締めつつ、肌表面がスベスベになるので、マスク後の満足感が高かったです。
5番 白玉グルタチオンCふりかけマスク
5番 白玉グルタチオンCふりかけマスクは、ビタミンCをそのままふりかけているとのことで、黄色になっています。
マスクは密着感があり、ピタッと付けられます。
このマスクは無香料ですが、原料臭もなくストレスフリーです。
マスク後のなじませは時間がかかり、べたつきが若干気になります。
ただ、なじませ後はうるおいで溢れていると錯覚するほどしっとりとした肌になります。
肌表面はツヤっとした仕上がりになり、ブライトニング効果も感じられます。
なじませやべたつきは気になりますが、仕上がり感のレベルは高かったです。
それぞれのマスクの使用感まとめ
それぞれの使用感を簡単にまとめてみました。
それぞれ全然違う使用感で、特徴がしっかりと分かれていました。
ざっくり、1番と4番がさっぱり系、2,3,5番はしっとり系に分類できそうです。
様々な肌悩みや、テクスチャーの好みに対応できるようになっていますね。
それぞれどんな方におススメ?
特徴や成分、使用感を比較して、それぞれのマスクがどんな方におススメか、まとめてみました。
マスク選びの参考にしてください。
1番 ヒノキ水81%シートマスク
1番 ヒノキ水81%シートマスクは鎮静成分を配合しているため、肌調子が揺らぎがちな方におススメです。
仕上がりはみずみずしいので、さっぱり系が好きな方や、べたつきを抑えたい方にもピッタリです。
また、ヒノキ調の香りがあるので、そういう系統の香りが好きな方は特にリラックスできると思います。
1番 ヒノキ水81%シートマスクをより詳しく知りたい方は、
この「元化粧品開発者が成分解析とレビュー!ナンバーズイン 1番 ヒノキ水81%シートマスク」も是非ご覧ください。
2番 うるもち65%コラーゲンシートマスク
2番 うるもち65%コラーゲンシートマスクは、肌にハリが欲しく、うるモチ肌が欲しい方にピッタリです。
また、濃厚で保湿感が高いので、乾燥肌に悩みがちの方にも使っていただきたいです。
べたつきが少し出がちなので、そういう使用感があまり気にならない方におススメです。
2番 うるもち65%コラーゲンシートマスクをより詳しく知りたい方は、
この「元化粧品開発者が成分解析とレビュー!ナンバーズイン 2番 うるもち65%コラーゲンシートマスク」も是非ご覧ください。
3番 すべすべキメケアシートマスク
3番 すべすべキメケアシートマスクは、毛穴にフォーカスしたアイテムなので、当然毛穴に悩みがある方にピッタリです。
また、保湿力が高い一方でべたつきやすい使用感なので、濃厚タイプが好きな方におススメです。
ただ、マスク中はヒリヒリ感があるので、刺激に敏感な方には不向きです。
3番 すべすべキメケアシートマスクをより詳しく知りたい方は、
この「元化粧品開発者が成分解析とレビュー!ナンバーズイン 3番 すべすべキメケアシートマスク」も是非ご覧ください。
4番 ひんやりクーリングシートマスク
4番 ひんやりクーリングシートマスクは鎮静成分が配合されているため、肌調子が不安定な方におススメできます。
そして、クーリング効果もあるので、肌が火照りがちな方にピッタリです。
使用感はかなりみずみずしいので、しっとり系よりはさっぱり系が好きな方に使っていただきたいです。
4番 ひんやりクーリングシートマスクをより詳しく知りたい方は、
この「元化粧品開発者が成分解析とレビュー!ナンバーズイン 4番 ひんやりクーリングシートマスク」も是非ご覧ください。
5番 白玉グルタチオンCふりかけマスク
5番 白玉グルタチオンCふりかけマスクには美白成分にフォーカスしているので、配合濃度などこだわりがある方におススメです。
使った後には肌が明るくなるので、肌がくすみがちな方にもピッタリです。
使用感は保湿力が高いのですが、べたつきも感じやすいので、そういう濃厚な使用感が好きな方にもおススメです。
5番 白玉グルタチオンCふりかけマスクをより詳しく知りたい方は、
この「元化粧品開発者が成分解析とレビュー!ナンバーズイン 5番 白玉グルタチオンCふりかけマスク」も是非ご覧ください。
こんな方におススメまとめ
おススメの方をまとめてみると、こんな感じです。
色々な種類があるので、みなさんも何かしらに当てはまるのではないでしょうか。
どれを使ってみたらいいか悩んでいたら、こちらを参考にしてみてください。
まとめ
今回、ナンバーズインの5種類のマスクを、様々な視点で比較してみました。
それぞれ個性的なマスクで、一長一短もあったりするのが分かってきました。
この記事で、それぞれのマスクの特徴をしっかりと理解していただき、みなさんにピッタリなマスクを見つけていただければ幸いです。
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