こんにちは。kazunariです。
グリップがだいぶ劣化してきたので、グリップ交換を検討しました。
ただ、それなりの本数があるので、ゴルフショップでグリップを購入し、交換してもらうとそこそこのお値段がしてしまいます。
そこで、Amazonを見てみると、13本セットで数千円といった激安セットが結構売られていました。
グリップに特にこだわりはないので、ちょっと怪しいですがセット品を自分で交換してみました。
この記事では、グリップの交換方法等に関してまとめています。
・Amazonで売られているグリップセットってどうなの?
・自分で交換するのは難しくないの?ぜひ最後までご覧ください。
購入したもの
私が購入したのは、SAPLIZE(セープライズ)というメーカー?ブランド?のグリップセットです。
Amazonの口コミ数と内容を参考に決めました。
グリップが13本と、自分で交換するためのツールがセットになって3,999円(税込)です。
1本あたり、300円ちょっとの計算になります。
めちゃくちゃ安いです。
セットの詳細な内容は以下の通りです。
- グリップ13本
- 両面テープ
- 溶剤
- カッター
- ラバークランプ
- 説明書
グリップは少し太めのミッドサイズを選びました。
バックラインはありません。
両面テープはグリップの数より5枚ほど多く入っていました。
多少失敗してもやり直せます。
溶剤はスプレーが付いてるので、そのまま使えます。
説明書はちょっと変な日本語で書かれていますが、QRコードでYouTubeの説明動画に飛べます。
この動画が分かりやすいので、説明書自体はほとんど参考にしませんでした。
楽天市場でグリップ交換キットを探す。交換方法
簡単にグリップの交換方法をま説明します。
初めてグリップ交換をしてみて感じた、注意点等をまとめてみました。
まずは一番使っていない6番アイアンを実験台にしました。
同梱のカッターで、グリップを切っていきます。
思ったよりも簡単に刃が通っていきました。
カーボンシャフトの場合、刃で傷がつくと割れてしまう恐れがあるので、注意が必要です。
カッターでグリップに切り目を入れたら、手でグリップを剥いていきます。
こんな感じで、簡単にきれいに剥けます。
シャフトには両面テープが残っているので、根気よく剥がしていきます。
スチールシャフトの場合は、かなり簡単に剝がせました。
ただ、カーボンシャフトになると、テープの粘着成分がシャフト側に残り、かなり大変でした。
カーボンシャフトのテープ剝がしが、一番時間のかかった工程でした。
古いテープを剥がしたら、新しい両面テープを貼ります。
両面テープはグリップよりも短いので、特にグリップからのはみだしは気にする必要ありません。
ただ、説明動画では、グリップエンドの方を少し余らせて貼るように指示があったので、その通りにしました。
テープを貼り終えました。
ここもそんなに苦労はありませんでした。
この後が緊張のグリップ装着です。
グリップ装着の際には溶剤を使いますが、効率良く溶剤を使うため、バットと筆を用意してみました。
溶剤はそれなりに臭いがしたり、飛び散る恐れがあるので、外での作業に切り替えました。
まず、グリップの両面テープの粘着面に溶剤を10回程度スプレーをしていきます。
その際、溶剤が垂れるのでバットで受けるようにします。
スプレーしたら溶剤のムラが出ないように、筆でも溶剤を塗り広げます。
この時に、バットに垂れた溶剤を使います。
続いて、グリップエンドにガムテープを貼って、穴を閉じておきます。
ここから溶剤が漏れるのを防ぎます。
グリップに溶剤をスプレーしていきます。
この時は特にたっぷりと20回ほどスプレーしました。
溶剤をグリップ内にたっぷり入れ、グリップをクルクルと回して全体に行き渡らせます。
シャフト、グリップどちらも溶剤でたっぷりとつけたらグリップを装着していきます。
装着前にグリップエンドのガムテープは剥がしておきます。
シャフトがヌルヌルするので、グリップ装着は少し手こずりました。
グリップの口が小さいので、少し角度を付けて口を広げると装着しやすくなります。
あと、溶剤でヒタヒタになっているので、グリップのゴムが装着の反動で弾かれて、溶剤が飛んでくることがありました。
目などに入ると大変なので、保護メガネ等もあると安心です。
ここの工程は少し慣れが必要です。
シャフトがグリップに入ると、後はスルスルと奥まで入っていきます。
ある程度まで入ったら、グリップエンドを下にして、押し込みます。
装着後も割と位置の調整は利くので、グリップのマークとクラブのフェースを合わせるくらいの余裕はあります。
これで後は、4,5時間乾燥させておけば完成です。
最初は手こずったり、慎重にやっていたので、2,30分程かかりましたが、慣れてくると、10分以内にできるようになります。
ドライバー、ユーティリティを含む合計10本のグリップを交換しました。
最初は溶剤が足りるか不安でしたが、10本交換しても半分は残りました。
テープ剝がしで時間を取られましたが、2-3時間程度で作業できました。
もう慣れたので、次やるときは1.5時間もあればできる気がします。
楽天市場でグリップ交換キットを探す。交換してみた感想
交換して感じた感想は以下の通りです。
・意外と簡単にできた!
・カーボンシャフトはテープ剥がしは大変だった
・Amazonのキットだけでも十分交換できる意外と簡単にできた!
思っていた以上に簡単でした。
いろいろなレビューで、苦戦している報告があったので不安でしたが、動画を参考に作業すればそこまで手こずることはありませんでした。
やればやるほど慣れてくる感覚が得られます。
1回やると自信がつくので、次回以降も自分でやろうと思います。
慣れてくると楽しくなってきますよ。
カーボンシャフトはテープ剝がしが大変
全体を通して簡単でしたが、ここが一番苦労しました。
スチールシャフトだとするするとテープが晴れてくれるのですが、カーボンシャフトは粘着質が残ってしまいます。
そこで、対策方法を調べて実践してみました。
ドライヤーで温めて剝がしたという報告を参考にしてみましたが、全然効果ありませんでした。
次いで5-56を吹いて、少し置いてみました。
こちらは割と効果があって、テープの粘着力をかなり落とすことができました。
それでもスチールシャフトほど簡単ではなかったです。
あまりにも面倒だったので、グリップは余っていましたが、ウッドの交換は諦めました。
Amazonのキットだけでも十分交換できる
グリップに付属してきたオマケの認識でしたが、十分にこれだけで交換できました。
安かろう悪かろう、と少し侮っていました。
必要だと思われるものが、大体セットになっているので、バットと筆は追加で用意しましたが、無くても全然問題なかったと思います。
とにかく安くグリップ交換したい方には、ピッタリなセットだと思いました。
楽天市場でグリップ交換キットを探す。まとめ
今回はAmazonで売っていた激安のグリップセットを、自分で交換してみました。
思った以上に簡単で、それなりの仕上がりになるので、大変満足しています。
自分でこういった作業をすると、クラブにより愛着が持てるようになりますよ。
グリップは消耗品なので、最近全然交換していない、という方はこれを機に一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。