元化粧品開発者が【コスメデコルテ リポソーム】に似たアイテムを探してみた。

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コスメデコルテの代わりアイキャッチ
この記事を書いた人

某化粧品メーカーの元化粧品開発者。
約8年間、基礎化粧品一筋の開発者として多数の化粧品の処方設計に従事。その後転職し、現在は肌に関する研究活動に注力。
化粧品開発者としての知識や経験を基にしたスキンケア情報や、ライフハック的な情報を随時発信。

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コスメデコルテのリポソームは多くのコスメアワードを受賞しており、非常に人気の高いブランドとなっています。

リペアセラム手に持つ

私もアドバンストリペアセラムをレビューしましたが、非常に良い美容液に仕上がっていると思いました。

ただ、デメリットとしては、やはり価格が高めであることが挙げられます。

「良い美容液なんだけど、リピートするのはちょっと厳しい。」と考える方も少なくないと思います。

そこで、今回はコスメデコルテ リポソームに似てるけど、コスメデコルテよりもお値打ちなアイテムを探してみました。

コスメデコルテの代わりを探している方は、ぜひ最後までご覧ください。

コスメデコルテ リポソーム アドバンスト リペアセラムに関して詳しくは、
この「【元化粧品開発者の成分解析&使用レビュー】コスメデコルテ リポソーム アドバンスト リペアセラム」も是非ご覧ください。

コスメデコルテはリポソームの配合量が最大の特徴

リペアセラム本体

コスメデコルテ リポソームに似たアイテムを探すためには、まずコスメデコルテの特徴を知る必要があります。

コスメデコルテ リポソームの最大の特徴は、なんと言ってもリポソームの配合量です。

アドバンスト リペアセラムでは、1回の使用量としての0.1mLあたりに1兆個のリポソームが配合されています。

kazunari
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非常に多くのリポソームが配合されているのが分かりますね。

リペアセラム全成分表示

全成分表示を見ても、リポソームの主な材料の水添レシチンがかなり前方に記載されています。

このことからも、確かにリポソームが大量に配合されていることが分かります。

kazunari
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全成分表示は配合順に記載されるので、ざっくりとした配合量の多寡が判断できます。

そして、リポソームには、

  1. リポソーム内の美容成分の浸透力が上がる
  2. リポソーム内の美容成分の安定性が上がる
  3. リポソーム自体が肌の上に保護膜を作る

といった、普通の化粧品成分とは異なる特徴を持っています。

特に肌の上に作る保護膜は、高い保湿感やハリ感を出してくれるため、スキンケア効果を大きく底上げしてくれます。

kazunari
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テクスチャーも独特の密着感があります。

そのため、コスメデコルテ リポソームの評価の高さは、この大量のリポソームが要因の一つと言えます。

memo

様々な効果を持つリポソームを大量に配合しているのが、コスメデコルテの最大の特徴。

リポソームに関して詳しくは、
この「【元化粧品開発者が解説】リポソームとは??どんな効果があるの??」も是非ご覧ください。

同じ成分を探すなら、リポソームの材料を見るべき

リポソーム
引用元:コーセーHP

先ほどお伝えした通り、コスメデコルテ リポソームの最大の特徴はリポソームの配合量です。

ですので、似たアイテムを探す場合も、リポソームが大量に配合されていることが条件となります。

kazunari
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コスメデコルテより安いのも絶対条件ですね。

そして、リポソームは成分名ではなく、材料となる成分で出来た複合体の名前なので、成分名で見るなら主な材料の水添レシチン”に着目してください。

ただ、コスメデコルテ リポソームには、リポソームに関する成分以外も配合されているので、それらの成分は気にしなくていいの??

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、基本的にはリポソーム関連以外は無視でいいです。

なぜなら、リポソーム以外の成分は、他の成分で替えが効くからです。

例えば、アドバンストリペアセラムで2番目に多く配合されている成分で、BGというものがあります。

BGは保湿剤で、うるおいを与える効果がありますが、グリセリンやDPGといった他の成分で同様の効果を得られます。

BG以外の成分に関しても、同じように他の成分で替えが効くので、全く一緒の成分が配合されている必要がないのです。

一方で、リポソームは他の成分で、リポソームと同じ効果を出すのはかなり厳しいです。

kazunari
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リポソームのいろんな効果のうち一個は他の成分でも出せる、といった感じなら可能ですが、すべての効果を他の成分で補うことはできません。

以上の点から、コスメデコルテ リポソームの似たアイテムを探すなら、リポソームの関連成分が多く配合されている点に着目すべきなのです。

memo

似たアイテムを探すなら、効果の替えが効かないリポソームの成分にこだわるべき。

コスメデコルテ リポソームに似てるアイテムを探してみた

アドバンスト リペアセラム
引用元:コスメデコルテHP

では、リポソームの配合量という観点で、コスメデコルテに似たアイテムを探してみました。

すると、ひとつリポソームを大量に配合した美容液を見つけることができました。

AMONAセラム手に持つ

それが、こちらのAMONA リポソーム セラムです。

AMONA COSMETICSというブランドから出ている美容液です。

kazunari
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リポソームに特化している観点で探してみて、この存在をはじめて知りました。

結構マイナーな商品じゃないかと思います。

気になるリポソームの量は0.1mLに5兆個と、コスメデコルテの美容液の5倍を謳っています。

コスメデコルテと同様にリポソームの配合量をウリにしています。

また、全成分表示を見てみると、

水,BG,グリセリン,水添レシチン,コレステロール,(アスコルビル/トコフェリル)リン酸K,セラミドNP,セラミドNG,セラミドAP,フィトスフィンゴシン,ベヘニルアルコール,ステアロイルラクチレートNa,ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10,トコフェロール

リポソームの主な材料である水添レシチンが4番目に記載され、かなりの量が配合されていることが分かります。

ちなみにコスメデコルテの美容液、アドバンストリペアセラムの全成分表示は以下の通りです。

水・BG・グリセリン・水添レシチン・DPG・PCA-Na・アセチルグルタミン・エクトイン・シラカンバ樹液・セリン・テンニンカ果実エキス・トコフェロール・ヒドロキシプロリン・ビフィズス菌培養溶解質・加水分解ヒアルロン酸・加水分解酵母タンパク・酵母培養液・(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー・カルボマー・キサンタンガム・コハク酸・コハク酸2Na・セラミドNG・フィトステロールズ・水酸化Na・フェノキシエタノール・安息香酸Na・香料

全成分表示の中で最初の4つの成分が、どちらもBGグリセリン水添レシチンとなっています。

この点からも、AMONA リポソーム セラムはコスメデコルテの美容液に似ていると言えます。

kazunari
kazunari

これほどリポソームの配合量にこだわった美容液は他には見られません。

コスメデコルテの代わりでは、こちらが最善だと思います。

memo

AMONAの美容液はコスメデコルテ以上にリポソームが高配合され、代わりとしては最善策と言える。

コスメデコルテとの比較

コスメデコルテとAMONA

コスメデコルテとAMONAの違いを、スペックと使用感で比較してみます。

スペックの比較

まずはスペック比較をしてみます。

それぞれの違いを表にしてみました。

リポソーム比較表

配合成分に注目すると、配合量の多い成分はかなり似ています。

一方で、エキスなどの訴求成分はコスメデコルテの方が、種類が豊富に配合されています。

AMONAの方は、よりシンプルな設計です。

セラミドがメインの訴求成分となっており、こちらはリポソームの材料としても働きます。

そこにビタミンC誘導体がプラスされています。

kazunari
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AMONAはリポソームの特徴は引継ぎつつ、それ以外は割とシンプルにした感じになっています。

一番気になる価格ですが、1mLあたりの単価で比較すると、AMONAの方がかなりお値打ちです。

kazunari
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特にAmaozonの定期お特便を利用すれば、3,000円前半で購入可能です。

定期お特便は1回だけの注文でも問題ないので、試してみるハードルが非常に低いです。

さらに、AMONAにはリポソームがコスメデコルテの5倍配合されているので、リポソーム個数あたりで見ると、よりお得感が増します。

コスメデコルテの方が様々な美容成分が配合されていますが、やはり主役はリポソームです。

主役のリポソームをお値打ちに使えるAMONAの美容液は十分、コスメデコルテの代わりになり得ると言えます。

memo

AMONAはリポソームがコスメデコルテ以上に多いにも関わらず、価格が抑えられ、コスメデコルテの代わりにピッタリ。

使用感の比較

それぞれを使い比べてみると、結構違いはありました。

美容液粘度比較

まず、美容液の粘度が全然違います。

コスメデコルテはポテっとした感じの粘度がありますが、AMONAの方はかなりサラッとしています。

使ったときの仕上がり感も結構違いました。

リペアセラムなじみ後

コスメデコルテの方は、濃厚な保湿感に包まれ、しっとりとした感触が心地よい仕上がりになります。

AMONAセラム馴染み後

一方で、AMONAの方はリポソーム由来の保湿感とハリ感をより強く感じられました。

どちらも保湿感はしっかりありますが、その保湿感のタイプが結構違いました。

コスメデコルテの方は、リポソーム以外にも保湿剤や保湿力のあるポリマーなど複合的で濃厚な保湿感があります。

AMONAの方はシンプル配合成分のため、リポソームがメインの保湿感になっています。

ただ、シンプルではありますが、リポソーム自体が保湿力やハリ感が強いので、それがしっかり出ているという感じです。

使用感の方向性はそれぞれ違っていたので、コスメデコルテの代わりとして全く同じと思うと違和感があるかもしれません。

ただ、リポソームのテクスチャーは独特な心地よさをもっているので、コスメデコルテから置き換えてみると、こちらの方が好き、という方も結構いると思います。

kazunari
kazunari

私は断然AMONAのテクスチャーの方が好きでした。

memo

使用感はそれなりに違っていた。AMONAの方がリポソームのテクスチャーがよりしっかり感じられる。

結論:美容液は似てるアイテムで代替可能

2本の美容液

今回、コスメデコルテ リポソームの代わりになるアイテムを探してみました。

その結果、美容液はAMONA リポソーム セラムに辿り着きました。

コスメデコルテを超えるリポソーム量を配合しながら、それ以外はシンプルな構成になっていて、価格が抑えられています。

この内容であれば、十分コスメデコルテの代わりが務まります。

コスメデコルテはすごく良いけど高くてリピートできない!!

とにかくリポソームの効果をお値打ちに欲しい!!

という方にピッタリだと思います。

kazunari
kazunari

スキンケアは継続が重要ですので、リピートのしやすさはとても大事です。

コスメデコルテの代わりを探している方は、ぜひチェックしてみてください。

AMONA リポソーム セラムをより詳しく知りたい方は、別の記事でレビューしているのでこちらもご覧ください。

AMONA リポソーム セラムに関して詳しくは、
この「元化粧品開発者が成分解析と使用レビュー!AMONA リポソーム セラム」も是非ご覧ください。

効果的なスキンケアには美顔器もおススメ

いつものスキンケアをより効果的にするなら、美顔器を使うのもおすすめです。

dr.tengle
引用元:K Village Meon

例えば、韓国で人気のDr.tengle(ドクターテングル)だと、90kHzの高周波で顔の筋肉にまで働きかけたマッサージが可能です。

kazunari
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高周波によるケアはEMSとも呼ばれ、筋肉をピクピクと強制的に動かすことでマッサージをします。

さらに、毎分900回の振動もプラスされ、より効果的なスキンケアが可能になります。

EMS振動
引用元:K Village Meon

このEMSと振動のダブルのマッサージによって肌のハリ感をアップさせてくれます。

価格は4万円台と決して安くないはないですが、自宅で気軽にエステレベルの施術ができるため、使えば使うほどエステ代を浮かせられます。

そのため、ヘタに高い化粧品を買うくらいなら、美顔器に投資をした方がコスパが高い場合あると思います。

いつものスキンケアに満足できない方は、一度美顔器もトライしてみてはいかがでしょうか。

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